月別アーカイブ / 2016年07月

 相模原で19人殺傷した植松聖容疑者が「この世から障害者がいなくなれば良い」と言っているそうです。
 これに対して、人道的な、情緒的な点からの反論は、同感するところですが、多くの方がおっしゃられるでしょう。
 そこで、私からは単なる人道的、情緒的理由を超えて、現時点で「障害者」と定義されている人も、なぜ我々の仲間として必要なのか、について過去「『障害者』と言われている人を再定義する」投稿したことを引用して再度述べさせてください(詳しくは上記リンクをご参照ください)。
 なお、以下に述べるのは、客観的な理屈で、以下に述べるような役割を障害者の方に押し付けようとかそういう意図はありません。また、乙武さんをチクっとしていますが、個人的には凄いな。と思っています。
①何が障害か?は時代や環境に左右される。
②例えば乙武さんのように手足がない人は、手足を作るリソースを他に回すことが可能(乙武さんはちょっと違ったところに回ってる感じもしないではないですが)
③環境の変化に人類が適応するためには、種全体としてDNAの多様性を保持しておく必要がある。
④環境が変われば、現在障害者と定義されている人の方が生存に有利で、現在健常者と定義されている人の方が障害者と定義されることだってある。
⑤障害者の方は、今は不利だけど、今後人類が多様性を保持して、生き残っていくためのDNAのプールとしての重要な役割を持っているし、人類の進化の可能性を示している。われわれの平凡な遺伝子とは異なる。
⑥障害者について、「我々もそうなる可能性があった」、「人類全体にとって必要な仲間」という意識を持つべきだ。
よって、障がい者と呼ばれている方への支援は、ボランティア精神や憐みの気持ちから行うものではなく、積極的に行わなければいけないことなのです。
障がい者をお荷物扱いする発言をしてはいけないのは、それが人道に反するからではなく、事実として彼らがお荷物などではないからだ。
です。
 もちろん介護現場の大変さとかいろいろあるでしょうが、人殺す理由にはなりませんよね。そんな考え方をする人は現在の日本で「健常な」考え方ではありません。植松氏の理屈に乗ったとしても、植松氏は自らも、自分が抹殺しようとした「障害者」だということを自らの行動によって証明したようなものです。
 

鳥越氏の選挙公約にガン検診100パーセントというのがあります。
これ、聞こえは良いですが、完全に無駄です。
たとえ、自らのイデオロギーの立場を極端に左翼側に置いたとしても反対すべき無駄です。

これから論証します。なお、論証にあたっては、以下の書籍を参照しております。


原題 
The Drunkard’s Walk 

邦題「たまたま」

シグナル&ノイズ
<陽性と診断された人の10パーセント以下しか、本当にガンではない!>
 世の中のすべての検診がそうですが(それこそオリンピックのドーピング検査ですら)、検査にはすべて偽陽性(ぎようせい)の偽陰性の問題が存在します。
 偽陰性は、「本当はガンがあるのに、検査結果が陰性となる場合」です。
 偽陽性はその逆で、「本当はガンがないのに、検査結果が陽性となる場合」です。
 意外に聞こえるかもしれませんが、検査をすり抜けて無反応になってしまうことだけでなく、検査がいわば過剰に反応して陽性になってしまう誤りもあるんです。
 では、実際に検査した場合、陽性と判断された人の中でどれくらいの人が本当にガンになるのでしょうか。以下の前提で計算します。

<ベイズの定理で計算できる>
書籍を前提に以下の前提で話を進めます。 
 

40代の女性の乳がんの罹患率は1.4% 

マンモグラムの偽陽性確率は10%  

マンモグラムは女性ががんである場合に75%の確率で発見する

この場合に、「検査で陽性という事実」が生じた場合に、「真実ガンが存在している」事実の確率は、「ベイズの定理」の計算式XY/(XY+z(1-X)) で以下のように考えます。

検査で陽性という事実が起きる前の40代女性の乳がんの確率(一般的な統計的確率)をXとします。
真実ガンに罹患している場合にマンモグラムが陽性と出る確率をYとします。
真実ガンに罹患していない場合にマンモグラムが陽性と出る確率をZとします。 

ベイズの定理の算定式は XY/(XY+z(1-X))    です。

そうすると、答えは
0.014×0.75/(0.014×0.75+0.1(10.014))=約9.6

で、「検査で陽性と出た人」の9,6%だけが真実ガンということが予想されます。
1人も漏らしたくないというのであれば良いですが、莫大な費用払って検査機械メーカーと検査業者に税金投入して儲けさせることだけになっちゃいそうです(こういうの鳥越氏嫌いそうですよね)。

<エビデンスに基づいた社会政策を!>
 私が昔にブログで書きましたが、
https://lineblog.me/tamurahayato/archives/2277694.html
 今後ビックデータの活用とAIの利用によって、従来の「こうあるべきだ」「こうなるはずだ」というあるべきだ論やイデオロギーに基づく社会政策ではなく、問題解決の方法として「データによるとこうなるはずだ」というアプローチでの解決を望みます。
 それまで出来なくても、最低限、別荘についてきた女性の本心くらい読み解ける人に都知事になって欲しいですね。
 ということで鳥越氏は今の所都知事としてはどうかなと疑問符を持っています。 

① 鳥越氏を擁護します(なってる?)
<鳥越氏に対する文春報道は適法なのか?>
 鳥越俊太郎候補が女子大生と別荘に行った際、無理やりキスし、さらにその先の行為もしようとしていたとして「淫行」と文春に書かれています。
 選挙の候補者ですから、私生活上の事も書かれることは仕方ないとしても、いわゆる淫行条例上の淫行とは違うことからその表現には疑問が残りますね。
 また、女子大生も別荘まで行ってるわけですし、タレコミ元がその夫というところも含めて、事実関係が真実だと信じるに相当な理由を後で証明出来るのかの点も疑問です。
<名誉毀損とならないためには、少なくとも「本当だと思ってしかるべき事実」が必要>
 名誉毀損行為が正当化されるには、文春が、記事にした内容が真実と信じても仕方ないというレベルの情報に接していたことが必要です。
<ネタ元が被害者本人ではない>
 しかし、現在の報道ですと、ネタ元は被害女子大生本人ではなく、その夫というらしいです。この夫婦関係が現在離婚の危機等にある場合には、その話の信憑性はググッと下がります。ここからは全く仮定の話ですが、妻が冗談で、または自分の価値が高いと言いたくて、昔鳥越氏の別荘に複数で行ったときの話を膨らまして行ったことを夫が信じ、しかもたまたま妻の過去すら気にするタイプ(ナイナイの岡村さんもそんなこと昔言ってました)で妻も鳥越氏も恨みに思っててタレ込んだ可能性もありますし、さらに言えば、夫は、妻から鳥越氏の別荘に複数で行ったことしか聞いていないのに、妻が鳥越氏のことを好きそうにしているのが気に食わなくて話を盛ってタレ込んだ可能性さえあるわけですから、この被害者本人のインタビューが取れていないとすれば、正当化されるかについては疑問符がつきます。
 そもそも、報道内容が本当かも信じられないというところなのではないでしょうか。

<鳥越氏は妻との約束通り、妻が死にそうな場合に備えていただけ?>
2011年のポストの報道ですが、鳥越氏は、妻に対して「先に死んだら20代の嫁をもらうからな」と言っていたそうです。
http://www.news-postseven.com/archives/20110417_17686.html
だから、嫁候補として20代の女性に手を出していただけ!妻にもなんにも悪くない!!!


とはいえないでしょうねー↑みたいに言う人は既に結論ありきで鳥越氏を応援しているだけで冷静な判断能力を既に書いている状況ではないでしょうか。。。。

報道内容が事実だった場合、まあ、「大人の女性を別荘誘ったら来た。口説いてキスしたらそれ以上拒まれた、そりゃないぜ」ということで、鳥越氏も20代のときの話だったら傷は浅そうですが、年齢を重ねてもそのあたり自制ができないという点から、ガンのことを除いても、脳の前頭葉の働きに疑問が残ります。
 

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