アエラ2月8日号にLINE流出の件でコメントを出しました。
夫の携帯のロックを解除してLINEの画像を写真にとっても犯罪ではないが、クラウド上にあるIDとPASSWORDで守られているデータにアクセスすることは不正アクセス防止法に引っかかるということをコメントさせていただきました。

ところで川谷絵音さんのLINE流出の方法については、いろいろな情報がありますが、長谷川豊さんの独自の情報によると、クローンiPhoneを作っているそうですね

この方法ですと違法行為です。

長谷川豊さんのブログ興味深く拝見しました。
長谷川さん曰く、川谷妻が刑事事件を起こしているから一番悪く、次に夫、次にベッキーということで過剰なベッキー叩きに警鐘をならされています。
過剰なベッキー叩きについては同感ですが、川谷妻が本当に悪いのか?という点は、刑事事件と民事事件とが質的に異なるのか、誰に何の損害を与えたかという点では私はもっと深く考えるべきだと思います。
さらに深く言えば「この価値観が正しい!」という価値絶対主義がそもそも怖いものだと思います(これは最近の日本の政治的言論の対立構造についても危機感を持っています。左右両方の陣営に相手方を潰そうとして妥協を許さない怖さを感じています。)

まず、刑事事件といっても殺人から立ち小便まで際があり、民事事件といっても数百億の損害から数円の損害までさがあり、刑事事件と民事事件の差は質的な物ではなく量的なものではないでしょうか。

川谷妻は長谷川さんのいう通りであれば(いう通りでない場合長谷川さんに名誉毀損の訴訟リスクが生じます)、確かに不正アクセス防止法に該当しますが、その罪は1年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

それに対し、ベッキーがサンミュージックやCMスポンサーに対して生じさせた金額は数億と言われています。サンミュージックとしては稼ぎ頭が休養されては他の従業員の生活も苦しくなる可能性もありますし、スポンサーだって多額の費用をかけて作ったCMを無駄にされたり商品イメージを損なわれたら大変だと思います。

夫はこれでダウンロードが増えたので(これが曲は面白くていいんだ。私もダウンロードしてしまった)長い目で見たらイメージダウンかもしれませんが、まだ会社や周囲に損害は発生させてません。奥さんに対する慰謝料と、ベッキーに対して最初既婚者であることを隠していたのであればその慰謝料だけです。

ここまで整理したあとはあとはそれぞれの人間の価値判断ですが、必ずしも川谷妻のみが悪いとは言えないのではないでしょうか。

東芝が不正会計で仮に上場廃止になって潰れた場合の取締役と、生活が困窮して賞味期限切れのパンを万引きした人とどちらが悪いのでしょうか。
極端かもしれませんが、私が言いたいのは刑事事件=民事事件よりも常に悪いという構造に異議を申し立てたいのです。

さらに価値観の多様性という意味では、欧米ではベッキーに対して川谷妻が慰謝料請求できない国もありますし、逆に不倫した場合に石打の刑や場合によっては殺される価値観も世界にあることを知り、多様性があることを認めるべきだと思います。

私の意見はまだ整理できていない部分もありますが、
人としてやお金としての影響力を考えた場合

一番周囲に損害を与えたのはベッキーさん
結果得をした一番悪いやつは夫
川谷妻は気持ちはわかるが、刑事事件の部分は償いして、でもおそらく起訴猶予か罰金で終わるのでそこまで悪いか?という考えです。
仮に刑事事件を起こしていれば、やっちゃいけないことをしたしあなたもそんなんじゃ救われないよ、といってあげたいですね。