本日フジテレビグッディに港区の弁護士局部切断事件についてコメント出演させていただく予定です。情報番組なので突然予定が変わるかもしれませんが、観てやってください。
放送後、詳細な解説をこのブログでも掲載いたします。

暑いですね。
毎年恒例の暴飲暴食イタリア旅行
(https://www.facebook.com/hayato.tamura.56
2014年10月末から)
に向けてダイエット中の田村です。

最近統計論の本をよく読みますが、統計学が発達することによって、社会政策についても今までのように「あるべき論」ではなく、「政策目的に対するアプローチとしてどうすれば良いか」というエビデンスを元に立案、実証、検証をすることができるようになったと思います。結論からいうと、これを繰り返すことで政権が変わるたびに前の成果が無駄になるということが減り、社会政策の成果の蓄積がなされると思います。資源のない日本ではいかに社会システムを効率化していくかが必要ですから、「どうすべきか」ではなく、「結果をだすにはどうやればうまくいくか」や、「大勢のひとはどういうことをすれば目的の方向に動くか」ということを考える必要があるし、それができる世の中になっているので是非やるべきだと思います。人間は何かを信じたり依存したい本性があるので「こうあるべきだ」と考えたい気持ちはわかりますが、現実をみてどう適応するかという観点からは「どうやったらうまくいくか」をまず第一に考えるべきです。

例えば、「やばい経済学」で書いてあった内容にありましたが、中絶を許さない州が中絶を許すように法律を変えた場合、20年後の犯罪発生率が格段に減ったそうです。その理由は、子供を育てることについて準備ができていない家庭で育った子供は犯罪を犯しがちだ。ということだそうです。倫理的に良いかどうかということを離れ、このようにレトロスペクティブに政策を検証することは必要かと思います。
これをすることによって、例えばある市長で何か問題が改善した場合、「前の市長が行った政策の効果が出てきたのか、今の市長の政策がすぐ効いて良かったのか」ということが検証でき、効果的な政策の選別と、今後の資本投下の判断と、市長に対する評価の適正化ができることになります。
現時点ではこれができずに「たまたまその時うまくいった人」が名市長になってしまっていることがほとんどなのではないでしょうか。
そしてこれは映画会社(ほとんどの映画は制作の意思決定から公開まで長期間かかるので、大成功して興行利益が出る時期と、その映画の制作を決定する時期とに齟齬が生じ、経営者が異なることも多い)や、一般の企業や、野球やサッカーの監督に対する評価(選手の育成)の問題も生じていると思います。
わかりやすく言うと、日本の野球で藤田監督や野村監督は名監督なのですが、スポットライトと賞賛はその後任の監督の方がより多く浴びている気がします。
(なお、上記において私の政治的意見は全く表明されていないことにご注意ください。客観的な因果関係を見ながらもそれでも中絶を許さないという考え方も、許すという考え方も多数決で決めるべきだと思いますし、ひとり親家庭等に偏見もありません。ベイジアン(https://ja.wikipedia.org/wiki/ベイズ確率)的には可能性という枠組みでしか考えられないし、逆に言えば100パーセントの確率ということはこの世に存在しないので、偏見は危険だと意識しています。一番犯してはならないミスは、相手方の考え方を自分で勝手に決めつけ、攻撃してしまうことや、場合によっては攻撃対象を探すだけになってしまうことだと思います。)

ちなみに、統計的に、「株式市場において手数料を考慮した場合、長期的に利益をもたらすことは困難であること」素人が勘で投資した場合とディーラーと呼ばれる人が一生懸命考えて投資した場合とは違いがないことは明らかになっているようです。
詳しくは「シグナル&ノイズ」で。
アナリストの存在意義は否定しませんが、市況はあまりにも複雑な要素が影響しすぎてしまうので、人間レベルでは因果や相関関係の解明が無理で、高性能なAIが開発されないと無理かもしれないですね。

と考えながら、統計的には低カロリーの食事と運動を続ければ痩せることはほぼ確実だとわかっているんだからやれという「あるべきろん」には適応できずに、「自堕落な人間が自然と低カロリーの食事と運動をやりたがるような良い方法はないか」と考えているところです。

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