言いたかったけど言わなかったコメントと、話したコメントの説明やこぼれ話です。
1 新型コロナウイルスの件
 人類はペストや天然痘も克服した(特に天然痘はワクチンで撲滅できた!)ので今回も乗り越えられるとは思う。
 しかし、拾ったマスクを転売する人や、武漢から帰ってきたというだけで家に板を打ち付けて出られなくする人をみると、科学は進歩しても、人類の中身自体はペスト流行の時代からあまり進歩していない。そちらの方が心配になりました。昔尊敬する風間晋さんが「人類はパンとサーカスの時代から進歩していないんじゃないか」という趣旨の話をおっしゃっていたことをまさに感じました。
 正しく怖がる必要があるので、パニックにならないことが一番大切だと思う。おそらく日本でも日本人同士の人から人への感染が起きると思う。しかしそれは今まで人類が経験して乗り越えてきたことでもある。
 中国は初期の医師に口封じしたという情報統制が完全に間違っていた。しかしその誤りをすぐに最高裁が訂正した点や、武漢閉鎖、海外渡航制限、新病院建築という点もあり、全てがだめという印象は受けない。
 エボラ出血熱の際、アメリカは封じ込み作戦のためにアフリカに協力した(はず)が、今回中国に協力することはないんだろうな。。オバマとトランプで考え方はかなり違うだろうし。日本にとっては拡大防止という意味ではオバマの方が良かったのではないか。
 ポピュリズムはポピュラーだという言葉が出ていたように、世界でポピュリズムでいいじゃないかという流れは今後もしばらく変わらないだろうと木村太郎さんから教えていただきました。
 浦島先生毎日出ずっぱりで大変だろうな。
2 田村亮さん復帰の件
 田村淳さんは社長業に向いている方になられたなーという印象
 亮さんが復帰しやすいように時間をかけた雰囲気作り、自分の行動がどうあるべきか、といった目標達成のための戦略をつくり、自分の感情を押し殺してでも目標達成のために冷静に行動するということができていたという印象。マンージメント業に向いているんじゃないか。
 宮迫さんはもちろん面白い芸人ですが、ユーチューブ を見てしまうと、まだあの騒動を思い出してしまった重い気持ちになる。ロンブーの会見は明るいムードで不祥事を忘れさせる印象があった。
 日本では、「周囲のご理解を受けて物事を進めていく」ということが大切で、印象がよくなるということが(良い悪いは別として)再確認できた事例
3 沢尻エリカ被告裁判の件
 担当医の方がわざわざ裁判所に来てくれるなんて異例な話。
 同居していたお母さまが法廷にいらっしゃらなかったのは体調不良ということだけれど、よほどの体調不良であれば診断書を出すし、診断書出せない程度の体調不良で裁判所に来ないということは、「世間の耳目に晒されたくないから逃げた」との印象を裁判所に与えかねない。
 担当医の方に来ていただく交渉と費用の拠出、弁護士3人をそれぞれどの会社が依頼したかということを考えると、復帰に向けた周りの大人の意向が強く出た弁護方針だったのではないか、そしてお母さまに当事者意識が醸成されているのか?という印象
 もちろん成人した娘の件なので母親は無関係であるけど、同居している母親が法廷に来ないということは、今後の監督に不安が残るということになる(実質一人暮らしと同じレベルなのではないか)。
 薬物の方の復帰には、お節介だけど甘やかさないという対応が良いのではないかと個人的には考える。





 




 

 今まで動物看護師という民間資格はありましたが、国家資格ではなかったことから、看護師の方が獣医師の手伝いをどこまで出来るのか?は難しい問題がありました。
 しかし、愛玩動物看護師法が制定され、2023年(令和5年)かその翌年には国家資格を持った動物看護師の方が誕生する見込みです。
 これにより、動物看護師の国家資格化で獣医院経営の主体が獣医師から看護師や企業にさらに移っていくのではないかと考えています。
 以下は農水省が示しているタイムスケジュール
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農水省によると、動物看護師の方が携われる業務は幅広く(ただし「獣医師の指示の下に行う」という制限付き)、獣医師でなければならないのは、手術、エックス件検査、診断です。
以下が農水省が出しているイメージ
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これをみると、ご家族(愛玩動物の飼い主の方)が日常的に接する機会が多い内容については、動物看護師の方が多く携わることになります。
また、獣医療の特殊性として、医療法人ではなく株式会社による運営が許されています。実際に企業が獣医師を雇用して運営している形態があります。
動物看護師の方についても、顧客であるご家族と日常的に接して、信頼を得ている看護師の方に顧客がつき、看護師の方が獣医師を雇用し、経営することも将来的には増えることも考えられます。
これは弊害だけでなく、獣医師の方が全て経営の意思や能力を有しているわけではないですし、ご家族の立場からすれば獣医師だけでは手が回らない周辺サービス(高齢動物のケア、しつけ、既に診断がされている動物への経口投薬)が充実することになりますし、需要に適正に供給されて経済が回るという良い面が考えられます。
そう考えると動物看護師の資格は将来性のある資格であると同時に、その教育現場においては経営学や企業マネージメントについても教育すると優秀な人材を輩出することになるのではないかと思います(これは獣医大学においてもそうでしょう)。
弁護士はまだ参入規制がされていますが、効率よく需要に供給をし、適正な金額をいただき、従業員に安定した生活を保証する事務所を安定的に経営するという能力は弁護士にとっても有用な能力ですし、企業の相談を受ける際には経営の視点は必須です。ロースクールにおいても法律事務所経営学を教授する必要もあるのではないかと考えます。

東出さんと唐田エリカさんの不倫について様々な意見があります。
東出さんの件で不倫バッシングする理由としては
1 杏さんへの共感
2 自らに置き換えた場合の不安・恐怖
が想像されますが、東出さんの問題を離れて不倫被害に遭った方や、不倫を知った周囲の方がよくおっしゃる理由は
3 善人ぶっているけれども本当はこんな酷い人だったと知らしめたい
ということが多いです。
虚名を剥ぎたい、本当は酷い人がいい顔をして世間から称賛されているのが許せないという感情です。
1や2よりも3が大きいことが、不倫をしていても叩かれない人と、叩かれる人との一番の違いです。
もとから善良なイメージでない方はそれほど叩かれません。
この感情自体人間が自然に持っているものでしょうし、酷い人に周りの人が騙されることを防ぎたいという人間の社会性から出た自然な感情なのかもしれません。そしてその内容が真実であり、その内容が公共の利益に関する限り表現の自由の範囲として許されるというのが裁判所の立場でもあります。

例えば、あるアイドルグループの判例で裁判所は
「一般に,芸能人の芸能活動が広く一般人の個人的趣味に働きかけること等を通じて公共性を有するものであり,上記各事実が○○に係る芸能活動及びこれに関連する原告の生活関係に関するものとみるべきものであることからすれば,本件記事等が公共の利害に関する事実に係るものであることは明らかであるというべきである。」
と判断しています。
ようは、「芸能人は一般の方の興味対象となることを仕事としていのであるから、その行動は公共の利害に関する事実として、広く知られて評論される性質のものだ」
と判断しているのです。
確かに、芸能人の活動、しかもその人格的な評価も含めて企業イメージを担っているということからすれば、裁判所の考え方もわかります。

個人的には、人格的評価がなされるのは芸能人に限らないので、一般私人においても、単に事実を伝えるだけの場合には、事実でなかった場合に損害賠償義務を負うという条件付きで不倫の事実を伝えることは許されても良いのではないかと考えていますが、裁判所はまだそこまでは行っておらず、「不倫をした人の活動が、一般の方に広く知られて評論される性質のものか」という実質的な判断から、不倫の事実を公表しても許される範囲を限定しています。

以上が法的な話です。
しかし、法的なことを離れると、東出さんの件は、もちろん悪い行為ですが、
1 杏さんが最も大切なお子さんの父親であることから、杏さんが困らない程度にすべきこと
2 罪と罰は均衡が取れているべきであること
3 不倫と彼の演技や実績は別評価であるべきこと
から評論するときにはそれなりの限度というものはあろうかと考えています。


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