今月から、将棋の棋戦について自由に書けるようになったので(^^)


今日の名人戦で話題の
「千日手」
とは何なのか、書いてみようと思います🎵




「千日手(せんにちて)」というのは、

将棋の対局で、
同じ局面
(将棋盤にある駒の位置、持ち駒、手番がまったく同じ状態)
が繰り返し現れてしまうこと、、、


平たく言えば、同じ状況に何回も陥っちゃう無限ループっていうことです!


「千日」指し続けても、無限ループだから終わらないよ!ってこと。


将棋のルールでは、
その一局のなかで4回以上同じ局面になると、
「千日手」成立ということになり、
その勝負はなかったことになります。



ただ、アマチュアの大会やプロの公式戦では、
勝者がいないと、トーナメントやリーグを進行できなくなって困っちゃいますから(^_^;)
「千日手」になったときは、
もう一局はじめから新しく将棋を指して、それで勝負をつけるわけです。
(これを「千日手指し直し」といいます)


「指し直し」のときは、
千日手になってしまった元の対局で先手だった人が後手に、
後手だった人が先手になるというルールになっています。




じゃあ、どういうときに「千日手」が起こるのか?


「千日手」には、対局している人同士の駆け引きがあってですね😎


対局をしている人は、先を読んでいるので、
「こうやって進んだら千日手になりそうだな」
ということは、千日手になる前にわかります。


千日手になりそうだとわかったとき、
そのまま千日手に誘導するか、
千日手にならないような手を指すか
という選択があるのです。



基本的に、将棋は先手のほうが指しやすいと言われているので、
後手の人は、千日手になってもいいよ〜◎
と思いながら指しています。


千日手になって指し直しになれば、
後手の人は先手になれますからね👍


また、その将棋で不利になってしまっている人も、
どうにかして千日手にできないかな〜(ー ー;)
と思ったりします。


千日手になれば、不利な将棋もリセット。
指し直しになって、はじめからもう一局指せますからね✨


さらに、相手より自分の残り時間がだいぶ多いというときも、
千日手にすることはウェルカムです。


なぜなら、千日手指し直しのときは、
(調整は入りますが)
千日手になってしまった元の対局の残り時間で指すことになるので、
相手より長い持ち時間で、新しく将棋を指せるわけです。


今日の名人戦第1局は、
後手の豊島二冠が先手の佐藤名人より
およそ2時間(!!!) 残り時間が長い状態で
千日手が成立しました。


つまり、後手の豊島二冠は、
明日行われる指し直しの将棋では先手になることができ、
しかも、相手よりかなり長い持ち時間で指すことができるのです‼️


逆に言えば、先手の佐藤名人はそのことをわかっていて、
それでもあえて千日手にしたということなのです‼️



どうしてそうされたのか、というのは、
対局後にわかるかもしれませんね(^^)




人と人との駆け引きまでみられるというのも、将棋の面白いところ。



明日の指し直し局も楽しみですね😊



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