本当は昨日のうちに書ければよかったけど、メンバーとスタッフ、それとこの間のツアーでサポート鍵盤を弾いてくれたなりぽよと、スタッフのお家でバーベキューをした。

午前中のうちからメンバーで集まって、今日公開したラヴラヴラヴを撮ったり新曲のことを話したり、朝から午後のバーベキューのために随分活動的だった。

15:30には買い出しに行くから、とスタッフの家の最寄駅に着いてスタッフの車で近くのスーパーへ行って、たんまり食材をカゴに入れながら店内を歩いた。試食販売をするおばさんから販売用のミートソースを使った一口分のパスタをいただいて、それがすごく美味しかったのでどさくさに紛れてカゴに入れて自分用にしちゃおう!と企んでいた。お肉を今まで生きてきた中で一番多いぐらいの勢いで重ねて、買い物を終えてスタッフの家まで向かう。家に着くともう1人のスタッフも到着していた。スタッフは2人とも女性なので2人はキッチンに立ち、メンバーはベランダでバーベキューの用意、俺はその2つを眺めていた。(なにもしてない)

高校生の時も、クラスのロングホームルームという授業の中で河原でバーベキューをしよう!となったりしても40人もいるんだからバーベキューの用意をしてくれる人がいるし、俺はなにもやらず、調子のいい時だけすでについている火にうちわで風をかけて、手首が疲れたらまた河原にふらっと遊びに行ったり、そんなんだった。無人島に流れてしまった人がいたとして、その相手が俺だったら大変申し訳ない。すぐに今世を諦めた方がいいと思う。


キッチンで女性2人が話しながら野菜を切ったりサラダを作ったりして、外では男子たちがもうお酒を飲みながらダラダラとバーベキューの準備をしている図が、なんとなく正月とかお盆とかに親戚一同が集まってそれぞれの家庭のお母さん同士はキッチンへ、お父さんたちは茶の間で話したりしてる、みたいなあぁいう図で、それを見ているだけで結構もう心地よかった。大人になるにつれて親戚同士が昔のように集まることもなくなってしまったから、そういう、謎の安心感のある平和な風景を感じれたのは嬉しい。

夕方は風も少しあって、微妙に曇り空で、時々寒くなる感じだったけどダラダラお酒を飲みながらダラダラ話しいるのを楽しむ横で、七輪の炭になかなか火がつかなくて悪戦苦闘していた池田さんがいた。

18時ごろになって七輪の調子もイケイケになってきて、そこで初めて、みんなで乾杯をしてお肉を焼き始めたりした。話題やテーマがあったわけじゃないから、本当にその場で話したいことを話して、ただそれだけ。それだけの時間。それだけなのにすこぶる楽しかった。

メンバー同士でこうしてただダラダラしてたのも久しぶりな気がするし、街を一望できるベランダだったから遮るものもないし、自分たちだけの秘密基地みたいな感じで。
かつ丸はお酒を飲むと口が悪くなる。こういうことを言うと「イメージじゃなかったです…」とか言われたりすることがあるけど、「イメージ」ってなんだ。相手が作り上げた偶像通りにならないことで勝手に傷つかれたり引かれたり、イメージってなんだろう。
だからかつ丸が酔い過ぎると口が悪くなることもうちらはいつも通りその風景を見ているし、かつ丸もそのことを自覚しているからこういう時にしか深くお酒を飲まない。むしろものすごい良心的だと思う。ごんたはずっと七輪をあっためてたし、お酒の弱い池田さんは早い段階で眠たそうにしてた。俺は寒くなったら部屋に入ってぼーっとしたり、LINEの返事をしたり、別に誰かがいなくても戻ってこい、とか言ったりしてこないバランス感がすごく心地いい。

むしろかつ丸の擦れた闇深いところをみんなにお披露目してあげたいぐらい面白いからみんなに見せたい(性悪)

正体の見えないものや得体の知れないものはだいたい怖い。だからどうしても自分の中で安心できるものを当てはめたくなる。

「優しそう」「怖そう」

俺もそうだからこそ、すこぶる、常にはいらない感覚だと思う。先入観とかイメージとかなんて、特にうちらは楽曲や声から与えるイメージは多くなる。
でもだからこそ、自分の素直な感覚を歌やサウンドに表すことができたらいいなと思う。

ただでさえ俺なんかは声質や歌メロでそういう意味での「優しそう、いい人そう」とか言われることがあるけど、全然そんなことない。

バーベキュー手伝わないし、ふらっといなくなるし、怒るし泣くし、犬の世話をする。でもそんな俺はいい人、でありたい。それは人が思ういい人ではなくて、自分が思ういい人。大事にしたいことのために向き合えること、せめて、そこにだけは誠意を持っていたい。だいたいそのつもりで生きている、いい人だから…

でも、じゃあ悪い人ってなんなんだろう。どんないい人だって、怒るし泣くし、欠点の1つや2つくらいあるし、叩けば埃が出てくると思うし、それが普通だからむしろ悪い人、っていうのはわかりやすくは強盗とか殺人とかの犯罪を起こしてしまう以外俺はあんまり出てこない。

だから、だいたいの人はみんないい人。いい人が普通だから、「良い」を普通に感じてしまうだけ。みんな、いいところが沢山ある。俺だって残念ながらそこまで知らない人の方が多くて、だからイメージがついてくる。知らないんだもんしょうがない。でも別に、例えばアンテナのファンの誰かを「キレイ好きそうだと思ってたのに部屋の片付けが苦手なんですね。イメージと違いました」という機会があったとしてもそれで「もうライブに来ないでほしいなぁ」とかなるわけがないし。

かつ丸は排水溝の髪の毛を取るって言ってて、これだけでいい人ポイント爆上げだった。

違う人間がいるから面白い。違う考えがあるから面白い。そういうものが集まって1つのバンドが成り立ってるのはやっぱりすごいこと。
違う人たち同士が集まって、バーベキューして、居心地のいい空間と時間を共有出来てる、同じ目標がある。すごいこと。

だからバンドやメンバーの存在を好いてくれることもすごいこと。イメージはきっかけでしかなくて、自分の気持ちがイメージと同じところも、違うところも越えて好きになる。だからファンがいる、っていうのも、改めてとてもすごいこと。

23時半頃、終電がなくなるから、とスタッフの1人が言うのでみんなでバタバタ駅まで向かった。


「6月になったら今年も半分終わるんですね」と言ったら
「それは言わないでー」と言われた。年々、早くなってる気がする。でももっともっと色濃い日々がこれからあるはず。

そんな風に、帰りの電車で思ってた。


ちょうど今日、ごきげんようの配信動画の予告ツイートをしたら「訛りはりょうくんのイメージじゃないです😆」ってリプライが来たけどそれとは全く関係なく昨日思ったことを書いているので。

俺は訛るよ✌️ばぁちゃんの前だと特に。
訛る人だよ、ばぁちゃんがつけてくれたたくわんもバリバリ食べてたよ。イメージと違うからこそ、気になってくんだよ。