福岡市立の小学校では昨日から登校授業と合わせてオンライン授業が始まりました。
健康状態やコロナへの不安など、諸事情がある子どもには、クラスの映像を見ながら、家からでも一緒に学べる環境を作りました。
オンライン授業を希望する子どもがいる学校数は小学校で69校だったと教育委員会から報告を受けています。家庭にタブレットや通信環境が無い子どもには貸与して対応しています。
今日は舞鶴小学校の教室に星子教育長らと見学にいきました。
教壇の位置からパソコンの画面が見えて、先生も授業をしながら、オンライン授業を受けている子どもの表情もわかります。
また昨日は不登校になっている生徒がオンライン学習に参加し、学校に行きたくても行けない子どもと学校を繋げる橋渡しになったなど、コロナ対応以外としても選択肢を広げることになる嬉しい報告ももらいました。
なんとインクルーシブなのでしょう!
このオンライン授業環境が整うことで、例え今後コロナや別の病気・けがなどで学校に行けないときも、学びを止めずにオンラインで授業をすればいいということになりますよね。
もちろん初めての取り組みで手探りスタートですから、今後さらに改善をしたり、ノウハウを全学校で共有することが必要になるでしょうが、ここまで迅速な対応をしていただいた教育委員会と現場の先生方には心より感謝いたします。
中学校では今月中旬頃にはスタート出来る見込みです。
福岡市長 高島宗一郎