総理が緊急事態宣言を発出したことを受けて、小川知事が県民に対して自粛要請を行いました。これまでとは違って法的な根拠に基づく自粛要請です。まだ具体的な業種や自粛内容については県からの連絡を待っている状況です。これから内容を精査して、福岡市としても市民の皆さんへの周知を行っていきます。


また、緊急事態宣言の報道を受けて、今日、福岡市の教育委員会会議で、市立学校休校のGWまでの延長が決まりました。5月7日を目処に再開予定ですが、日が近くなれば、改めて教育委員会会議で協議するということです。一方で、これだけ休みが長くなるので、学習についての心配もありますよね。

ここまで福岡市教育委員会と話している内容を、途中経過ですがシェアしますね。

まず、小学校と中学校では13日に教科書の配布を始め、その後に各家庭のネット環境などに合わせて、オンライン学習とプリント学習、学校などでのサポートをベストミックスで行っていくべく検討を進めています。


福岡市立西陵高校については、13日以降、始業式や全校集会も含めて、全ての授業をオンラインで行う方針で準備を進めています。


特別支援学校については、そもそも1クラスの人数自体を少なくしているので、現在はデイケア対応をお願いしていますが、逆に学校を再開する方がより3つの密を防げると判断し、現在学校の再開に向けて検討を進めています。


完全ではありませんが、不安に思っている方もいらっしゃるでしょうから、教育委員会とも話し合った上で、現在までの検討状況をお伝えしました。また正式に決まったらお伝えしますね。

一方、こういう状況でも休めない皆さんがいらっしゃいます。

それは、医療、介護の関係者や、保育園や留守家庭子ども会のスタッフの皆さんです。
閉めてしまえば、子どもを預けられず途方にくれる方が出てくる。一方、現場で働く皆さんのことも守りたい。


そんなジレンマの中、福岡市ではこのような皆さんを少しでも守るために市独自で出来ることを議論しました。


まず、保育園についてですが、緊急事態宣言で保護者の皆さんもイレギュラーな形の勤務になった方も多いと思います。そこで、警察や医療・介護関係者、保育施設勤務など、仕事上こどもを預けざるを得ない保護者の方以外は、出来る限り家での保育をお願いします。


どうしても預けざるを得ないという子どもだけになれば、保育園の密度が下がり、園児同士や保育園の先生方への感染のリスクも下がります。

これを後押しするために、緊急事態宣言の期間中、保育園を休んでも退園扱いとするのではなく、さらに休んだ日数は、日割りで保育料を割引きます。一方、保育園への補助額は変えずに支援します。


また留守家庭子ども会も同じように、警察や医療・介護関係者、保育施設勤務など、仕事上子どもを預けざるを得ない保護者の方以外は、出来る限り自宅などで過ごさせてください。

子どもの密度を下げることで、子どもたちと、見守りのスタッフや教員の方々を、感染のリスクから守ることになります。自粛していただいた方を対象に、一部利用料が返金できるよう検討します。


そして、なんと言っても、医療・介護関係者は新型コロナウイルス感染リスクとまさに背中合わせの中でも、仕事への責任感で本当に頑張ってくださっています。


そこで、皆さんに提案ですが、この緊急事態宣言の期間中、毎週金曜日の正午にぜひみんなで「Friday Ovation」医療・介護関係者に感謝の拍手をしませんか!


海外でもベランダなどから外に向かって医療・看護スタッフに感謝の拍手をしている映像を見たことがあると思います。


クラスター感染が発生するかもしれない、また自身や大切な家族が感染するかもしれないという不安と戦いながら、みんなの命を守るため職務を全うしてくださっている医療・介護の関係者の皆さんに届くよう、私たちも是非、見える形で感謝の拍手を送りましょう。


もちろん他にもスーパーで勤務をしている方や市民生活を維持するために、リスクの中で働いてくださっている方。そして店舗や営業を休んで協力をしてくださっている皆さんのお陰で、感染者数は多いとはいえ、まだ現在のような状況なのだろうと思います。


国は、大規模な経済対策を今日発表しました。今後、給付事務などの詳細が示されると考えられますので、それに応じて、福岡市としても体制作りに取り組みます。


もちろん命を守ることが一番大切です。ただ中小企業、小規模事業者にとっては、本当に大変な1ヶ月となります。今こそ福岡市民の冷静な行動力で、この戦いに早く勝利できるようみんなで協力していきましょう!


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福岡市長 高島宗一郎