新型コロナウイルス感染が広がりを見せる中、特に一度に多くの方が入国されるクルーズ船の動きを中心に不安を持たれている方も多いので、改めてここまでの福岡市の動きなどもまとめてお伝えしますね。シンプルにするためにQ&A方式にしてみました。

①春節に伴って、これからもクルーズ船でたくさんの客が来ると聞いたが。
中国本土からのクルーズ船は当面キャンセルの見込みです。これは中国政府による海外団体旅行の禁止措置によるものです。

②クルーズ船は一切来ないのか。
配船の関係で、現在沖縄にいるクルーズ船がお客さんを乗せていない状態で2月2日と3日入港する予定です。また中国本土以外からのクルーズの寄港は可能性がありますが、まだ未定です。

③博多港へのクルーズ船の寄港を拒否できないのか。
福岡市としては新型コロナウイルスの動向を注視しながら、博多港において当面は中国本土からのクルーズ船の寄港の拒否をすべきと思っています。そこで権限のある国の機関に、福岡市としては当面の入港と上陸の拒否をお願いしていますが、現在できないとの回答です。
入港についての権限を持つ福岡海上保安部は、感染症の可能性があるというレベルで拒否できないとの理由だそうです。また上陸についての権限を持つ法務省の福岡出入国在留管理局博多港出張所では、政府から特段の指示がない中で、現在のところ法律に基づく上陸拒否の条件に該当しないからとのことです。

④現在でも街には外国からの客が多いが。
クルーズ船とは関係なく、春節ですから、飛行機で入国されて日本を周遊される方も多くなっています。

⑤最後にたくさんのクルーズ客が来たのはいつか。
25日におよそ4600人。27日におよそ600人が乗って入港され、それぞれ宿泊せずにその日のうちに出国されました。

⑥水際対策はどうなっているの。
厚生労働省の福岡検疫所が入国者全員に問診票を配布してチェックすると同時に、サーモグラフィーで発熱状態などをチェックしています。また全員に健康カードを配布して旅行中の注意を促しています。福岡市では消毒液の設置や職員のマスク着用などに協力しています。

⑦潜伏期間が最大2週間と聞いたが、水際だけでは防げないのでは。
日本に入国や帰国をして、福岡市で発熱や咳などの症状がある方は、福岡市民や海外からの訪問者を問わず、各区の保健所で相談に応じています。また民泊を含めた福岡市内の1825の宿泊施設には、宿泊者への注意喚起と、体調の悪い方がいる場合は速かに保健所に繋ぐように要請しています。

⑧日本語が分からない外国人はどうするの?
日本語が分からない外国人のための相談電話(092-687-5357)を福岡市独自で開設して、18言語で24時間相談を受けています。通訳を介して適切な医療機関へと繋いでいます。この情報を海外の人が出入りするポイントやwebなどで拡散しています。

災害時と同じように、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、デマや民間療法を含めて様々な情報が飛び交っています。ネット記事などはすぐに拡散せず情報ソースを確認し、冷静に正しく怖がり、市民それぞれでマスクやうがい手洗いなどをしっかり行うことが大切ですよね。
福岡市行政としても国などの関係機関と連携を図りながら、感染拡大防止に取り組んでいきます。

福岡市

中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/chars.html


福岡市長高島宗一郎