月別アーカイブ / 2021年01月

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ちょうど1年前のFacebookに、コロナのリスクが目前に迫る状況下で、博多港へのクルーズ船の寄港を当面拒否すべきと福岡海上保安部と福岡出入国管理局に進言しても、国からは「感染症の可能性がある」レベルの理由では入港や上陸の拒否は出来ないと回答があったことを投稿しました。

この投稿が『患者以外の入港阻止にまで踏み込んだ見解は議論を呼びそうだ。』と新聞記事になり、入港や入国拒否は外国人に対する差別ではないかという議論などが一部で起こりました。

この議論は、その後ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に寄港して、長期間船内での隔離という状況が発生する中で静かに消えていきました。

戦後、有事を想定すること自体がいけないという価値観が霞ヶ関や特定のマスコミを支配するという声もある中で、歪みが表面化したように思います。

有事といえば、最たるものは戦争なのでしょうが、それだけでなく、パンデミックや災害の激甚化など、想定外の事態が日本への忖度なしに押し寄せています。

行政的には、平時のルールを有事にも当てはめて行動した方が、仕事が増えないですし、野党やマスコミからの攻撃を一身に浴びてまで一歩踏み出すメリットを見出しにくいものです。

野党とメディアがスクラムを組んで「ゼロリスク」を求める理屈と答弁を求める中で、政治家の答弁を裏で支える官僚の作業と残業が死ぬほど増えることを思えば、最悪の自体は想定せず、現行の枠組みの中で解釈だけ拡大して加えるという方が自分の身を守れると考えると、動機としては同情します。

ただやはり感染症の危機を回避するためですら、入国や入港を規制できないという主体性の無い対応はこの際改めるべきです。

むしろ有事を想定せずに、その時の政権が世間の雰囲気(マスコミに扇動されて作られた)や場当たり的な対応をする方が危険で、法治国家としては有事の対応こそ準備しておくことが大切と思います。

ちなみに福岡市は平時においてはクルーズ船寄港は歓迎です。だからこそアクセルを踏むためにはブレーキの整備が必須です。福岡市では感染症を想定した有事においては独自に寄港を拒否できるルールを去年6月には整備して、国交省にも共有しています。
その一方で特段のルールもなく、その後クルーズ船を受け入れた港もあり、地方によって対応はバラバラです。

本来は海も空も、有事における入港や入国などの規制は、地方自治体が国の示す統一した基準に従って対応できるよう、新しい状況と想定も踏まえ国として責任を持ってアップデートしておくべきだと思います。
コロナが落ち着いたらそんな教訓も流れていきそうだったので。

福岡市長 高島宗一郎


話題の#Clubhouseのアプリを入れたのだけど、この感覚のSNSは新しい!
G1サミットやダボス会議のように、同じ会場の隣の部屋で色々なセッションをしていて、気になるところを自由に聞いてまわったり、質問して参加できる感じで、バーチャルなんだけど、密なイベントに参加してる感じ。
私は知り合いが沢山いたので、昨日アプリを入れたばかりだけど、数本のラジオ番組に掛け持ちで出演したような夜でした。
緊急事態宣言でみんなが家にいるタイミングを狙って一気にアプリの日本進出を仕掛けてるのかな。
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福岡市長 高島宗一郎

今日は定例会見を放送局がネットで中継していたようですので、シェアします。福岡市の最新のコロナの状況とワクチン接種についての内容が中心です。
動画を視聴する環境にない方のために、ざっくり要点だけ抜き出しておきます。喋ったことを思い出しながらなので、大体こんな感じという程度のまとめ方ですので悪しからず。
・年末年始で一時的に急増したコロナ陽性者数は週を追うごとに減少している。
・コロナで亡くなられた方の年齢は70代以上が88%、基礎疾患がある方が74%。
・死亡リスクがあるのは、基礎疾患のある高齢者がほとんど。
・専門家や行政も入ったワクチン接種についての関係者会議が昨日行われた。
・ワクチンについては、2月に17万6千回分、3月に49.1万回分のワクチンを受入可能になる見込み。
・接種の優先順は、まずは医療従事者、そしてその次に高齢者と続くが、感染症や予防接種の専門家が入った福岡市の会議では、福岡市の状況からすると、高齢者と同時に介護従事者、学校教職員、保育園や幼稚園の先生、警察官などを優先接種すべきではないかとの意見が出た。すぐに福岡市からワクチン担当の小林史明大臣補佐官に要望した。
・アナフィラキシーの症状が出やすいのは接種から15分程度なので、そこの対策をしっかり行う。
・副反応が出るのは、これまでインフルエンザなどの予防接種で体調不良になったことがある方がほとんど。
・接種前の問診が大切。
・福岡市としては6月までに希望する市民全員に打ち終わる予定だが、国からの流通量が確定しないとスケジュール確定が出来ないのが歯痒い。
・自宅療養を無くすために、福岡県は早急にホテル療養施設を準備すべき。国から県に100%予算が来るのだから、福岡県の予算を圧迫するわけではないし、多めにホテルを確保しておくべきで、動きが遅い。ホテル療養施設のための人員は専門性が必要な医療業務以外は分離して、早急に募集して雇用すべき。
・2月7日で緊急事態宣言の地域から外れることを目指そう。もうひと頑張り。
・テレワーク支援については今日が締め切り。募集は900件を目処としていたが、倍の1800件程度応募がありそう。私としては補欠になっている方も全員支援対象にしたい。
・小川知事の2度目の入院についてはお見舞い申し上げる。体調がかなり悪いのかもしれないが、とにかくゆっくり体を休めていただきたい。



福岡市長 高島宗一郎

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