月別アーカイブ / 2020年07月

福岡市での今日の新型コロナウイルス感染症の陽性者は117名と、過去最多となりました。
陽性者の中で、重症者はいません。
 
市としては、検査を積極的に行って感染者を早期に捕捉・隔離することで、重症化しやすい方への感染を防ぐことが大切だと考えています。
そこで、昨今の感染者数の増加を受けて、PCR検査体制の更なる拡充や、保健所の人員体制の強化を行います。

また、10代~30代の若い世代で感染者の7割を占めていることから、本日、市内の大学に対して注意喚起の文書を送付するとともに、医療機関や介護施設、子ども関連の施設で従事する若い世代の方から、感染が広がる例もでてきていますので、こうした施設に対しても、同様の文書を送付するなどの対策を行っています。
 
最近、街中ではマスクを着用していない方が目立つようになってきました。

感染拡大防止策は何か特別なことをするのではなく、一人ひとりがマスクの着用をはじめ、手洗い、ソーシャルディスタンスなどの基本となる行動を着実に実践することこそが、最大の対策になると考えています。

基礎疾患の有無などの体質や体調などは、個人によって違いますので、それぞれが自分の身を守るということを心がけて行動していただくようにお願いします。
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福岡市長 高島宗一郎

九州北部もようやく長い梅雨が明けました。新型コロナウイルスと豪雨災害という複合災害が多くの市民、国民を苦しめています。
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個人的な話ですが、今月の初旬に祖母が亡くなりました。小さい時から本当に可愛がってもらった大好きな祖母です。去年の冬に入院したために、インフルエンザの院内感染を防ぐためにお見舞いで病院に入ることができず、ようやく春が来て面会できると思っていたら、新型コロナウイルスの感染防止のために引き続き面会が許されず会えないまま。そして祖母の訃報を聞いたのは、まさに九州での豪雨の最中だったので、仕事で福岡から動けずに大分県での通夜と葬儀にも行けず。
本当にウイルスと豪雨が憎いです。よくない事ですが、もう2度と会えないことが分かっていたら、感染リスクがあっても最後に強引にでも会わせてもらえばよかったのかもと心の中で思いました。もちろんそんなことを本当にしたら迷惑なのでしませんが。

ただ、きっと同じように、大切な人に会えず、辛い思いをしている人は沢山いらっしゃると思います。
私もそれを分かった上で、やはり今は高齢者施設や病院などに面会に行くのは出来るだけ遠慮して欲しいとお願いしています。これからお盆に向けて帰省が多くなると思いますが、重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある方が集まっている病院や介護施設でのクラスターが万が一でも発生したらより多くの方の命に関わる問題だからです。

もちろん、それぞれの事情の中でどうしても訪問せざるを得ない方もいらっしゃるでしょう。その時にはマスクや距離を保つことは当然として、十分すぎるほどの対策をしていただきたいと思います。そして、例えば友達とハメを外し過ぎたとか、胸に手を当てて何か心当たりがあるという方は2週間は帰省を控えて、帰省時期を改めて検討し直すなどの、現実的な対応をお願いします。

商売をされている方の多くは開店休業状態の中で固定費が重くのし掛かり、長く続けていたお店を閉じざるを得ない方もたくさんいらっしゃいます。
またようやく動き出せると思った矢先に豪雨災害で家屋がめちゃくちゃにされたり、大切な人を突然失った人たちは将来への希望が見えずに本当に苦しい思いをされていると思います。

日々、感染者数過去最多というニュースや刺激的な報道を目にして怖くなったり暗くなったりする方も多いと思いますが、長かった梅雨が明けて眩しい太陽が顔を出すように、前を向いて、正しく怖がりながら、みんなで感染対策をしっかり行い、希望の明日を創っていきましょう!

福岡市の日別のPCR検査数、陽性者数、陽性者の年齢や行動歴、これまでの各種累計などの数字は、毎日、福岡市のホームページで更新されています。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/cohs.html

福岡市長 高島宗一郎

連日ニュース速報で新型コロナウイルスの感染者の数が発表されますが、その数だけでは実態が把握できないこともたくさんあります。


例えば、毎日発表される感染者の中で無症状の方の割合は、第一波と言われる4月頃には新規感染者のうちの2割だったのですが、現在は5割まで増えています。無症状であれば自らが感染しているとは気が付かないので、通常は病院などで検査することもないはずです。

 

ところが今、この無症状の感染者数が増えているのは、福岡市の保健所が疫学調査に基づいて、それだけ周辺の濃厚接触者などの検査を積極的に行うことによって、通常では分からなかった無症状感染者を発見できているということなのです。さらに、デイサービスで感染者が発見されたケースでは、職員及び通所されている高齢者全員にPCR検査を行い、それ以上の広がりが無いように早期対応を行いました。

 

その目的は、無症状の方が無意識に高齢者や基礎疾患のある方などの重症化しやすい方へ感染を拡大させてしまうことを回避するためです。福岡市は医師でもある荒瀬副市長にリーダーになっていただいて、専門的観点から感染対策を行っています。

 

実際、福岡市で現在重症化している感染者はゼロが続いています。
 

もちろん感染者自体は少ない方がいいのですが、逆に無症状感染者を出来るだけ多く発見して、早期に隔離することを目指して、保健所と取り組みを進めています。
 

ですから、福岡市としては感染者の数の増減だけに一喜一憂するのではなく、重症者の増加を防ぎ、医療崩壊を引き起こさないことを目指しています。

 

今日も75人の感染者が確認されていますが、感染者の濃厚接触者に対して、これからしっかりとPCR検査を行うわけですから、近々感染者数が3桁になることも十分あり得ると思います。とにかく重症者を出さない、増やさないことを念頭に、冷静にしっかり対応していきます。

 

また、感染症法に基づいて、店舗側の同意を得ずとも、自治体が店名を公表できるという方針の通知が昨夜、国から届きました。
 

この方針に基づいて、福岡市でも今日からクラスターが発生した際には原則店名を公表することになります。
 

クラスターが発生したと発表された店舗などに行かれた方は、特に2週間は行動に気をつけていただくと共に、体調に異変があればすぐに保健所に連絡をいただければ、優先的にPCR検査を受けていただきます。

 

ニュースなどを読んでいての個人的な感想ですが、ワクチンが開発されて、私たち市民みんなに行き渡るまでには2年くらいは掛かるのではないかと思います。一週間後ワクチンが行き渡るのならば、その間、家で籠城してればいいのですが、2年間続くとなると、社会経済活動と感染拡大防止を両立させなければなりません。
 

まさにwithコロナ。インフルエンザの時期にうがい手洗いマスクなどで感染予防するように、これから数年はコロナが近くにあることを前提に、それぞれがマスク着用やソーシャルディスタンスなどの基本をしっかり実践しながら、感染拡大防止に取り組んでいきましょう!

 

↓ちなみにこのグラフは、青が感染者数で、赤が重症者数。今日はPCR検査数が1000人を超えています。現在福岡市内で重症者はいません。

 

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福岡市長 高島宗一郎

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