月別アーカイブ / 2020年03月

福岡市内で、昨日1歳未満の赤ちゃんの新型コロナウイルス感染が確認されました。20代の母親も感染していました。二人は先日陽性反応が出た60代の会社員男性の孫と娘で、濃厚接触者としてPCR検査をして感染が分かったものです。母親は無症状で、赤ちゃんは熱はあるものの、食欲はあり、症状は重くないとのこと。

60代で会社員をしている祖父が感染して娘と孫に移したのか、20代の母親が感染して父と娘に移し、父に症状が先に出たのか。確定的なことはわかりませんが、少なくとも赤ちゃんは感染源ではありません。

ここで私たちが強く自覚しなければならないのは、自分は体力もあって軽症でも、知らず知らずのうちに自分の大切な人を無自覚で感染させることがあるということです。


実際に福岡市での感染者を年齢別に見れば、20代から50代が全体の7割です。
あなたのお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、子どもや孫、大切な人を守るためにも、今、3密(密閉、密集、密接)の場所へ行くのは絶対にやめましょう。


特に若い世代の意識は大きく変える必要があります。天神コアで行列が出来ている様子をテレビで観て不安になった方もいたと思います。

日曜日と月曜日、福岡市からも様々な懸念をお伝えしましたが、やはり市民みんなで意識を変えていくことが必要です。

そして、福岡市の新型コロナウイルス感染者はどこで感染しているのか。感染経路が特定出来ていないものもたくさんありますが、福岡市での感染者の半数弱は、1、2週間以内に海外もしくは東京への滞在歴がありました。

さらにご承知の通り、関東圏、関西圏、そして海外でも今急激に感染者が増えています。


今は福岡市でもなんとか感染者増加を食い止めなければならない状況です。こうした状況を踏まえて、市民の皆さんへお願いです。

当面の間、不要不急の関東、関西、海外への行き来は自粛をお願いします。


福岡市役所でも、今の時期は例年、中央官庁への挨拶まわりなどで東京出張が多いのですが、当面の間、国内外に関わらず出張を原則無くすという通知を出しました。


これは北九州市や福岡県にもお伝えをして、ぜひ一緒に取り組みましょうとお願いしています。


また「友人がコロナウイルスに感染をして、心配なので来ました」と、直接クリニックに来た方がいらっしゃったそうです。

患者さんやスタッフを守るために、消毒や患者さんの導線など、普段から一生懸命考えて行動しているのに、この件でクリニックも、入居しているビルの導線も改めて全て消毒したそうです。それでなくとも大変な医療従事者にどれだけの労力を掛けることなのか。


改めてお願いですが、新型コロナウイルス感染が不安な方は直接病院へ行くのではなく、必ず電話で問い合わせをしてください。

(新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル 092-711-4126)


また、電話だけでなく、LINEさんと新たに「福岡ー新型コロナ対策パーソナルサポート」のアカウントを作りました。これは福岡県全体で取り組んだ方がいいので、福岡県と共同で開設することにしました。福岡市以外の方も、ぜひアカウントへの登録をお願いします。チャットボット機能で、あなた個人の状況に応じて、知りたいことには文字入力しなくても、どんどん答えが返ってくるようになっています。

https://www.city.fukuoka.lg.jp/so…/kikaku/shisei/lineco.html


さらに通常の福岡市のLINE公式アカウントもさらに使いやすくリニューアルしました。明日からは新たに子育て情報もチャットボット形式で知りたいことに答えられるようになりますので、子ども連れで区役所などに行かれなくても、ご自宅から簡単に答えが分かります。


これからも続く新型コロナウイルスとの闘い。

その道程では意見や価値観の違いなど、市民の間でもぶつかることもあるかもしれません。
でもあくまでも敵はウイルスです。


市民と市民は気持ちを合わせて協力して、勝利の日まで共に頑張りましょう!


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福岡市長 高島宗一郎


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福岡市は9割の人がサービス業のような第三次産業で働いているという特徴的な産業構造です。だから、人がたくさん集まることが一番の成長戦略。福岡市がいろんな国際会議やスポーツイベントを誘致してきた理由はそこです。人が来て、移動して、食べて、飲んで、泊まって、買い物して。観光MICEはビジネスの裾野がとても広いのです。

今、新型コロナウイルスの影響で人の移動が止まっています。特に飲食店やライブハウス、クラブ、そしてイベント会社、ホテル、免税店など、今は本当に大変だと思います。
なんとかしたい。経済のアクセルを踏みたい。福岡市の場合、一番の経済対策はまさに人を集めることなのです。

一方で、今は新型コロナウイルス感染のクラスターを作らないため、人が集まるイベントなどへ自粛要請を行うなど、ブレーキをかけなければいけないという相反するジレンマを抱えています。

でも自粛が続いて人が来ないと店が潰れて、会社が潰れて、多くの人、そしてその家族が生活できなくなってしまう。もしかするとコロナ以上に人が亡くなる可能性だってあるかもしれない。

まさに二律背反。感染も防ぎたいし、同時に市民の生活と経済も守りたい。ブレーキとアクセルを同時に踏みたいジレンマ。

こうした中で、今年の博多どんたく港祭りを中止するという方向で検討が進んでいます。正式決定はまだですが、一生懸命準備と練習をしてきた参加者の皆さんのことを想うと相当な葛藤があります。ただGW期間中に世界中から例年1日に百万人以上が来るイベントですから、やむを得ないと言わざるを得ません。

何が言いたいかというと、

コロナが落ち着いたら福岡市もガンガンアクセル踏みます!
アフターコロナでは、経済界や民間団体の皆さんと連携して、街中でイベントして、来年の東京オリンピックパラリンピックで盛り上がって、世界水泳選手権福岡大会で世界中からのお客さんをおもてなししましょう。
マスターズ大会で来た長期滞在の選手や応援者に九州各地を周遊してもらいましょう。

だからそれまで、もう少しみんなで歯を食いしばろう!
いつまでってはっきり言えないのが辛いけど。
世界中でいろんな人たちも頑張ってるし。

明けない夜はないっ!!!絶対に。

ちょっと現実的な話ですが、保育園などの利用が決まってるけど、育児休業を延長する特例を望まれる声があったので、復職期限を6月1日までに延長します。今日、保育協会の園長会で説明が終わりましたので、市民の皆さんにもお伝えします。

その他、生活支援や経済対策、福岡市のPCR検査の状況や陽性反応の方の行動歴などはこちらを御覧ください。

福岡市長高島宗一郎

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東京オリンピック・パラリンピックがおよそ一年程度延期されるという合意が、安倍総理とIOCのバッハ会長の間でなされたという報道がありました。

完全な形でオリパラを開催したいという日本政府の考えに同意しますし、福岡市としても様々なかたちでサポートしていきたいと考えています。

一方、もしちょうど一年延期された場合、福岡市で開催される「第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会」とスケジュールがまさに重なってしまいます。

ただこれは世界にインパクトを与えるレベルの日程変更ですから、私たちの事情だけを考えている状況ではありません。

ピンチをチャンスに変えるのが福岡市。むしろこうなれば、プラスにすら変えられるようにアイデアを出してチャレンジしていきます。

実際「オリンピックの水泳を福岡でやればいいじゃん!」などのプラス思考過ぎる声もすでに聞きました。

ただ、それは東京ですでに3会場決まっていて、そのための準備を一生懸命整えていますし、国際水泳連盟との関係もありますので困難です。

福岡市としては、競技種目や日程の短縮が行われたり、一流の選手が揃わないということがないように、世界のスイマーの目標である世界水泳選手権を完全な形で開催したいと思っています。

今朝、萩生田文部科学大臣や鈴木スポーツ庁長官とも電話で情報交換し、議会が終わった夕方には国際水泳連盟(FINA)のマルクレスク事務総長ともテレビ電話会議をしました。

今後ともFINAや政府としっかり話をしながら、他の国際大会の日程にも配慮して、アスリートファーストで日程の変更も柔軟に対応していきます。

もちろんまずは現在世界に感染が広がっている新型コロナウイルスを制圧することが第一優先です。

1日も早くこのウイルスを制圧し、延期された東京オリンピック・パラリンピックの大成功を祈念しますし、その為の協力は惜しみません。

さて、新型コロナウイルスの影響で経済的に大きな影響を受けている市民の皆さんも多いと思います。

融資などの話はすでに発表していますが、合わせて、福岡市ではコロナの影響による解雇や離職などで住まいにお困りの方に新たに市営住宅を提供します。

また市営住宅家賃の減免や、上下水道の支払い延長、市税の猶予、国民健康保険料や介護保険料などの減免なども相談に乗ります。

お困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。

連絡先はこちら→https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/nCorV.html


福岡市長 高島宗一郎 

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