月別アーカイブ / 2016年11月

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はかた駅前通り陥没事故の仮復旧工事にご尽力を頂いた企業と作業をされた皆さんへ感謝状の授与式を行いました。
現場のあの大きな穴をそのままにしていれば、さらに周辺の地盤にまで影響が出て、周辺の建物への影響や道路の陥没が拡大するような事態も考えられました。また埋め戻した数日後には震度3の地震もありました。このような被害の拡大を防ぐために全力で対応して頂き、速やかに道路の通行やライフラインの回復を実現できたのはひとえに昼夜を問わず作業にあたって頂いた皆さまのご尽力と心意気の賜物で、福岡の誇りです。
Q;先日の道路の大きな陥没と今回の路面沈下の違いは何?
A;これまで専門家にお話を伺った私の理解でザックリと例えるならば、
①植木鉢の下に穴があいて下から一気に土が漏れるのが最初の大規模な道路の陥没のイメージ。
②植木鉢に土を入れて、トントンとすると土や砂利の隙間が埋まって少し土の高さが下がるのが今回の路面沈下のイメージ。
(より分かりやすい例えがあればコメント欄でお願いします!)
道路の直下に新しく埋めた部分は流動化処理土によって以前と比べて地盤が相当強固になりましたが、その下の部分の土砂は新しく上から重さが加わるので完全に隙間が埋まって締め固まるまでには少し時間がかかるようです。
Q;今回はどうしてわざわざ一時通行止めにしたの?
A;上の例えで言えば、①植木鉢の下に穴があいてしまったのか?②土や砂利の隙間が埋まって少し土地の高さが下がっているのか?万が一を考え、作業をされていた皆さんが安全を確認するために一時通行止めにしたのです。
地下トンネルの水位に変化もなかったので、「①植木鉢の下に穴があいた」のではなく、②今回埋めた土の重さで、その下の土や砂利の隙間が埋まったものと判断したので、通行再開を行いました。
今は特にみんなが心配している時期なので、安全第一で万全を期して通行止めにしたという現場の方の判断は正しかったと私は思っています。それよりも、騒ぎになったり批判されることを恐れて現場で作業されている皆さんが通行止めにすることを躊躇する方がよくないと思っているので、本復旧が完了するまでは少しでも心配と思えばいつでも立ち止まることを恐れないでほしいとお願いしていますし、ぜひ市民の皆さんにもご理解頂きたいと思います。
Q;そんな想定があるなら最初から言っていればよかったのでは?
A;そう思います。すみません。今回のように大規模に埋めて通行を再開すれば「土や砂利の隙間が埋まって路面が少し下がる」可能性があると専門家の指摘があったので、工事をしていた大成建設JVが24時間体制で路面の高さをモニタリング調査をしていました。それに加えて追加でボーリング調査を行って、路面が沈下した前日の夜に最大で平均80ミリ程度の路面の沈下の可能性があると分かったそうです。
市役所も今回沈下した後にその数値を聞いたので、結果として市の広報、施工業者からの発信やメディア報道もなく、市民の皆さまにはお知らせ出来ませんでした。後になって想定内だったと言われても信頼が揺らぎかねないので、今後はさらに追加ボーリング調査などをして沈下する場合の数値などに変化があればすぐに市役所や施工業者のHPでも情報を発信していきたいと思います。
Q;先日の路面沈下は仮復旧工事のスピードが早過ぎたから起きたのでは?
A;関係ありません。工事が早かろうと遅かろうと、通行再開は技術専門家による会議を開いて安全がしっかりと確認されなければ通行再開の許可は行いませんでした。

福岡市長高島宗一郎
 

昨夜、一時的に博多駅前通りが通行止めになりました。明け方には通行は再開されています。
先日の陥没事故の後、深さ18mの埋め戻しを行って仮復旧で道路の通行を再開しました。一方、安全性を確認するための技術専門家による会議で、埋め戻した後に地面が重さで圧縮されて完全に固まって安定するまでは若干の沈下も想定されるのでモニタリングを続けるようにとの指摘もあり、24時間体制で継続して、路面の高さのモニタリング調査を行っていました。
そうしたところ、今朝の0:30分頃に路面の沈下が計測されたため、安全第一との現場の判断で一時的に道路の規制を行ったとの報告を受けました。
その後のモニタリングでも沈下は最大で70mm程度でその後は落ち着いているそうです。
また地下鉄工事用の立て坑の水位にも変化は無いことから、地下鉄工事現場のトンネルに土砂などが流入したというものではないそうです。
安全第一を優先に、今後とも現場で作業している皆さんには少しでも不安があればいつでも立ち止まって安全確認をして頂くようこれからもお願いを致します。
市民の皆さんには本復旧までご迷惑とご心配をお掛けしていること申し訳なく思っています。

福岡市長高島宗一郎 

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福岡市発注の地下鉄工事による陥没事故では大変ご迷惑を
お掛け致しました。
補償についていくつか発表をしました。詳しくは相談窓口でお伝えしますが、SNSでもざっくりと大枠をお伝えします。
Q;補償には時間がかかると聞いたが?
A;賠償額の確定には時間がかかりますが、それでは中小企業や個人の皆さんは年末も重なってお困りだと思います。特に直接の被害で被害額が明確な場合などは出来るだけ仮払いや本払いで迅速に対応します。また間接被害などで額の確定に時間がかかる部分にも、まずは出来ることから実行するために特別融資で対応します。

Q;直接被害で被害額が明確とは例えばどういうこと?
A;休業により廃棄が必要となった食材等の仕入額や、休業中も支払いが必要となった人件費相当、車を出庫できずに借りたレンタカーの借り上げ費用などです。

Q;仮払いの対象者は?
A;中小企業や個人で、避難勧告や通行止め、ライフラインの停止などで実質的な損害を受けた方です。

Q;仮払いはいつされますか?
A;最短で申請から10日ですから、早ければ11月中にも支払います。ただ根拠資料の確認で時間を要する場合もあります。被害額が少額で金額が明確な場合は迅速に本払いをします。

Q;特別融資はどんな内容ですか?
A;被災された中小企業の皆さんへ5000万円を限度で融資します。保証料はなしで、利率は激甚災害と同じ0.9%という福岡市の制度では最低利率を採用します。これは最長2年の元本の支払い据え置きも可能なので、それまでに賠償額が確定すればそこで精算も出来ることになります。

Q;特別融資相談はいつから出来ますか?
A;今日から融資の相談を受け付けます。現場近くの福岡商工会議所ビル2階の福岡市経営支援課までどうぞ。

以上が、分かりやすくするために私がざっくりと噛み砕いた内容です。実際には細かい規定もありますので、詳しくは下記専用ダイヤルにてご相談ください。
仮払いについて;0120-406-243(毎日午前9時から午後6時まで)
特別融資について;092-441-2171(博多区博多駅前2丁目9-28 福岡商工会議所ビル2階)

Q;原因究明はどうなってますか?
A;事故を起こした側が調査、評価を行うのでは市民の皆さんの納得は得られないと考えております。そこで国交省に協力をお願いしていたところ、土木に関して日本を代表する研究機関である国立研究開発法人 土木研究所を事務局として、有識者による第三者委員会を設置すると報告を頂きました。施工業者、福岡市で真摯に対応し、徹底的な原因究明を行います。

Q;早く埋めてしまって原因究明に支障はない?
A;今回埋める際に使った流動化処理土であれば固まった後に掘り返す事が出来るので原因究明に問題がないことは、先日の技術専門委員の会議でも委員長から回答頂いています。普通の硬いコンクリートとは違うのでボーリング調査なども可能なのです。

また今日は震度3の地震がありましたが、多くの皆さんのご協力で早期の復旧ができていて、二次被害もなく、本当に良かったと思いました。

福岡市長高島宗一郎
 

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