細かく覚えてないけど、五年とか十年とか前に、ナリって友達から
「友情の証だよ」
と、言われて、突然シルバーのウォレットチェーンを貰いました。
今より若かった俺は、もう少しゴツい物を求めていたので、貰ってからほとんど付けていませんでした。
何だか使いづらい輪っかがついてたし。
最近、体調を崩したり、人生の転機があったナリから何度か連絡がきて、それがキッカケで俺はそのチェーンを思い出しました。
宝物を入れる引き出しを漁ったら、まさかの即出てきた。
この輪っかが、世界レベルに使いづらい輪っかで、即テッチャンに改造してもらいました。
で、仕上げはシルバー屋さんに持って行って、ちゃんと付けてもらおうと思います。
ナリ、体調悪い中、適当で、全く意味不明な電話をいつもありがとう。
いい。
スゴくいい。
この「証」を使わせてもらうね。
次はみんなにいつ会えるんだろうなぁ。
何かわかんないけど、またみんなで遊べる日を楽しみにしてるぜ。
60歳になっても70歳になっても遊ぼうぜー
その頃、俺たちは何してんのか考えてみると
俺は「友情の証」を持って、酒飲んでる。
か、もう少し早い段階で死んでる気もする。
これだけ自由に好き勝手に生きてて、長生きするわけねぇよなぁ。
どっちでもいいけど、今はちょードラム叩きたい。
俺は誰かに生かされているわけじゃなく、自分の意志で生きていて、もっと探求して、今よりも探求してこの歳でこれだけの経験を武器にしても心が迷子になるくらいグルーヴを感じたい。
で、音を合わせるメンバーに提示して、今よりも、もっと笑ってもらいたい。
俺はその笑顔の為だけにドラムを叩いてるんだ。
たまに言うけど、たぶん俺はドラムはそんなに好きじゃなくて、たまたまドラムに出会えて、何だかその辺の奴より上手く叩けたんだ。
中学の時から音を合わせたメンバーの笑顔を見れるのが、例えられないほどどうしょうもなく嬉しくて今まで叩き続けてきたんだ。
音楽やドラムを知りたいと思い、何とかしようとするパワーは、仲間の笑顔なんだ。
そして今も微塵も目的は変わっていなくて、それしかないんです。
俺の感覚、変かな…?
俺を変だと思った奴も、ムカついた奴も、俺を中途半端だと思った奴も、誰も俺から音楽は奪えないよ。
自由に吠えろよ。
お前も自由だろうけど、俺も自由なんだ。
俺から楽器その物や環境は奪えても、仲間の笑顔を見たい俺の意思は絶対に奪えない。
「絶対」なんて口にしたとたんにウソっぽく聞こえる?
それも余計なお世話だぜ。
あ
何だか昨夜からマジパターン。
アーメン。
んじゃまた。