昨日は、幽霊の日であることを、お友達のブログで知ったので、幽霊に出会ったときのお話を…



2003年のことですから、今から16年ほど前の話です。当時たぁじまはあるは、とある骨とう品屋さんと昵懇で、

骨 「応挙の絵だというんですがね、
  たぁじセンセは応挙の絵好きだったでしょ…
  あっしは、ちょっとこれから出かけるんで、
  この絵を一晩預かってもらえませんかね」

と、骨とう品屋のオヤジは、掛け軸を私に預けて駆け出していったのでした。

どんな絵か思い、掛け軸を床の間にかけ、絵を肴に一杯飲もうと、うな重と柳かけ(お酒)の用意しいたら…
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あれ?  その鰻と酒が減ってる…


急にあたりが暗くなり、涼しくなるとともに、三味線の音とともに掛け軸から女の幽霊が抜け出てきたのでした。
 
幽 「こんばんは、私はお幽です。
  久しぶりに酒と鰻をいただいて、
  あたしゃ、嬉しくて…、
  これからもそばにいってもいい?」

と女の幽霊はたぁじの横に来てしな垂れかかるとそのまま突っ伏してしまいました。

実態がないものね…

ちょっと拗ねて、「もう一杯ちょうだい」と酒をせがまれたのでした。

幽霊が言うには、どこでも幽霊の絵は、物珍しさで3日か4日は掛けて眺められても後は、女子供に怖がられてお蔵入り、虫に喰われて…とさめざめ泣き出し←泣き上古か…


「もう一杯」と幽霊とたぁじまはぁるは差しつ差されつ、幽霊のつま弾く三味線に合わせて鴨緑江の唄や都々逸など唄って酒酌み交わしたのでした。

夜明け近くなり、色っぽい幽霊はやがて酔っぱらって掛け軸に戻ったのですが、手枕で向こう向いて眠り込んでしまったのでした。
 

さぁ、困ったぞ、骨とう品が、帰ってくるまでに、この酔いが醒めれば良いが…( ˘•ω•˘ ).。oஇ
落語「応挙の幽霊(改変)」より



円山応挙によって、日本の幽霊は足がなくなってのでした。