「爺さんぽ ~冥土の国から'18春~」トゥァ、無事全公演を終了致しました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

島爺2度目の全国トゥァということで、「全国ツアーとはどういうものか」が分からんまま突っ走った前回に比べると肉体的にも精神的にも疲労度は幾分マシだったように思います。

前回もそうでしたが、僕らの演奏やお孫さん達の空気感が回を増す毎に最適化されていくのが手に取るように分かりました。
「楽しみ方を習得する」と言えばいいんでしょうか。
「この曲ああいう雰囲気やと思ってたんやけど、このツアーではこういうノリで楽しんだ方がいい感じやなぁ」的な。
そうやって意識を今ツアーに最適化させていった結果が最終日、新木場スタジオコーストの大団円に繋がったと感じています。

また、今回強く感じたのがバンド感でした。
1年前、赤坂ブリッツで始まったチーム島爺ですが、その頃はまだ「歌い手・島爺がライブするのをサポートするプロ軍団」という感覚。
僕もチームとの間に距離を感じていましたが、それもプロとして当然の距離感だと思っていましたし
(「たくさんのアーティストさんとお仕事するのに、一人々々と親密になろうとしていては身がもたない」と書くと分かりやすいでしょうか)
むしろ、「流石プロだ。距離の取り方もベストだぜ!」とすら思っておりました。

それが赤ブリ、82万里、爺さんぽ、とやっていく内に
「島爺を支えるメンバー」ではなく「『チーム島爺』というバンド」になる瞬間が増えていったように思います。
特に今回、爺さんぽの後半では、恐らく見ていたお孫さんたちも何か感じたんじゃないかな、と。
僕らの雰囲気が変わった瞬間が確実にあったと、僕は感じています。

そしてその変化をもたらすきっかけになったのは、お孫さん達みんなの楽しそうな顔ではないかと思うのです。
純粋に楽しむみんなの顔を見て、メンバーも「音楽を始めた頃の楽しさ」を隠し切れなくなった。思い出して溢れてしまった。そんな気がしています。

「他の現場で神経をすり減らすようなことがあったなら、ここではのんびりしていってください。ここも一応現場ですが、好きなように遊んでくれて構わないので」
と、普段僕からチームのみんなに伝えていました。
心底楽しみながら歌唱、演奏することが、何よりの演出だと思っているので。
僕がそう言葉にするだけではどうにもならなかったものが、お孫さん達の力を借りることでようやく実を結びつつあるのかも知れません。
本当にみなさんには感謝々々です。

今回のファイナルを終えた後、チーム全員誰一人欠けることなく続けられる限り続けたい、と僕は思いました。
こんなことを書くとやめたい人がいてもやめにくくなるかも知れないし、ちょっとズルい書き方かも知れませんが、正直な気持ちなので許していただきたい。

まぁ、そもそも僕がメジャーで活動し続けられるかどうかが一番危ういわけで「まずお前が頑張れよ」という話なんですが知るかそんなもん関係あるかぁ。


少しご報告ですが、ツアー中、医者に診てもらったところほぼほぼ声帯結節な状態のものが確認されました。
ツアーはお薬等でごまかしながら何とか終えられましたが
あれだけみなさんに「無理すんなよ」と言われていたのに無茶をしてしまいました。申し訳ないです。
酷いポリープとかでは無いのでしばらく休めて医者と相談しながらやってまいります。

ちょうどいい機会なのでこの間に走り込みや筋トレ等、肉体改造もしつつ
もう一皮老けた島爺を見せることを目標にがんばろうと思います。

次は「敬老の日スペシャル 永敬爺82」at 東京 一ツ橋ホール という弾き語りライブでお会いしましょう。
みなさんありがとうございました。ではでは。