月別アーカイブ / 2012年07月

※めちゃめちゃ長くなった上に歌い手さん以外が読んでも面白くないです。注意!


「歌ってみた」にアップしようとする際、僕がまずやることはメロディの把握です。

しゃくりとか語尾のフェイクっぽいのとかは抜きにして
「だいたいこのメロディで歌ってる」という大まかなメロディラインを
フリーのピアノソフト等を使ってMIDIで作ります。

最高音はどこか?最低音はどこか?
音域はきつくないか?どう上がってどう下がってるか等々を視覚でも確認するためです。

聴いて覚えただけのメロディだとちゃんと上がり切らなかったり下がり切らなかったり
「何となく」で歌ってしまうのでこうするようにしています。

その後、その通りに歌ってみます。
出来るだけ人間らしさを捨てて機械的に。
ピアノの音を聴きながら、正確な音程と音価でカクカクと。棒歌い(?)な感じで。

歌えない場合は「聞々ハヤえもん」等のキーを変えずにテンポを変えられるソフトで
歌えるテンポにしてから練習。徐々に原曲に近づけていきます。

ま、もちろん機械みたいに正確に歌うのは無理ですが
これをすることで
「原曲のボーカロイドの歌い方」や「同作品を自分より前に歌っている歌い手さんのクセ」
を忘れることが出来ます。一時的に、ですけどね。

で、忘れたらそこから自分なりの歌い方を考えていきます。

「ここはしゃくって上げよう」とか
「歌詞が○○だから泣き声っぽく」とか
「こう歌った方がかっこいいけど、サビで爆発するためには抑え気味にした方が良い」とか
思いついたことを歌詞カードにどんどん書いていきます。

この時点での歌詞カードはPCのメモ帳とかのが良いです。どんどん書き足していけるので。

全体の歌い方が決まったら歌詞カードをプリントアウトして、実際に歌ってみます。
すると、絶対イメージ通りにはいかない箇所が出て来るので
それが「何度か練習したらどうにかなるレベル」なのか「そもそも無理だろ、これは…」なのか、見極めます。

個人的な意見ですが
「出来ない部分は練習を積んでどうにかする」よりも
「そこはどうにかごまかして、とりあえず1曲完成させる」の方が経験値は高いように思います。

「ごまかす」と言うと聞こえが悪いですけどねw
それも立派なテクニックだと今の僕は思っています。

歌い方が定まったら、ひたすら練習。
練習してる間にも色々思いつくことがあるので、それを歌詞カードに記入。
でも、最初のイメージからあまり逸脱しないように注意して下さい。
歌いながらメモってると、イメージを無視して歌いやすいよう変えてしまいがちなので。

あとは「録って聴いちゃ凹み録って聴いちゃ凹み」のくり返し。
ここでも「満点な歌が歌えるまで録音」とか思わない方がいいです。
いつまで経っても終わりませんから。
何度歌ってもダメなら、自分の基準で決めた合格ラインをクリア出来てたらOKにします。

さっきも書きましたけど、その方が自分の成長につながりやすいと思うから
という点と
アップした動画がコメでどれだけ褒められても調子に乗らなくなる、という利点があるように思います。

イメージ通りに出来なかった部分を完全に自覚していて
「それでも今の自分にはこれ以上無理だから」と覚悟した上でアップしているので
褒められたら「や、もぉほんとすんませんありがとうございます…orz」と心の底から思えます。

その分、アップする直前は胃がキリキリしますけどねw
僕はストレスがすぐ胃腸に来るのでアップ当日は大抵下痢しますw
最近慣れて来てちょっとマシになりましたけど。


と、まぁ、長々と書きましたが
こんな感じで僕は歌っています。順序と経験談を思いつく限り書いてみました。

1つ断っておきますが
この記事は「俺、こんなに努力してんだぜ!すげぇだろ!」というドヤ記事ではないです。
このぐらいならやってる人も普通にいらっしゃると思いますし。

こういうやり方を知らなかった歌い手さんが、もしいたのなら
これを読んで何らかの刺激を受けてくれたらいいな、と思います。

「聴いて覚えて歌って録って、ミキサーさんに丸投げ」だけでは成長もしづらいですしね。

正直、僕よりポテンシャル高い人なんか腐るほどいると思うので
そういう方の独創的な歌がどんどん増えればいいなと思っとります!

マイク AKG C214(「HATED JOHN」以降)

MTR FOSTEX MR-8mk2(車内で録音するための機材。電池駆動可)

DAW CUBASE

AudioIF E-MU 0404USB

ヘッドフォン SONY MDR-CD900ST(「ラットが死んだ」以降)

実際使ってるのはこれぐらいだなー
家で歌ってる人はMTRも要りませんしねぇ
なんだかんだ言っても「歌ってみた」はやっぱり手軽に出来る範疇ですなぁ


配布されてるオケを一度DAWに取り込んで、EQでMIDあたりをちょっと凹ませる。テキトーに。
声を聴こえやすくするためにです。あんまり削りすぎると音程感がぼやけますよ。
必要であればガイドメロディも作っておく。

それらをMTRに流し込み、車内で歌う。
USBで繋いでwavファイルをPCへ取り込み、CUBASEでMIX。

という流れです。

ちなみにCUBASE以外は有料ソフトを使ってません。
CUBASEに元々入ってるプラグインかフリーでどっかから拾って来たものだけですね。

MIXに関しては(ま、歌に関してもそうですが…)全力で我流なのでお答えしません。
変なやり方を覚えちゃったらアレなので。
ネットで検索したら基礎的なことは全部学べるはずなので、是非そちらをご参照下さい。

僕には身内にミキシングに詳しい人がいるので
分からないことがあると聞くようにしてます。

が、具体的な数値や仕組み等は一切教えてもらえず
「ほら」っつってキレイにまとまった完成品を渡されます。

「耳で覚えろ」+「素材が同じでもここまでクオリティ上げれる」と言いたいんだと思う。

「なるほどぉ…どうにかすれば、こうなるのか…(-公-;)」
とイラつきながら試行錯誤の日々です。

車にマイクとMTR(録音する機材)を載せて誰もいない浜辺まで行き
ハンドルにマイクを縛りつけ、運転席で歌っています。

車にはほぼ防音効果がありませんが
周りに誰もいないので気兼ねなく絶叫したり変な顔になれます。

家がど田舎の木造なので防音設備等が皆無。
話し声ですらだだ漏れなのでこの方法しかないわけです。

毎回スタジオ借りたりするとお金かかるしねぇ…(´・ω・`)

今後の課題としては

「フロントガラスからの跳ね返り音まで録音されることがあるので、そこをどう軽減させるか」

「エンジンもエアコンも切らないとダメなので夏場の暑さ対策をどうするか」

「突然、散歩中のおっさんが目の前に現れた時に心が折れないようにするにはどうしたらいいのか」

ぐらいでしょうか。

3つめが正直一番難題です。
「せっかくいい感じに歌えてたのに途中で歌をとめてしまって台無し」というのが過去に数回ありました。

恐るべしおっさん。
しかも毎回違うおっさん。ミラクル。

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