今日の試合をもって学生サッカーが終わりました。

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そして、朝鮮大学校サッカー部は東京都2部リーグに降格しました。悔しいですし、不甲斐ないです。だからそ、自分は何が出来るのかという事を考えます。この記事は試合が終わった日の夜に書き込みました。


僕は今シーズンから現役を自ら退き、チームをサポートすることになりました。チームをサポートするためには、チームをサポートしたい!という想いだけが強くてもチームに貢献しているとは言えないと思ったので、チームに何かしらの形で結果をもたらせることのできる知識の習得と、アクションが必要だと思いました。



僕はもともとスポーツマネジメントに興味があったし、サッカーを強化発展していく為にはマネジメント的な感覚も必ず必要だと思っていたので、スポーツマネジメント学にのっとったスポーツチームの在り方であったり、スポーツを「する」「見る」「支える」といった文化を朝鮮大学校サッカー部を通して朝鮮大学校に根付かせようと思いました。

僕自身もまだまだスポーツを取り巻く環境に対しての理解は浅いし、マネジメントなんて無知に近かったので、自分の成長がサッカー部の成長につながり、サッカー部の成長が自分自身の成長にも繋がればいいなという感覚で「トリプルミッションプロジェクト」というものをスタートさせました。
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トリプルミッションプロジェクトに関しての説明は過去の記事を見てくれれば良いと思いますが、「普及」「強化」「収益」の3つの要素を起点とした好循環を生み出し、チーム強化をもたらそうという長期的取り組みです。



今年は主に、集客の部分をメインに取り組ませていただきました。2018年シーズンホーム開幕戦では「392人」

後期の集中応援では「207人」、ホーム最終節では「205人」動員し、



シーズン合計で「3067人」を動員しました。僕が知る限りでは過去最多数です。このような多くの集客はチームや選手、大学、大学関係者、OBの方々や観戦者自身にも様々な恩恵をもたらします。(ここに関しても深めていく必要あり)

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このようなマネジメントやマーケティングは、今後サッカー界が発展して為に必要な要素です。



しかし、現実は東京都2部リーグ降格。もちろんこの1年間取り組んできた活動が即効的にサッカーの結果につながるとは思っていなかったけど、正直、まさか降格するとも思っていませんでした。



そして、今回東京都2部リーグ降格という現実を目の前に、色々な課題を突きつけられています。その中でも特に、サッカーそのものを理解するという作業が圧倒的に足りないんだと痛感しました。



まだまだ僕たちはサッカーの原理原則が染み付いておらず、やみくもに感覚に頼ったプレーをしているように見受けられます。



このポジションにいれば大丈夫だろう…ここら辺にクロスを上げればいいだろう…ドリブルを仕掛けたいから仕掛けてみよう…



又、他人のプレーを評価する際にも、「凄い」や「やばい」等といった抽象的な表現が目立ちます。



最近では「サッカーを言語化する」とよく言いますが、このプレーの「どこが凄く」て、「何故やばい」のかという事を解説できない選手がほとんでどです。解説できないという事は、その選手自身もプレーするときに、サッカーそのものの原理原則を理解しないまま、プレーしているという事です。


このままだと“勝利という目標とは違う方向に向かっている努力をただしているだけ”という状態のままになってしまいます。もちろん感覚的なプレーが時に、スーパーを生み出す場合もありますが、そのスーパーが偶然的に起きる事を待っていては、勝負に負けてしまいます。



サッカーが強くなるためには優秀な選手が必要です。では、優秀な選手が偶発的に生まれてくるのを待つのでしょうか。



世界の強豪国は優秀な選手を生み出す為の育成システムを何年も前から取り入れ、必然的に優秀な選手を生み出しています。

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そして、優秀な選手を生み出すためには、優秀な指導者とシステムが必要です。


先日行われた2018年ロシアワールドカップでは、それこそ世界を代表するようなチームや選手達が素晴らしいパフォーマンスを繰り広げました。



サッカーは日々進化しています。世界各国の選手達は“アスリート”としての身体的能力を存分に発揮しながらも、



緻密な分析のうえでチームがあらかじめ準備していた戦略の引き出しのカードを次々と切っていきながら、“サッカー選手”としての知的能力を発揮し、駆け引きの連続のなかで勝敗を争っています。



彼らは優秀な選手を育成する為に設けられたシステムが必然的に生み出した、“アスリート”であり“サッカー選手”だと言えます。

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僕たちも身体能力を兼ね備えた“アスリート”であり、知的能力も発揮する事の出来る“サッカー選手”にならないといけません。


そして、僕自身は何が出来るのか。



今まで取り組んで来たスポーツマネジメントに対しての探求をより深めながらも、サッカーそのものの本質をもっと勉強し、サッカーを「見る目」を養っていくこと。「サッカーを言語化」出来るようになること。


スポーツマネジメントとサッカーを見る目の両輪を手に入れる事ができれば、これからもっと幅開く貢献していけるはずです。



そして今、日本の大学サッカー界は、大学サッカーのあり方をもう一度見つめ直しています。新たな価値観を見つけ出しています。大学サッカーの価値がどんどん広がっていき、これから大学サッカーという存在は、日本サッカー界の中においても大きな存在になります。



朝鮮大学校サッカー部もこのままでいいのでしょうか。サッカーだけをやみくもに練習すればいいのでしょうか。僕はそれでは駄目だと思います。



まずはサッカーの本質を突き詰め、知的能力を兼ね備えた“サッカー選手”になる努力、

「サッカーを言語化する」事の出来る指導者になる為の努力をする。



それと同時に、

サッカーを取り巻く環境を変えていきながら、スポーツマネジメント学にのっとったチームビルディング、チーム運営を行う。



この両輪を働かせていきながら、新しいチームのあり方を徐々に構築していくべきです。



東京都2部リーグ降格という現実は間違いなく残念な結果ですが、その残念な結果を長いスパンで見たときに、経験していくべき苦い薬だったと言えるようにする為には、



これから行動していくしかありません。



また、このようなチャレンジは学生だからこそ出来るトライだと言えます。



僕自身は卒業までの残り期間、これまでサッカー部MGとして感じてきた事、経験してきた事を後輩たちに継承し、朝鮮大学校サッカー部がこれからも良くなって行くようトライしていきます。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。コマッスミダ!

先日行われた【集中応援】は207人の観客動員を達成し、試合も2-1で勝利を収める事が出来ました。
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多い集客数の中でプレーする選手は高いモチベーションで試合に臨めます。
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試合前日と当日はマッチデイプログラムを配布しました。
得点時の観客席の歓声は最高でした。
今回の集中応援のハーフタイムショーには、朝鮮大学校研究員に所属しているソンチヒャントンムが出演してくれ、集中応援を盛り上げてくれました。
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試合当日を迎えるまでには、SNSでの情報発信や対談企画、ポスター等を通して普及し、プロモーションを行いました。
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集中応援を終え、シーズンも終わりを迎えようとしていますが、まだやらなければいけない事があります。

それは、今年の2月から【トリプルミッションプロジェクト】と題し、展開してきたチーム強化プロジェクト活動を今年限りで終えるのではなく、

これからも代々引き継いでいけるよう、継承していくことです。

継承していくべき取り組みは、大きく分けてこの7つ。

・各地域のウリハッキョへの貢献活動。
(全国のウリハッキョサッカー少年達の憧れの対象になる)

・朝鮮大学校にスポーツ文化を根付かせる事を目的とした集客活動。

・スポーツを「する」「見る」「支える」事への探求。
(スポーツマネジメント学)

・サッカーチームの在り方をアカデミックに理解し、チーム内での役割を学生主導で作り上げる。
(主将、副主将、学年責任者、主務、分析班、マネージャー、広報、学生コーチ)

・【普及】【勝利】【収益】に着眼したマネジメント。

・ブランディング。(ロゴ、写真、映像、デザイン等を通してチームのアイデンティティを伝える)

・選手達のパフォーマンスアップの為の取り組み。

この一年間で経験した失敗談、成功談を後輩たちに伝え、

この7つの取り組みを継承し続ける事が出来れば、

チームは変われます。

もはや、今年1年間の活動の形に囚われることなく、どんどん自分達で新しい形をつくり、変化させていって欲しいです。

そしてこの期間、この活動は継続させていった方がいいと助言をくださった先輩の方々、ありがとうございます。

卒業までの残りの期間は引き続き活動を展開していきながらも、

この活動が代々続いていくように、尽力していきます。

2018.9.25(火)



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