「愛って知ってる?」

いつかそんなようなことを聞いてきた、
4つ上の先輩。
相当孤独な女の子に見えたんだろう。

どうして目を見ないの?話さないの?一人で遊びに行くの?お父さんは?お母さんは?家に帰ってる?もっと信じてよ


いかにも偽善者が言いそうな言葉選び。
もう本当に本当に
出会った時から
うるさくてうるさくて仕方のないひと。

自分のことなんて何も何もわからないのに
聞かれても困る。なにしたかなんて覚えてない。
責められても過去掘り下げられても
わからない。

それでも底知れない優しさと愛を
与えてくれたから
忘れたいのに忘れたくない
矛盾、むじゅん。

そんな鬱々した日々を繰り返していたら
偶然街で会った父に話しかけたら逃げられて
親戚が急に亡くなった知らせがはいり
祖父の3回忌に私だけ呼ばれていなかったことがわかり
唯一の救いの場所であるバイト先に行ったら
なぜか先輩にとことん避けられて
家に帰ると目の見えない母がコードを焼いてしまって危うく火事になるところで
目まぐるしい1週間
厄日。そう、厄日。


居場所  とは。

こんな心の折れることが日々続いて続いて
それでも生きている

「よく生きてるね」

そう言った奴もいた。
本当にそう思う。

自分でもわからない。

ただ毎日を必死に乗り越えるために
生きてるだけ
生きる
生きてやる
絶対に
絶対に
生きて、やる