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2008年,2009年と闘ったSUPER-GTであったが

2009年終了時点でチームの負債は膨れ上がり

志半ばで撤退を余儀なくされた。

しかしながら、2008年当初は全く無名だった

初音ミクちゃんが、その時世界中で大ブレークしていて

GOODSMILEさんもこのプロジェクトは

継続したい!と言う意向であったので

丁度2010年からPORSCHEでSUPER-GTに

新規参戦予定であった古巣COXさんに

このProjectを引き継いで頂くお願いをした。

GOODSMILE安藝さんからは承諾を頂き

COX渦尻会長には「お前がチームに入る事」

を条件に新体制が生まれた・・・・・

Studieではなく、あくまで僕個人での参加としたが

僕はこの年の一年間

PORSCHEのロゴをつけたウェアを着る事になった。

冗談まがいではあったが常連様や友人、知人達からは

「今度はPORSCHEのビジネス始めるのぉ〜♪」

っと散々からかわれた。(数人真顔な人もいたけどw)

正直、屈辱的でもあったし、惨めな想いでもあった。

それも一年間も・・・

必ずいつか復活してやる!って想いを強く持ち

与えられた仕事をこなし、とにかくGSRファンのみんなの

心が消えない事に神経を尖らしていた。

でも、そんな一年に衝撃的なほどの収穫があった。

それはJAFマシンとFIA GT3マシンとの扱い方の違い。

JAFマシンの時は何か問題があったり、

もっと速く出来る箇所があると、大金が掛かっても

そこを大改造したり、構造を変えたりしていたが

基本一切の改造の許されないFIA GT3マシンでやる事は

メンテナンスとセッティングのみ、であった。

同じシリーズの同じクラスで闘うマシンでこうも違うのか?!

今となってはそれが当然であるが

SUPER-GTでも初めてのエントリーである

このFIA GT3マシンにはとにかく驚かされた!

更にはFIA GT3マシンにはメーカーによるビス一つに至るまでの

パーツリストとプライスリストがあるお陰で

レース用の車輌保険さえ入る事が出来た。
注)今はJAFマシンでも入れる保険が出来た。当時はなかった。

つまりチームは、どんなに大きな事故があろうと

年間の予算がかなりハッキリ掴む事が出来る!

前年までに湯水の如くの出費に頭を悩ませた経験からは

想像もつかないほどの違いであった。

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そんな時に本国ドイツで、BMW初のFIA GT3マシン

BMW E89/Z4GT3が発表された。

ガチッとカチッと将来の夢が見えてきた瞬間であった。

ブーーーーーン✈
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