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最終ラップ最終コーナーを抜けてきた砂子塾長の後ろに

二番手のAMG666の姿は見えない。

いつもよりピット寄りのラインで

チェッカーフラッグが振られチーム初優勝が決まった。

ご来場頂いたファンの皆様も歓喜している姿が見える。

2014年から数えると4年半掛かった初勝利。

なかには号泣されている姿もあり

今すぐにでもそこに飛び込みたい気分・・・普通なら。

ちょっと裏話になるのですが

このゴールした時点でペナルティで降格の可能性がある

審議案件があった。

レース後にスチュアート(審査員室)に来る様

無線が入っていた。

その裁定次第では優勝を剥奪される可能性も。

だから僕自身はその瞬間まだ喜べていなかった。

この皆様の感動を取り上げてしまう様な事態だけは

避けたかった。

5年前の鈴鹿1000km・・・

ヨギーが初めて助っ人として我がチームに合流し

6時間超えの激戦で2位を獲得した。

あの時もみんなで歓喜し、大喜びした後に

車検でインテークが壊れエンジンストップしない事が発覚し

レース後失格となった。

全員が天から地に落とされガックリと肩を落とした。

あの時の悔しい想いが嫌でも思い出された。

なので表彰式の後

足早にその場を去り審査員室に向かった。

不安しかなかった。

着くとAMG666チームのエンジニアが必至に

自分達のインカービデオを指しわめいていた。

1stスティント木下アニキとの接触シーンだった。

お互い並んでサイドバイサイドでS字コーナーに侵入

その後逆バンク手前でやや強めに接触し

AMG666はコースアウトしていた。

僕らはモニターでも確認出来なかったシーンだ。

その後すぐコースに復帰も出来ているし

日本であれば何の問題も無いレースシーンだが

相手は大会スポンサーでもあるAMG

どういった力が動くかわからないし

日本とは言えアウェイなレース。

まずは静かにその姿を見ていたら審査員のTONYさんが

#81のインカービデオも見せてもらえますか(任意)と

言われたので一度ピットにビデオカードを取りに戻った。

うちのエンジニアからは任意だから提出しなくても、と

言われたが正々堂々闘いたい旨を伝え

ビデオカードを持って審査員室に戻った。

TONYさんは一度このビデオカードを受け取ったが

彼はこのビデオカードを見ようとしなかった。

そして、またしばらくAMGのエンジニアと話した後

僕の所に歩み寄り

BOB!CongratuLation。問題ないよ、と言ってくれた。

嬉しい気持ちより、ドカーッッと疲れが出て

とにかくホッとした。

足早にピットに戻り、一番心配そうな顔をしていた

木下アニキに問題なかった事を伝えると

良かったぁ〜、と安堵の表情に変わった。

レース終了から1時間以上経過していたので

ファンの皆様も大半がいらっしゃらなかったし

残った方々の歓喜も落ち着いていたw

なんか悔しい(^_^;)

みんながこの事を知らず感動し喜んでくれて良かった!

でも一緒に同じ瞬間に歓喜したかった。

フジですね、次ですね!

今度こそ一緒に喜びを共有させて下さい。

みんなにダイブするから受け止めて下さいね。

75キロですwww