月別アーカイブ / 2012年05月

808_4214昨日からローマに来ているんですが27年前と比べて益々観光地化が進んでいて驚きました。PARISでも若干そんな風ではありましたが、何か街中にある自分達の宝物を使ったディズニーランドになってきている気がします。それが良いか悪いかは明白なので書きませんが(^_^; さて、今回DTMとニュルブルクリンクの間にこのフランスとイタリアを訪ねたのにはワケがあります。これは私がイタリアのブランドであったRACING DYNAMICSのブランドマネージャーをやっていた時に学んだ事なのですが日本のマーケット(もしくはアジア)にドイツデザインをそのまま持ち込むと意外と好き嫌いが分かれます。ベタベタなモノは好きな人にはたまらないですが普通の人が見るとちょっとドン臭かったりあまり都会的に見えないのが理由だと思います。そこで、そこにイタリアやフランスのエッセンスを加えるんです!これ言うと簡単、やるのはコツ覚えるまで結構大変なんですが、そうすると適度に軽さと明るさが出て非常に多くの日本人(もしくはアジア)の好みにあったテイストに変化します。で、私は今から20年以上も前に当時のRACING DYNAMICS社長フェデリコ・パヴォンチェリ氏からこの技を盗んだ(イイモノは盗むんですっ!w)のですが、その後BMW自体も車体やパーツデザインにこの技を導入しラテン系のデザイナーが多くなったのは多少の違いはあれど似た理由だと思っております。で、長くなりましたが今回フランスとイタリアを訪問したワケは自らのこのイタリアン&フレンチエッセンスの強化ですっ!デモカー作りや広告やHomepage。はたまたStudieStyleや今後の新しいアクション等々様々な事にこの手法を用いる為にも必要な強化だと思っております。長く留守して御迷惑をお掛けしております。(スタッフ含む)必ずや皆様の未来の笑顔を多くする事に繋がる事だと信じておりますので、もうしばらくこの自由気ままな旅をお許し下さいv(^_^)

PS:D800Eスゴイですっ!

101008ogu001今日よりROMAに入り今日からイタリア旅行編を書こうと思っていたら突然訃報が入って参りました。雑誌LeVolantで長年自動車愛(特にVW愛!)を貫いておられた小倉正樹さんがお亡くなりになりました。実は小倉さんとは不思議な御縁があって前職のCOX時代、私がRACING DYNAMICSのブランドマネージャーをやっておりました時に、この小倉さんがまだマイナーだったRACING DYNAMICSに惚れ込んでおり「鈴木君!頑張ってメジャーにしてやってくれっ!」とまだ若造だった私にお声掛け頂いたのが最初のコンタクトでした。その後も小倉さんはLeVolant本誌で幾度となくRACING DYNAMICSを取り上げて頂き、また当時の社長であったフェデリコ・パヴォンチェリ氏とも交友が深かった為に私も知らない様な本国取材をいち早く取り上げて下さった事も今となっては良い想い出となってしまいました。そんな中私がStudieを立ち上げる事になった時、小倉さんは広告も入れられる予算の無かった小さな店を全国メジャー誌であるLeVolantでカラー見開きで特集を組んで下さりオープンの二日前からその記事を読んだお客様が多数お越しになられるほどの影響力で、その後もお会いする度に「ガンバレって渦さん(COX社長)に追いつくんだぞっ!」とホントに子供の様な素敵な笑顔で応援して下さった事を昨日のことの様に思い出します。その後なかなかお逢いする機会がありませんでしたが、たしか3?4年前に突然「Studieの135を取材したい!」と連絡を頂き、その記事はLeVolant本誌とBMW COMPLETE誌に掲載されました。その文中に「お前もイィクルマ仕上げる様になったなっ!クルマは運転して楽しくなければなっ(^_-)」と言う他の方が読まれたら誰もそうは取らない、気づかない様なメッセージが含まれていて心底有難く嬉しく、そして暖かく感じた事を今思い出し、ここローマで涙が止まらないでおります。小倉さん!本当にお世話になりました。有難うございましたっ!天国でも明るく楽しくVW乗っちゃって下さい。僕はもう少しこのBMW道を極めます。まだまだ渦尻尊師にはほど遠いですが諦めず、一人でも多くの方に笑顔になって頂けるよう精進致しますので天国から見守っていて下さい。お疲れ様でした。ご苦労様でした。そして、本当に有難うございましたッ!


追伸:今日の写真は8speed.net生方編集長のコラムより拝借致しました。小倉さんらしいイィ写真ですね。

808_3679ヨーロッパに入って9日目。ドイツ?スペイン?PARISと来て今日はこれからITALY@ローマに移動します。高校二年生の夏休みの時に友人四人で一ケ月弱ヨーロッパを周りました。その時のヨーロッパの美しさと重さと深さに完璧に脳天ひっぱたかれて今の職業(業種)に就きました。それから27年(爆)。毎年数回ちょこちょこドイツやイタリアに仕事で行く事はあっても相手の会社やサーキットやモーターショー会場と空港の往復で、その時ほどヨーロッパを肌で感じる事は無いままここまで来て、どうしてももう一度自分の中のヨーロッパをリセットしたくなり今回の旅を思いつきましたがやはり大幅にズレていた事に日々気付かされており、今回の旅に出て大正解でした。最近得意の(笑)私見ですが日本にいると欧米文化って言葉がある様に“欧州文化”と“アメリカンカルチャー”がごちゃごちゃになっている気がします。自分としてはその中でも前者の欧州文化だけにこだわってStudie AGを引っ張っているつもりでいるのですが、どうしても日本にいて色んな刺激を受け続けてしまうとその感覚がズレてくるんですね。今回、特に初心に戻って27年前の様にクルマに直接は関係無い様なベタベタのヨーロッパの名所を回ってみています。そうすると普通に500年前とか600年前から変わらないモノに日々囲まれている日常がそこにはあり、いわゆるリメイクやコピーやペーストではなく月並みな言葉ですが本当の本物(本質)だけが存在する空間の心地良さに気付かされます。これはディズニーランドや六本木ヒルズ等で常に僕が違和感を持つ感覚の対極のFeelingであり、これこそがここにしか無いDNAレベルでしっくりくる僕がヨーロッパに惚れ込んだ理由でもある気がします。そして、この感覚こそStudie AGとしてクルマのイジり方にとても大事なセンスに繋がるモノだと思います。エルメスやヴィトンやLEICAにあってAC SchnitzerやALPINAやHamannにもある言葉にするのは難しいですが、独特の本物感、普遍感、本質感がBMWのModifyにはとても重要でありそれこそがBMWを選んで購入された方が望まれる方向性であると信じて止みません。皆様(スタッフ含む)に御迷惑を懸けて思い切って旅立った今回のヨーロッパ出張の収穫は思ったよりも大きなモノになりそうです。どうも有難うございますっ!必ずや皆様に今後お返し出来る収穫ですッ(^_^)

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