昨日の夜流れ星をみた。
なんとか流星群の時じゃない流れ星を見るのは久しぶりだ
流れ星と言えば忘れられないでっかいのがある。小学生の頃だ。
友達と二人で真っ暗になるまで近くで遊んでいた。忘れもしない。滑り台の上に座って夜空を眺めていたら。突然。
「バシュウウウウウ」というでっかい音と共に、空を駆け抜ける流れ星を見た。その大きさはと言えば、普通の流れ星の50倍くらいあったはずだ。
あれからどれくらい経ったのだろう。沈む夕日をいくつ数えたろう。ずっとずっと、あれはとてつもないでかさの流れ星だったと疑うことなど一度もなかった。
でも、いつのことだったろうか。
もうずいぶん大人になってから、そのことを思い出した時に、「あれは誰かの手持ち花火だったんじゃないだろうか」という疑念が自分の中で生まれてしまった瞬間があった。常識的に考えて、いくらなんでもでかすぎる、、、と。
でもあれは確かに流れ星だった。
時は決して戻らないから、もう真相は分からないけれど。謎は謎のままが美しいね。
そうそう、昨日見た流れ星に咄嗟に願いをかけたんだ。なにを願ったかは内緒だけど、ちょっとミスったな。早くコロナいなくなれって願えばよかった。人間咄嗟になるとダメなもんだなー。
もしタイムマシンができて、一回だけ使えるならさ。本能寺の変か、坂本龍馬を切った犯人か、あの流れ星の真相を確かめるのもいいね。
いや、やっぱりその必用はないな。だってあれは絶対に流れ星だったのだから。
聴いてください。STANCE PUNKSで「大人になんてなるもんか」