月別アーカイブ / 2016年12月

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2016年も残すところあと6時間。

あっという間に過ぎ去った366日でしたね。
*2016年はうるう年なので366日あったのですよね。

昨晩【2016年版】もう一度読み返したいエクセレントブックという記事で読書を振り返りましたが、其れとは別に一年を振り返ろうかと。
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2016年は激動の一年でした。
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▼2月:待望の娘が誕生。
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2016年2月5日 02:29。

西村家の第三子となる長女「梓」(あずさ)が誕生しました。

2月5日生まれであることから、敬愛する「矢澤にこ」にあやかり「西村にこ」にしようよと提案するも0.01秒で妻に却下されたのも今では良い思い出です。

娘が生まれてから早10ヶ月。

こんなに大きくなりました。

▼3月:採用オウンドメディア「carraria」をリリース
リクルートキャリアの採用担当としてチャレンジしたのが、業界初の採用特化型のオウンドメディア「carraria」(カラリア)のリリース。
大手企業だとついつい事業ばかりがフォーカスされがちですが、採用上は『誰とはたらくか』も非常に大切。特にリクルートキャリアは非常にユニークなキャリアを持った人がたくさん働いているので、人にフォーカスをしたい、という気持ちから立ち上げました。

こうした前例のないチャレンジにも一歩踏み出させてくれるリクルートには本当に感謝しかありません。

▼4月:HARESのロゴが決定。
2015年の創業から約一年。
未だにロゴすら作っていなかったので、重い腰を上げてロゴの制作に着手。
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こちらに決まりました。
また、4月は熊本で震災が起こった月でもあります。未だ復興も道半ば。熊本城の完全復旧には20年以上かかるそうですが、一刻も早い復興を望みます。
▼5月:HARES.JPリリース
ロゴも決まったところで、いよいよHARES(ヘアーズ)のコーポレートサイト「HARES.JP」をリリース。
いわゆるコーポレートサイトみたいなものにはしたくなかったので、あえて「二兎を追って二兎を得る生き方を伝えるライフスタイルメディア」と定義して、学生メンバーのけんけん( @ketokunsan )と二人三脚で運営してきました。ほんとにかわいいヤツです。

▼6月:28歳に。独立を決意。
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誕生日には長男と次男が折り紙でプレゼントを贈ってくれました。シャツとネクタイと時計は長男作。アンパンマンの紙飛行機は次男作。

実はこの日は僕自身が独立を決意した日でもあります。

誕生日が6月30日ということもあって、ちょうど一年の折り返し地点なのでいつも振り返りをするのですが、
・20代は残り2年しかない。
・後悔しない20代ラストにしたい。
・会社の枠から飛び出てチャレンジしたい
・娘との時間も大事にしたい
といろいろ考えた時に出てきたアイデアが「育休的起業」でした。

この日の晩には妻に『俺、会社やめるわ。』と告げ、その翌日には上司に退職を申し入れていました。

「そうちゃんが決めたなら、いいよ。」

と背中を押してくれた妻には、きっと一生頭があがりません。

▼7・8月:勇気をくれたリオ五輪
そういえば、リオ五輪もありましたよね。
まだ半年も経ってないんですよね。なんだか恐ろしく前のことのように思えます。
錦織選手の試合はリアルタイムで観てましたが、ほんとに凄かった。手に汗握る闘いってこういうことを言うんだなと。

▼9月:朝5時起き生活にグルテンフリー。ライフスタイルを転換。
9月はいろんな出会いが重なって一気にライフスタイルを変えた月でした。

一つは朝活。

HARESでのインタビューを通じて仲良くなった株式会社divの井上くんと渋谷の朝活コミュニティ「朝渋」を立ち上げたり。
マックさんと濱松誠さんのすすめでグルテンフリー生活をはじめたり。
・朝5時起き生活で一日中ハイエネルギーな状態に。
・グルテンフリー生活で365日下痢ピーライフから解放され体調が絶好調に
なったのは本当に大きかったです。

こんなことならもっと早くからやっておけばよかった…!

▼10月:電通の過労自殺事件が一斉報道
これは非常に僕にとって大きなインパクトを与えました。なぜなら、僕はまさに入社2年目の頃、友人を過労死で亡くしているからです。
あの頃の気持ちがリフレインしてしまい、あの事件が起こった直後は寝込んでしまいました。亡くなられたご家族のことを想うと、今も胸が引き裂かれそうな気持ちになります。

3人の子を持つ親として、過労死なんてものが起こってしまう社会に子どもたちを送り出せるわけがない。

子どもたちからお父さんと過ごす時間を奪う長時間労働を無くさなくては。

そんな思いから立ち上げたのが「長時間労働撲滅プロジェクト」。
「長時間労働をどうにかしたい」と多くの方が思っていたせいか、わずか2日で1万人、1ヶ月で4万人もの方から署名が集まりました。

もう一つ、忘れてはならないのが「NewsPicksでの長谷川先生の炎上事件」です。

「残業100時間超で過労死するとは情けない」というNewsPicksでの長谷川プロのコメントに違和感を感じた僕が、Twitterという場外でスクショ付きで「こういうマッチョ思考の押し付けが過労自殺を生んでいるんだよ。 わからないかな…」とコメントしたところ、瞬く間に2万を超えるリツイートがされ、テレビなどマスコミを含め各種メディアで「長谷川先生叩き」が行われるに至った大炎上事件。

『コトを憎んでヒトを憎まず』の精神を大切にしていたつもりですが、結果的に僕のツイートが発端となって、僕の預かり知らないところで長谷川先生に対する人格否定のような罵詈雑言が量産され、さらにはカウンター攻撃のような形で次には「西村叩き」にまで発展。

本当に心身を消耗するとともに、自分のコミュニケーションスタイルを猛省しました。

これを機に、ソーシャルメディアの登録をすべて削除して、外部での発信を一切辞めてしまおうかと思ったこともあったくらいです。

でも、それは全くもって本質的なことじゃない。

何かを変えたい、と思った時に、誰かを全く傷つけないことなんて、そもそも不可能に近いこと。

他の誰かの尊厳が傷つくことないように細心の注意を払いつつも、多かれ少なかれ誰かを傷つけてしまう可能性をゼロにすることはできない。

それでもなお、それを上回る価値があると思えることだけを、発信すること。

そうした発信に気を悪くした人から非難を浴びることまで覚悟して自己表現すること。

この一件以来、あらゆるメディアにおける一挙手一投足に、神経を集中させて、気を遣ってコミュニケーションをするようになりました。

▼11月:リクルートキャリアを卒業。
10月に開始した署名キャンペーンが4万人を突破したことを受け、11月に大臣への署名の手渡しと、その旨の記者会見を行いました。
過労死の原因となる「行き過ぎた長時間労働」を是正するために、法改正に向けて引き続き動いていきます。

年明けの1〜2月には『働き方改革実現会議』の議長でもある、安倍首相に署名を手渡す予定です。

そうこうするなか、11月末を迎えました。

そう。約6年間勤務したリクルートキャリアの最終出社です。
今振り返っても、リクルートキャリアに入社して本当に良かったなと思ってます。

この会社だったからこそ出会えた人や企業。
この会社だったからこそ積めた経験。

多分人一倍、たくさんのチャレンジをさせてもらって、人一倍壁にぶち当たってきましたが、その度に手を差し伸べてくれて、背中を押してくれたのがリクルートキャリアの諸先輩方と同期です。

本当に、良かった。

感謝してもし尽くせないです。

▼12月:複業研究家としての活動を本格化。HARES COLLEGEを本格スタート。
最終出社を迎えた翌日から、DMMオンラインサロンで複業家のためのオンラインサロン「HARES COLLEGE」をオープンしました。
開始からわずか1週間で第1期の定員が埋まってしまう異例のスピード。

副業解禁を官民一体で進めるべく、意見交換会も開催しました。
12/26にはHARES COLLEGE大忘年会と称して、30名超の方にお越しいただきました。
当日は「複業副業特化型のヴェンチャーキャピタル構想」も発表しましたが、2017年はHARES COLLEGEの活動も益々活発化する予定です。
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▼2016年は「転」の一年でした。
こうして振り返っても、2016年は激動の一年でした。

2月には娘が生まれて三児のパパに転生。
6月には退職・独立というキャリア転向を決意。
9月にはライフスタイルを転換。

転」

とはすなわち、パラダイムシフト。

2017年もどんどんパラダイムシフトが起こせるよう、チャレンジしていきたいと思います。

仕事を通じて幸せになる人が、一人でも増えますように。
仕事を通じて不幸になる人が、一人でもへりますように。

「二兎を追って二兎を得られる世の中を創る」ために、引き続き邁進して参ります。

2017年も、何卒よろしくお願いします。
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2016年12月31日 大晦日 
西村創一朗

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大掃除完了とともに28歳にして人生初の書斎完成。

引越し4年目にして念願の書斎GETです。

小1の頃『書斎』という大人版秘密基地の存在を知ってから早20余年。長き道のりであった。
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一番右の本棚は漫画用。
僕は電子書籍派なので妻のマンガが2/3を占めます。
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こちらがメインの本棚。
上から2番目の棚が『殿堂入り・永久保存版』です。
3段目・4段目は今年読んだ本。
5段目・6段目は2015年以前に読んだ本です。
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中央にあるのが文庫本棚。先週新調したばかり。
新書と文庫、それからCDやDVDはこちらです。
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こちらも新調したばかりのNew本棚。
まだまだ余裕があります。

ちなみに、書斎の本棚はすべてIKEAのBILLY。
コスパ高いです。
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続いてデスク。中央にはBenQのディスプレイ。
尊敬する先輩から独立祝いで頂いたものです。
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机の左端にはScanSnap iX500。
これがなくては仕事になりません。
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キーボードはこちら。
Microsoft製の人間工学に基づいたデザインなので、身体に負荷がかかりにくいので、疲れません。
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マウスはこちら。
ロジクール製のトラックボールタイプ🖲のマウスです。
慣れるまで2〜3時間ほどかかりますが、慣れてしまえば圧倒的に使いやすいです。
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デスク脇には常にアーモンドチョコレート。
最近は専ら乳酸菌ショコラのビター味。箱買いしてます。
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極めつけがこちら。
IKEA製のデスクチェアです。


ごく控えめにいって
最悪です。

1時間が限界。それ以上は座っていられません。


椎間板ヘルニア持ちなので、深刻な問題です。笑


どなたか、中古で良いのでデスクチェアを一脚譲っていただけると大変嬉しいです。腰が痛くなりにくいやつ。


とりあえず、大晦日を迎える前に大掃除が終わって良かった!



そして何より、念願の書斎が完成して幸せすぎる!!!


残すところ2016年も28時間ですね。
最後まで満喫し尽くすぞー。

今年も残すところあと4日。
2016年もあっという間に終わりですね。

今年一年、皆さんにとってはどんな一年でしたか?

僕の場合は2月に娘が生まれて3児のパパになったり、「娘愛」をこじらせてリクルートを退職して育休的起業を決意するなど、人生の節目とも言える一年でした。

人それぞれいろんな想いがあるかと思いますが、社会へのインパクトが多かった出来事としてはやはり「働き方改革」は外せないでしょう。

今年2月、ロート製薬が「副業解禁」をしたことがきっかけになり、雑誌WEDGEや東洋経済のほか、NHKなどテレビでも「副業」に関する特集が組まれるなど「副業解禁ブーム」とも呼べる社会現象が起きたり。
つい一昨日、日経新聞の一面でも取り上げられていましたね。

そこから約半年後、史上初めて「働き方改革担当相」が設置され、安倍首相が議長を務める「働き方改革実現会議」が発足するなど、政府のメインアジェンダとして「新しい働き方」が取り上げられるまでに。

しかし、それからわずか1ヶ月後、10月に衝撃的な事件が明らかになりました。

電通の過労自殺のニュースです。
あれから約2ヶ月半後の本日、労基法違反で書類送検されたことが報じられています。
この事態を受け「長時間労働の是正、ワークライフバランスの改善は極めて重要だ。年度内に(政府が推進する働き方改革の)具体的計画を取りまとめ法案として提出したい」と菅官房長官が語るなど、政府としても待ったなしで取り組む方針を発表しています。
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大丈夫。歴史が証明しているから。
長時間労働の是正に、副業解禁に、それからリモートワーク。

こんな「新しい働き方」本当に実現できるの?

「残業ありきの経営体制だから、労働時間の上限規制だなんて、うちのには無理だよ。」
「副業解禁なんてしたら、みんな本業に集中しなくなっちゃうんじゃない?」

そういうリアルな疑問の声がたっくさん聞こえてきます。

でも、断言します。

なぜなら、日本以外のほとんどの国は労働時間の上限規制があるし、副業禁止規定なんて、そもそもないし、それで経済が回ってますから。

「でもそれは海外の話であって日本は…」

はいでましたね。デモシカシ大臣。
何か新しい価値観が出た時に「でも」とか「しかし」と、つい反対してしまうのは人間の良くないクセです。現状維持バイアスですね。

でも、大丈夫です。

なぜなら、日本の歴史が証明してますから。



みなさん「週休二日制」ってご存知ですよね。



昔は「週休一日制」だったのが、あることがきっかけで「週休二日制」に一気に変わったんです。



「週休二日制ブレークのきっかけ」を作ったのがどなたか、皆さんご存知ですか?



そう、皆さんご存知、松下電器産業(現パナソニック)の創業者・松下幸之助さんなんです。
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"いまや当たり前の週休2日制を日本で最初に採用したのは松下電器産業(現パナソニック)だ。ただ社員を休ませたかったわけではない。創業者、松下幸之助氏が昭和40年4月、海外企業に勝てる仕事の能率を求めて現在の完全週休2日制を導入したのだ。米国で主流でも、欧州でさえ導入企業が一部だった半世紀前。仕事量の減少が業績に響くとの疑問が渦巻く中、幸之助氏は「日本の扉を開ける」と執念をみせ、松下の成長で判断の正しさを証明した。以降、他の企業や官公庁などで導入が進み、日本人の働き方の転換点となった。"

昭和40年4月。西暦1965年4月。
今から半世紀以上前のことです。

当時は高度経済成長期真っ盛り。
「そんなに従業員を休ませてどうする」
「そんなことしたら業績が下がるに決まってる」
「松下はバカじゃないか」
と非難轟々。

社外だけでなく、なんと自社の労働組合にも「そんなうまい話はない」と反対されたそうです。今考えるとすごいですよね。

さらに、ちょうど1964年の東京五輪の翌年で、五輪後の不況による業績悪化というタイミングだったこともあり、実現が危ぶまれたのですが、

「米国では週に2日休むにもかかわらず日本の10倍給料を払っている。それでも会社はもうけている。1人当たりの生産量が10倍だからだ」
「うまくいかないときは松下がつぶれるときだ。日本の扉を開く気持ちでやる」(前出の記事より引用)

と「週休二日制」を導入を英断したのです。

「残業ゼロ宣言」をした日本電産の永守会長に似た気概と覚悟を感じますよね。

その後、松下幸之助氏は宣言通り業績を劇的に向上させ、日本中に「週休二日制」が広がっていったことは皆さんがご存知の通りです。
"週休2日制を他の国内企業が採用するのは55年ごろから。官公庁は平成4年に完全週休2日制を導入した。公立学校も同年から月に1回土曜日が休日になり、14年からは毎週土日が休みになった。"

そう、やればできるんです。必ずできる。
他ならぬ日本の歴史がそれを証明しています。
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一日休養、一日教養。
ぜひ知っていただきたいのが松下幸之助氏が「週休二日制」に込めた思いです。

もちろん「ただ休ませたかった」わけでは、ありません。生産性向上、ひいては業績向上が狙いです。

"1日はしっかりと休むが、残りの1日は自分を高める時間にあてよ。"

そういうメッセージを込めて、松下幸之助氏は従業員に対して
「1日休養、1日教養」
と自己研鑽に励むように指針を示したそうです。

電通・博報堂のコピーライターも鳥肌ものの素晴らしいキャッチコピーですよね。



副業解禁も、長時間労働是正も同じです。



単に
「好きなことしていいよ」
「働かなくていいよ」
ということではありません。



「副業してもいいよ。
  残業しなくていいよ。
  その代わり、成果を出してね。」


これが『新しい働き方』の本質ですよね。



松下幸之助さんを経営者として尊敬しているにもかかわらず、従業員の副業を頑なに認めなかったり、従業員にじゃんじゃんサービス残業させていたりして、従業員を疲弊させている経営者の方を見かける度に『ぜひ松下幸之助さんをみならって、働き方改革にチャレンジしてください!』と心の底で思っていたことをエントリーにしてみました。

また、長時間労働の是正に向けて、こんなキャンペーンをやっています。
既に4万人以上の方から署名頂き、先月、塩崎大臣(厚生労働相)や加藤大臣(働き方改革担当相)にも手渡ししています。
年明けには「働き方改革実現会議」を通じて、安倍首相にも手渡しする予定ですが、それまでには10万人超えを目指したいと思っているので、ぜひこちらから賛同&シェア頂けると嬉しいです。

それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。
2017年が皆さんにとって良い年になりますように。

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