ポンポンポンポンポンポンポンたんぽぽを
みつけるたびにいうんだねそれ

本は膝うえに開いたまますすむボックス席に
きみが溶けつつ

窓枠に頭をぶつけたとき読んでいた短歌を
ぼくにください

ラジオから似ている声がして微分方程式を
解けないペンシル

もしかして春画好き?
いや、旬が過ぎって検索したかったんだ

ねておきて
ごはんをたべて
ねておきて
たちよみにいくくもがきれいだ

ビラ吹けば銀杏のように風が舞い
きみを勧誘したピロティのまえ

あなたから返事くるまで眠れない
きょうも送っちまったよLINE

死にたいときみに初めて言えたとき
わたしの頬となる風が吹く

白すぎる君には見えていないけど
いまは青い春が旬です

ひこうきがおちてしまえばしんじゃうね
アイスを分けた春のてっぺん