瀬戸内の青の境界線を引くきみは読みかけの頁ひらいて

水面にあなたが映りたくさんのきらめきに背を押される 走れ


本を読むあなたをのせた電車から光こぼれて海はかゞやく

髪を切り過ぎたと微笑みびすけっときらきら夏が終わって欲しい

ふわふわと入道雲の頭にはあなたと摘んだ花の冠

きれいだよきれいだよきれいだよ水洗便所のノズルはきれい

あおしてるあなたのことをあおしてるおたいきもちをわかってくれお

はみだすとこころはきえてしまいそうくもにつぶれてにじんでしまえ


せとうちのあかのきょうかいせんをけすきみはよみかけのぺーじをとじて

たなかのたんか