月別アーカイブ / 2021年04月

Tanka Circle Swanは毎月LINE BLOG歌会を
ひらいています。
今回のテーマは「公園」です。
福良 椋(ふくら・むく)さんにテーマを提出してもらいました。

短歌の提出は5月9日(日)まで募集しております。
今回はひとり1首の掲載とします。

ブログのコメント欄、
TwitterのDM、
Facebookのメッセンジャー、
にて短歌とハンドルネームと作品のコメントをお送りください。

5月12日(水)ハンドルネームと合わせて短歌とコメントを発表いたします。

よろしくお願いします🍀

 

提出していただいたコメントと短歌のニックネームを公表いたします。

歌会後半においても短歌へのコメントを集めております。
歌会前半と歌会後半あわせて7首選んでコメントができます。
(例えば、前半に三首えらび後半に四首えらぶ・前半に五首えらび後半に二首えらぶ等。)
※同じ歌に2度コメントできます。

歌会後半のコメントは4/24(土)まで受け付けております。
よろしくお願いします🍀
.......
オレンジの 風船しぼんだ 暗闇に 灯る沢山の 黄色い音 
#141誕生日 なあど

「さみしさとやさしいまなざしを感じます。一首のなかに視覚的な色と聴覚的な色がでてきておもしろいです。」田中大貴

ムーサ山に水面見つめるナルキッソス今日は水仙誕生しました
#142誕生日 南さよ
「ちょっと陳腐ですね」南さよ
「水面は自分の姿を写す鏡で、ぼくたちが詠む歌もそうなのかなと思いました。いっそナルキッソスのように歌をよみたいです。」田中大貴

五年前十年前の想い出が甘くはならないバウムクーヘン
#143誕生日 福良 椋(ふくら・むく)
「昔から変わらない、飾らない味が魅力だけど、年輪を見つめるとしんみりしてしまいますね。」斎川都
「甘くなって欲しい想い出は
なかなか甘くなりませんが
時がもっと過ぎて、分厚いバームクーヘンになった時
均等に重ねられた層が、美味しさをより引き立たせるんだと思いました
バームクーヘン大好きです」Ano



「バウムクーヘンのように単純に年が回ってくると言うのや「甘くならない」も面白い捉え方。」南さよ
「ワタクシの誕生日は12/30で、いろんなイベントに挟まれて影が薄い・・・」福良 椋(ふくら・むく)

身長48㎝ 体重 2870㌘ 胸囲32㎝ 今年も誕生日 だね おめでとう
#144誕生日 ひかる
「昨年母から来たメールを歌にした物です。
今でもその日の私の大きさとか、覚えてくれてるのだなぁ、と感慨深かったです。」ひかる


ペコちゃんが ニコニコしてる 晴れの日に 店内ひとつ 拍手の渦巻き
#145誕生日 あふろひめ
「何度もその場面に遭遇したことがあります。
幸せを分けてもらえる瞬間ですね。」レキシ


明日目が覚めたら君は「4歳のお兄ちゃん」へと進化してるよ
#146誕生日 ビネガ ビネ郎
「進化するという表現が面白い。3歳から4歳への進化とはどれほど大きな変化だろう。明日目が覚めてから「君」は4歳の日々を重ねていく。」砂上のばら
「下のお子さんが生まれるのですね^ ^
朝とともにお兄ちゃんとしての目覚め、
みんなにとって幸せな朝が来るんだなぁと
素敵な気持ちになりました。」ゆかり
「明日4歳の誕生日を迎える男の子への歌ですね。「4歳のお兄ちゃん」ということは、下に弟妹がいるのでしょうか。もしいなかったとしても、4歳は立派な「お兄ちゃん」です。そして「進化」という単語を使っているのが絶妙と思います。訳のわかっていない「お子さま」から、分別のある「お兄ちゃん」へ「進化」する、と。同じ個体でありながら中身が違ってくるのは、やはり「進化」なのだと思いました。」小澤ほのか


その他大勢にとっては産声も悲鳴も同じだよベツレヘム
#147誕生日 斎川都

 「宗教軋轢の原点のベツレヘム。キリスト誕生は他の宗教には悲鳴か。視点が優れている。」南さよ
「ベツレヘム」の体言止めが効いている。視点、言葉選びが秀逸。産声と悲鳴を同じという主体もまたその他大勢の一人なのだろう。彼の地では、どうか。」砂上のびら
その他大/勢にとっては/産声も/悲鳴も同じ/だよベツレヘム/初句は大勢が引き裂かれる感覚。結句はベツレヘムへと呼吸がブレーキ、ジャンプする。そのリズムに魅力をかんじます。」田中大貴
「産声と悲鳴の対比に納得」福良 椋(ふくら・むく) 
「キリストが生まれた時、王の命令によりベツレヘムの2歳以下の男の子は全て殺されました。選ばれしものでないものの悲惨な運命を重ねました。」斎川都

ロボットの頭となったクッキーの箱とゴミ箱にあるクッキー
#148誕生日 田中大貴
「ロボットの頭となったクッキーの箱とゴミ箱にあるクッキー

という歌は、
まず目立つカタカナに凄く目が惹かれました。
ロボットとクッキーっていうかわいいイメージのものに、ゴミというものがあって、びっくりしました。
きっと、クッキーの箱で作った頭が一番最後のパーツだったのでしょうか?ロボットが完成して、ロボットの誕生日ということなのかな?と思います。
ゴミ箱にあるクッキーとは?となったのですが、体、胴体の部分がゴミ箱だったら、一緒に誕生日にクッキーをプレゼントに貰って食べたのかな?と思います。そうだったらいいなぁと。笑っ
作った人の大切な友達にロボットはなれたんだろうなと思います。幸せな歌だなぁと思います。」なあど
「ひと頃流行ったビックリマンシールを思い出しました。」福良 椋(ふくら・むく) 
「語呂が良くてかわいくて画像が浮かびます。4才の男の子の顔とお家の絵まで浮かんできました。」高山かな

毎日がいつも誰かの誕生日祝福されていてほしいけど
#149誕生日 小澤ほのか
「必ず毎日が誰かの誕生日なのですよね。
しかし、毎日逆のことが起きているのも事実。
命の深さを考えさせられます。」レキシ
「結句の「けど」が非常に生きていると思います。みんなの誕生日が幸せな日であって欲しいと願う作者とそれでもどこかの誰かは「そうじゃない誕生日」の人もいることに対するどうしようもない気持ちが「でも」に集約されてるように思います。そのため「けど」にはいろんなうまく言えないもどかしい言葉が詰まってるように思います。
誰もが共感を持って読むことのできるいい歌だと思います。


」ビネガ ビネ郎
「私も同じ思いでいます!
だけどどこかで悲しい思いをしている人たちがいるかもしれない・・
「けど」に想像をうながされました(^ー^)
だけどやっぱりどんな人も祝福されていて欲しい!!!」
あふろひめ

生誕前 己の使命を決断し 責務を果たす覚悟の日
#150誕生日 らいおんさん


お母さん、私を産んだ日のことを昨日のことのように話すね
#151誕生日 砂上のばら
 「口語現代短歌の良い部分が現れた。多少の既視感はある。南さよ
「あるある。母にとって生まれた子供の想いでというのはいつまでも。」福良 椋(ふくら・むく) 
「
初句の後の「、」が効果的だなあと思いました。
会話の心地よい「間」がうまく演出されてます。
私とお母さんの温かい関係が映像として浮かび上がるいい歌だと思います。
こういう距離でこういう会話ができる親子の関係性ってのは非常に健康的だなあと思いました。
父親とか息子では発生しない会話なのでちょっとうらやましくもあります。

」ビネガ ビネ郎



「私は母親になった経験がないのでわからないのですが、子どもを産んだ経験というのは生涯忘れられないものなのでしょう。「私」が産まれた日のことを鮮明に覚えている「お母さん」にとっては、本当につい「昨日のこと」なのですね。そのことに感嘆している「私」もなかなかチャーミングな人だなあ、と思います。」小澤ほのか



「とてもせつない気持ちになりました」田中大貴

いたずらに50本立て吹き消せば煙りにむせてサッチモ笑う
#152誕生日 高山かな
「サッチモに笑ってもらえたら、いつだって幸せに年を重ねていけそうです。
「愛だろ、愛。」って「この素晴らしき世界へようこそ」って祝福してくれそう。素敵。」ゆかり
「トランペットを吹くサッチモみたいな顔になったのでしょうか。暗闇に煙が残って白黒写真のよう。可笑しくて渋いです。」斎川都
「シガーとアルコールの匂いが充満したキャバレー。
笑うDMと無表情なMDが目に浮かぶ。」あめちゃん

「一度はケーキをワンホール大人買いしたく、蝋燭50本立てて吹いたら煙りにむせて食欲減退。その時愛称サッチモ、ルイアームストロングのこのすばらしき世界が流れた。」高山かな

身の内にホールケーキの火が灯るいつまで経っても数が同じの
#153誕生日 純


おめでとう 今日はあなたの 優しい日 年に1度の 特別時間
#154誕生日 あふろひめ


思い出す 甥が産まれたその日にはお陽さまがさんさん照ったこと
#155誕生日 小澤ほのか

「実感のこもった歌で好きです。「お陽さま」「さんさん」「照」とイメージを重ねることで明るい祝福の日の様子が浮かぶ。」砂上のびら

当たらないきょうの運勢より君の声音で決まるデートの行方
#156誕生日 砂上のばら


生きるのがつらいつかれたストライプネクタイ きょうって誕生日だっけ
#157誕生日 田中大貴

「苦しいのがすごく伝わってきました
あまり言葉にできないのですが
とても好きです
何をしてもいいから
明日も生きてて欲しいと思いました」Ano

誕生日はいつも通りに仕事して帰りにケーキを買って食べます
#158誕生日 純
「淡々と、いかにも誕生日を真っ正面から喜べない大人のペーソスが感じられます。南さよ
「前回の誕生日まったくのその通りでした。」レキシ

誕生日、怒られながら仕事して残業退勤飯食って寝る
#159誕生日 純

「何か好き(笑)
テンポが良いし愛くるしい(^ー^)
切ないとは思わせない強さを感じました!

」あふろひめ

銀の匙光るカーブを曲がったらサクラ舞い降る愛生まれた日
#160誕生日 ゆかり
「誕生日
言葉の美しさに重きを置いた歌で「実際の作者像」が見えにくいのかなと思います。上句と下句が全く異質なのも対照的で面白いなと思いました。
上句が無機質で言葉にひっかかりがある(特に「曲がったら」の語調としてごたごたした感じ)のに対して、下句は有機物で濁点もなくひと息に読み流すことができるのも中々テクニカルだなあと思いました。
「愛生まれた日」と切ってしまうよりも「サクラ舞う日に愛は生まれる」とかゆったり流してもええのかなあとも思います。

」ビネガ ビネ郎

なんでもない日のつもりして スクロール 
君のおかげで 誕生日になった
#161誕生日 Ano
「なんでもない日のつもりして スクロール 
君のおかげで 誕生日になった

という歌には、
誕生日なのに、特に何も言われなくても傷つかないように頑張っていたのかな?と思うのですが一言でも、おめでとうって言って貰えたのでしょうか?
"君のお陰で誕生日になった"という言葉が、1人では誕生日もいつもと変わらないものになってしまうのに、誰かといることで誕生日になるという、一人じゃないことの温かみが凄く感じられました。あと、きっと言われたであろう、「おめでとう」という何気ない言葉にも温かさを感じました。あったかい歌だなぁと思いました。

」なあど

ふかふかの枯葉の上でひとねむり今日は絶好 猫日和な空 
#162自由 福良 椋(ふくら・むく)
「猫日和という言葉がとても可愛いですね。ぽかぽかのんびりしてて、読む方も長閑な気持ちになりました。」ひかる
「2/22(猫の日)を記念して。全ての猫たちが自分勝手に生きることができる世界でありますように。[B.G.M.打首獄門同好会「猫の惑星」」福良 椋(ふくら・むく)


マスクの下 風船ガムは ふくらまない ただ噛まれるだけ オレンジの丸
#163自由 ひかる
「こういう形で切り取ることができるんだ、と思いました。」福良 椋(ふくら・むく)

今は空 忘れられない 日々がある 小さき存在 家族を繋ぐ
#164自由 あふろひめ
「散文的ではあるものの、作者の想いがストレートに伝わる。「小さき存在」が核になる部分なので、具体的に表現した方がより歌が鮮明になると思う。」砂上のばら

ポルボロンポンポンボロン花束の着地点はきみどりの春
#165自由 高山かな
「ポルボロンは祝い菓子。誕生日でも良さそうですが自由詠なのですね。
ポルボロンのフワフワホロロな感じでたんぽぽの綿毛をイメージしてるのでしょうか。新緑が映える春のウキウキが伝わります。ほんわか(*ˊᵕˋ*)」ゆかり
「川の中洲に菜の花が咲いている。飛び石をぽんと飛び越え摘んできた。ぽんという音から近所にあるポルボロンという骨董屋の屋号が浮かんだ。」高山かな

ああ君もねじれの位置を過ぎてゆく 歩道橋には捲れた夕日
#166自由 砂上のばら

「「君と」ではなくて、誰とも交わらない。歩道橋は孤独な長い線なのですね。」斎川都


「月の影と紙の香りは似ている」とあなたの旅の続きを記す
#167自由 田中大貴
「
「あなたの旅」が月にまで及んでいるから月のにおいを知っているのかなと思いました。あなたと私の関係性におもしろいドラマが感じられる歌だなと思いました。
いくつかの連作の中の一首として効果的に働くタイプの歌の感じがします。
「月の影と紙の香は似ている」という情報がどうやって「あなた」に伝わったのかを明確に描写した方がもうちょっとおもしろかったのかなと思います。」ビネガ ビネ郎
「何処となく儚い雰囲気が良い。南さよ

絵の具色ひといろのみの無名画家一夜で描いたカナリア畑
#168自由 高山かな
「河原で摘んできた菜の花を大きな花瓶に飾っていたが三日目の朝に花びらが全て床に落ちて、黄色いカナリアの絵が描かれていました。」高山かな

宵闇に紛れ桜を見にいけば朧の月もまた樹にかかり
#169自由 小澤ほのか










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