‪必死にケーブルテレビと雑誌で当時の音学の全てを漁っていた少年がたまたま観たのは「MEET THE WORLD BEAT'05」。
紫色のTシャツを着た女性がアコースティックギターを持ちながら伸びやかに歌う声に心を打たれ、麦茶の水滴で濡らした手をTシャツの端で拭い、急いで背中のシールに自分の名前が書かれたVHSをデッキにぶち込んだ。
録画出来たのはライブ映像が少し進んでから。
今でも思い出せるほど何度も何度も見返した映像の中で、何度も何度も歌ってくれたのが矢井田瞳だった。
ウクレレを持ちながら歌うマーブル色の日、小さく跳ねながら歌うLook Back Again、その夏の景色が全てその為に見えたマワルソラ。

14年前の出来事、未だにあの映像を鮮明に覚えている。
その間に僕はしっかりと老けて、あの頃の少年は大人になった。

しかし数日前のミュージックステーションでの歌声であの頃と同じ気持ちを抱いてしまった。
昂ぶっていた、あの人の歌が聴ける。
今年は演者で携われなかった僕なりのTOKYO CALLINGを心の底から楽しもう。

それはアイドルじゃない、女優じゃない、芸人じゃない、音楽だ。
酸いも甘いも嚙み分けて、歌と皺に刻み込んでいく。
歳を重ねないことが正義ならば、死ぬまでキーボード叩いて機械にでも歌わせてくれ。

僕の好きな音楽を見た目で馬鹿にしないでくれ。


カラオケで一番歌うのは一人ジェンガ、僕には半音下げたところが気持ち良いんすよ。

まずは今日、渋谷Milkyway 12:20〜 iTuca
死ぬこと以外はしてやりたいと思える数少ない大切な仲間のバンドです。
一人でも多く、少しでも力になれるなら、
知らない人も、もし時間があるならば観に来て欲しいです。

宜しくお願いします。

ヤイコの強さにグッときたからってだけの殴り書き、あざした。