月別アーカイブ / 2016年03月

先日フジテレビオンデマンド(FOD)の「ハミダシター」という番組を見ました。
キングコングの西野さんが各業界の枠に収まりきらないはみ出し者達と対談しています。
番組の詳細や感想は端折りますが、とにかく面白いので興味ある方は是非観てみてください。FOD会員になると観れます。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/160327hamidashiter/



ゲスト3名の中でも何より興奮したのがコネクトフリー株式会社CEO、帝都久利寿さんという方の「モノ同士が会話をする世界」というお話。
人は「人」「モノ」「出来事」などと実際に(またはインターネットで)繋がることでどんどん学習していくことが出来ます。それをモノ同士で行うことでモノに学習させる。モノが相互に調整・管理を行うことで人がデバイスを管理する必要がなくなる、ということらしいです。


「通信」が空気のように「当たり前に無料で限りなくどこにでもある」という環境の中で「モノ」に「通信チップ」を組み込むことでこれが可能になるんだそうです。



簡単なイメージで言うと窓が外気温を感じ取ってエアコンに伝えるとエアコンは部屋を適温に調整してくれる、みたいな。
なんとなくこれならすぐにでも出来そうな感じがしますが、このクリスさんの目指すところは凄いんです。HPにも「これから10年内に、クルマが家とつながり、ビルがビルの中とつながり、冷蔵庫がスーパーマーケットとつながり、気象庁が農家とつながることができるようになります。」と書かれています。



仕事を終えて私が会社を出たことを感知して、家に着く10分前にエアコンと加湿器がついて、15秒前に部屋の電気が付いて、到着した瞬間ドアの鍵が開いて、10分後にお風呂が沸く、みたいな生活を私が設定するのではなく、家が考えて動いてくれる。先日書いたディーガくんの話みたいなケーブルだの設定だのは全部要らなくなるのです。



私が生きてるうちにどこまで可能になるのか分からないけど、イメージ出来る近未来の話。
こういう生活がしてみたいわけじゃなくて、こういう世界になったらその生活様式に合わせて家の形も変わるね、車も変わるよね。じゃあ私がしているデザインの仕事はどう変わるんだろう、私に何が出来るんだろうって想像するとワクワクしてきます。
未来を見てみたい!そう思わせてくれた番組でした。



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(詳しくはコネクトフリー株式会社のホームページをみてください。
私なりの解釈も入ってるので間違っていたらすみません。)


先日、テレビの横で黒々と光る超カッコイイただの箱化したディーガくん。
いろいろ手を尽くしたのですが残念ながら2005年製Victorテレビとは繋がらず、、
このままディーガの才能をみすみす殺すわけにもいかないので、リビングにあるテレビと繋いでみることにしました。



うちにあるテレビの中で最新の、2008年製のSHARPアクオス!
2008年・・・この3年差がどう出るのか分からないけどこちらは当時11万くらい出して新品で購入したもの。そして8年前のテレビとはいえ、液晶のSHARPです。
ディーガはPanasonicだけど両方ともテレビ界では有名どころ。これが繋がらなかったらHDMI接続はもう諦めるしかない。



恐る恐る繋いでみると、、
なんとなんと、いとも簡単に設定画面が!!!
さすがは液晶のSHARP!!!(液晶は関係ない)ホンハイに傘下入りしても俄然頑張っていただきたい!
頭の中でSHARPコールが鳴り響く中、ふと横を見るとVictorの無骨な立ち姿が目に入る。真っ黒な画面がなんとも物悲しそうに見え、10年間の思い出が蘇る。




一縷の望みを託し、私はAQUOSの画面を使ってディーガのHDMI解像度の設定を下げ、再びVictorに繋いでみようと思い立つ。10年を共にしてきたVictorを見捨てるわけにはいかないのだ。ディーガの才能、HDMIの才能を最大限に発揮できなくとも、Victorと共に生きよう、そう思ったのです。



解像度の設定を見ると「p」とか「i」とか全然意味のわからない単位で設定が3つ。全く分からないので3つある設定を上から全部試す。
ディーガをSHARPに繋いで設定して外してVictorに繋いで電源を入れる。結構面倒なこの作業を2回繰り返したところで、うんともすんとも言わないVictorを前に少し自信がなくなってくる。



私はこの先こうして新しいことを始めようとする度にVictorのご機嫌をとりながら生きていかなきゃいけないのだろうか・・・一度そう思い始めると音量の1段階の差が大きすぎるところとか、画面の入力切替の選択に時間がかかるところとか、ずっと気になっていた嫌な部分がとめどなく出てくる。



3度目、最後の設定を試すとき、もう私の心は決まっていました。
もうこんな苦労はしたくない、私はSHARPと生きていく。
その心を知ってか知らずか、最後の最後までVictorは無言を貫き、リビングのテレビとなることを決意したようにも見えました。




こうして私の部屋にSHARPアクオスがやってくる代わりに、リビングにVictorのテレビが出て行くことになりました。
そしてディーガくんは、今日もコツコツと今まで見れなかった時間帯の番組録画に勤しんでいます。 
見れない時間帯の番組は諦める、というのが普通だったので録画できるなんて夢のようだけど、録画した以上は再生する時間が必要になるわけで、休みの日に1日中テレビを観るなんてことになってしまいそうで怖い。




カッコイイだけのただの黒い箱だったディーガくんは、人をダメにする黒い箱と化しました。 


 

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