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本日、11月24日は「いい(11)にほんしょく(24)」という語呂合わせで、「和食の日」


いいですね~。このように改めて和食っていいな、やっぱり食べたいな、と思ってもらうことが大事だと思います。


和食が数年前にユネスコ無形文化遺産に登録されたのも、結局は登録されたものを「保護」し、「尊重」することが目的の一つでもあるので、和食文化自体が危ういものだという裏返しでもあると思います…。



そう、和食はみんな好きだし食べたいと思っているけど、なんだか手が出ない。難しいから、時間がかかるから、献立組むのが大変だから、、そこにはいろんな背景があると、白ごはん.comを通じて日々感じています。



白ごはん.comをはじめてほぼ10年。料理屋さんで勉強したことをまとめたくてはじめたサイトで、はじめた当初は料理屋の次の仕事場である食品メーカーの開発部で研究開発をしていました。



僕なりに、「料理屋さんで学んだ技術的な部分や、美味しさへのこだわり」だとか、そこに「加工食品を通じて感じた作りやすさの大切さや、新しい切り口」だったり、そんな部分を融合させつつ、自分が好きな「家庭料理としての和食」へと昇華させる場が白ごはん.comでした。



いまでも僕自身、新しい切り口の加工食品が商品化されたらすぐに買って食べてみますし、「これって便利だなぁ」とか「これは意義のある商品だなぁ」とか、感心することも多いです。←出不精だから外食よりも加工食品のほうが多いくらい(笑)


こんな料理研究家という仕事をしていますが、自分の中にそんな背景があるから、すべてがすべて手作りであるべき、なんて全く思っていなくて、すべてはメリハリ。



時間のあるときはできるだけ手作りするけれど、加工食品の力を借りるときは借りる!
ご飯を楽しく、美味しく食べることが何よりも大事!
だと思っています。



うちには小学校4年の娘がいますけど、とにかく色んな食歴を持たせてあげるってことが冨田家の食生活のテーマの一つでもあります。


駄菓子屋でワイワイとお菓子をいっぱい買って楽しそうに食べてるし、テレビでコンビニのこだわりの冷食特集があれば、気になるからすぐに買ってきて家族みんなで食べたりもします。その反面、日々いろんなだし汁や味噌をとっかえひっかえで味噌汁を作っていますし、できるだけ旬を迎えた野菜や魚で料理をするよう、妻と一緒に協力して家事をしています。



そんな難しいことはしていませんが、私が家のごはん作りで気を付けていることは、やっぱり作り手が食べ手の気持ちに寄り添ってごはんを作ること、かなと。その日の体調や天気、昨日食べたものや好き嫌いなど、近しい人のことはいろいろわかってますから、同じ野菜でも日によって切り方を変えたり、味付けを濃くしたり優しくしたり、より食べやすく、より美味しく感じてもらえるようなちょっとした気遣いを料理にプラスするようにしています。


おそらく、加工食品と家庭のごはんとの違いはそのあたりだと思うのですが、どうしても加工食品は味のインパクトが強いので、毎回同じ味になりがちだし、食べ手に対しての細かい気配りって(仕方のないことだけれど)難しいと思います。だから、加工食品を取り入れるとしても、メリハリをつけて、手作りのものとバランスよくすることが大切だと感じます。



そんな家庭料理の中でも、特に和食は「季節感」「発酵食品」「だし汁」「米」といった、昔から食の中に取り入れてきたものがいっぱいの料理。難しいことはしなくてもいいけれど、取り入れられるものもそこにはきっとあると思うから、できるところから一つ一つ、現代の家庭でも実践してもらいたいです。昔ながらの乾物の煮物なんて、ほとんど作り置きできるし、冷凍耐性めっちゃありますし!


和食が好きだし、和食を専門にしている人が少ないから白ごはん.comを日々やっているのですが、白ごはん.comが日々の食事作りの際、「今日は和食が食べたいな」って気分の時にこれからも、5年後も10年後も、参考にしてもらえるように、がんばっていこうと思っています〜