月別アーカイブ / 2021年12月


筑前煮のYouTube動画を先ほどアップしました!

筑前煮は具材の下ごしらえからコツが満載で、さらには、どうして落し蓋をするのか、煮る時の煮汁の状態、ちょうどいい煮詰め加減など、動画ならではの伝わりやすさもあるよなと思って作ってみました。

この年末に筑前煮作るぞ、という方、ぜひチェックしてみてください!

出来立てはもちろん、冷めても美味しいのが筑前煮のいいところで、具材の風味や食感がいろいろ楽しめ、おせちにあると本当に嬉しい料理だと思いますので~!



↑これまでやってなかったのですが、このYouTube動画から「チャプター」登録(※)するようにしました。長い動画ですし、ここが見たいという場所を探しやすくなる機能はあったほうがいいなと思いまして。

※再生している位置を示す″赤いマーク″に沿って、動画の内容が登録されているので、見たい場所にジャンプしやすくなっています!


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さて、今日は大掃除でもするかなと思っていたのですが、急きょ撮影したい料理ができたので撮影をしました。今年最後の撮影です。

たいていの年は31日までおせちを作るから、年末は買い出しだの撮影だのまだまだ忙しくやっているのですが…。今年はもうお終い! というのも、今年はおせちを作らないから。

おせちっぽい常備菜として、酢れんこんとか赤カブの漬物とか、もう作ったものもあるし、明日以降作るものも何品かあるのですが、今年は食べたいお店のおせちを食べるイヤーにしたので、ちゃんとお重に詰めるおせちは作らない予定なんです。

食の仕事をしているからどんな味付け・盛り付けがされているかが気になるっていうのもありますが、単純に誰かに作ってもらえるおせちって(改めて思うのですが)ものすごく贅沢で幸せなことですよね。いまから楽しみでしかたありません!早く来い来いお正月な気分です

年末にもう1つくらいブログを書きたいと思っているので、年の瀬の挨拶は次に取っておこうと思います。皆さん風邪ひかないように、あたたかいものを食べ、出来るだけぬくぬくとお過ごしくださいね!


最近は魚売り場でも「ぶりしゃぶ」用の刺身が並んでいますよね。うちでもたまに作るようになりました。

とはいえ、まだまだ家で作るには「どんな具材を組み合わせればいいの?」って、わからない人も多いと思います。先ほど白ごはん.comに「ぶりしゃぶ鍋」をアップしましたので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!
sirogohan.com/recipe/burishabu/


ぶり以外の具材は、鍋の定番野菜や豆腐などを合わせて十分美味しいなと思うのですが…


個人的ないちばんのおすすめ具材は「水菜」。ぶりにさっと火を通して、水菜を巻いて食べると美味しいんです(こちらは後ほど写真付きで!)

あとは、大根おろしとおろし生姜があると美味しい!と、うちの家族は全員同じ意見でしたので、薬味の合わせ方なんかも紹介しています。


鍋自体は難しいことはなくて、昆布を入れ、火の通りにくい野菜を入れて火にかけ、沸いてくればしゃぶしゃぶ!


火の通し加減は好みで調整してみてください。しゃぶしゃぶしすぎは、身が崩れることになるのでやめた方がいいですが、さっと火が通る程度でも、しっかりめでも、どちらでも美味しいと思います~(^^)/


器にとってぶりに大根おろし、水菜、おろし生姜くらいをはさんで食べてみてください~。びっくりするくらい美味しいので、ぶりしゃぶが定番になるかもしれないですよ(^^♪

参考にしていただけたら嬉しいです。

◇白ごはん.comの「ぶりしゃぶ鍋」のレシピ
sirogohan.com/recipe/burishabu/

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最後に、白ごはん.comストアからのお知らせです!


年末年始の「おせち料理」「お雑煮」などに使っていただく機会も多いかと、「だしブレンド」と「だしブレンドお徳用」をそれぞれ10%OFFの特別価格にしています。ぜひこの機会も活用いただけましたら~
https://shop.sirogohan.com/


それから、先日紹介した「ビストロ昆布」ですが、鍋料理にも美味しかったです(*^^*) さっと火が通って、ポン酢なんかと食べるのに最高でした!まだ写真などは撮れていませんがほんとおすすめなのでこちらもぜひ!


東海地区だけじゃなく広く話題になっている商業施設、三重県多気町のVISON(ヴィソン)に先週行ってきました!

広大な敷地に国内外の有名なシェフが手掛ける飲食店、厳選された食料品店産直市場器や雑貨などのセレクトショップなどが一堂に集まっている施設で、出かけるときは必ずちゃこを連れて行く冨田家にとって、ここは犬連れで楽しめそうだぞ!と、オープン当初から気になっていたんですよね。

白ごはん.comのオリジナル商品を置いてくれているお店もあると教えてもらったので、ちゃこ連れでお出かけしてきました。

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東京ドーム24個分という広さで、エリアも「マルシェ」「スイーツ」「ホテル」「和の飲食店や食材店(和ヴィソン)」などの区分けがされていて、駐車場も点在していました。

(公式ページにも書いていますが、エリア間の移動も多く、施設のコンセプトによってそれをつなぐ道もアスファルトで舗装していないため、砂利道でも歩きやすい靴で行ったほうがいいですね)

僕が寄ったところや食べたもの、マルシェで買った食材で作ったものなど、お店が多くて回りきれなかったこともあり、限定的な情報にはなりますが、ざっと紹介していこうと思います。*施設の詳細な情報はVISONの公式サイトなどでチェックしてみてください。


こういった商業施設の中でも、和のお店をギュッと集めたところって少ないので、まずはVISONの和のエリアに行ってみました。


明治四年創業、築地魚河岸「尾粂(おくめ)」さん。ここは食のセレクトショップのようなお店で、定食もいただけます(テラス席は犬連れOK)。

店内のいろんな無添加の食品を見るだけでも楽しいのですが、オリジナルのだしパックが作れるのが面白いお店でした。


24種の中から自分で好きなものを選んで、それをパックしてくれます。僕も以前京都の恵文社さんで同じうようなワークショップをやったことがあるのですが、これは選ぶ時も、帰ってから答え合わせのような調理の時間も、ダブルで楽しいんですよね。

僕もオリジナルで作ってもらい、出来上がったのが「白ごはん.com家のだし」…(笑) ←ここは自由に書いてもらえるのでww (もし、同じものが作りたいって人がいれば、コメント欄にでも書きますので言ってください)


このお店に白ごはん.comのふりかけを置いてくれているということで、それも見てみたのですが…

なんと、2種類ともに売り切れていて、店員さん曰く「人気すぎて売り切れが続いてて、ランキングも3位と9位止まりです…」との嬉しい情報が!並んでいるところは見たかったけど、また次回以降ということで…(→白ごはん.comのふりかけの商品ページはこちら

今週はもう入荷されているようなので、きっと並んでいると思います。近いうちにVISONに行くよって人はぜひ尾粂さんのお店もチェックしてみてください~。


この尾粂(おくめ)さん以外にも、このエリアには、ご飯のお供などが多く並ぶお米がテーマのライフスタイルショップ「豊農米蔵」というお店もあります。

僕が行った先週の土日は、土鍋で炊いたご飯を塩むすびにして、粕汁をセットにしてくれるという、夢のようなテイクアウトのお店が豊農米蔵さん横で出店されていました↓↓↓


豊農米蔵さんでは「漬けたまご丼」をいただきました。伊勢神宮奉納米「結びの神」という米を炊いているとのことで、粒感も甘みもあって美味しかったです。


豊農米蔵さんの前にもテラス席が3テーブルくらいあり、ここも犬連れOKなので、ちゃこもひと休みできました。


他にも、料理人なら誰しもが知っている「奥井海生堂」さんのお店があったり、


「伊勢醤油本舗」さんでは伊勢うどんがいただけるし、ここのかつお節は超有名で美味しい「かつおの天ぱく」さん(こちらも三重県志摩で昔ながらの手びやま製法でかつお節を作っているメーカーさん!)のものが使われていたりと、僕的にはテンションがあがりっぱなしのエリアでした(^^)/

*わんこ連れ情報を漏れなくお届けしますと、伊勢醤油本舗さんの前には一つ外席があって、カートに入れたちゃこも一緒に行けました。


他にも、「嬉野とうふ のせ」さんでは、出来立ての寄せ豆腐やドーナツをいただけます(同じく店前に1テーブル外席あり!犬OK)



スイーツヴィレッジと名前のついたエリアには、パティシエ辻口さんのケーキやパン、ショコラを買えるお店が3店舗まとまっています。下の写真は、そのベーカリーでの買い物待ちのちゃこ↓↓↓


そのスイーツエリアのすぐ近くには、関東以外ではまだめずらしい「猿田彦珈琲」もあります。浅煎りのコーヒーは香りよく飲みやすく、中学生の娘ですら「このコーヒーなら美味しいかも…」と何口か飲んでましたね。


猿田彦珈琲にはテラス席が何席もあって、犬連れでも待つことなくすんなり座ることができました。目の前が芝生エリアなので、ひとっ走りした後のちゃこはぐったり休んでましたけどww


他にもいろいろ食べたのですが、撮り忘れも多く…

マルシェエリアの「新兵衛屋」のさつま揚げはシンプルなものも、オーロラソース付きどちらも美味しかったですし、「菓子舗 井村屋」の蒸し立て酒まんじゅうもめちゃくちゃ柔らかくて美味しかった!


「D&DEPARTMENT」では、山本佐太郎商店さんと大地のおやつを作っている、まっちん監修の手焼きのどら焼きがあって、それも丁寧に作られた味で美味しかったです。

雑貨では「くるみの木 暮らしの参考室」で買い物もできましたし(下の写真は、くるみの木のお店前で待つちゃこ)、どのお店も三重の食材や産業をうまく活用したり取り入れていて、魅力的なものが多かったです。


人は多いですが、お店や場所によってはスペースや座る場所に余裕のあるところもあって、自然も多くし、犬連れでも気持ちよく過ごせました。


ただ、産直市場のマルシェは、これだけ広大な敷地があるのに妙に狭くて人が多すぎで…写真を撮る余裕もなく…。

何を買って帰ったかといいますと、伊勢芋(大和芋のようなもの)、地元のきのこやお茶なんかをいくつか↓↓↓


帰ってからは、さっそく買ったきのこで「きのこ鍋」。地元ならではの鮮度の良さ、お得感もあって!原木なめこは大ぶりで、加熱後も食感が良く美味しかったです!


犬連れで行きやすかったですし、1日では全部見れなかったから、また近いうちに行ってみようと思います!VISONに行こうかなという方の参考情報になれば嬉しいです(^^)



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VISONに行ってひとつ思ったことは、まじめなはなし、僕たちは普段自分たちが口にしている食べものや食まわりで使っているものが「どこから来たものなのか」「どんなものから作られたものなのか」をもっと意識したほうがいいし、それがいま以上に本当はちゃんとできるはずなんだろうなということでした。

VISONは三重の食材や地場産業のものを中心に取り扱って(皆さんたくさんお買い物もされて)いましたが、それはたまたまVISONという商業施設ができて、それが形として目に留まりやすくなっただけで、日本中、魅力的な食材や地場産業はたくさんあると思うんです。

そういったものを普段から自分で選んで買うことが産業を衰退させないことにつながるわけで、逆にそのことに意識を向けないと、どうしてもコスト優先で、海外から安価に、しかも膨大な輸送費をかけてわざわざ運んできた食品や雑貨を買うことになると思います。

もちろん、それがすべて悪いことではなく、暮らす上で良い面もたくさんあるのですが、すべてをそういったものに頼ってしまうと、自給率はいつの間にかさらに減って、自分たちの住む街の産業が消えていくことになるから、自分で知っておいて、選べる時には国産のもの、さらには地元のものを購入し、生産者を応援することが大切だと僕は感じています。

このコロナ禍で輸入がストップしたり滞ったものもたくさんあるから、日本で自分たちが食べる分はできるだけ国内でまかなえた方がいい、という、僕の感覚では、すごく理にかなっていて、何かあったときのリスクヘッジになり得る健全な状態に少しでも変わっていくといいなと、VISONに行って改めて思いました。最後にまじめなはなしになっちゃいましたが、ほんとそう思います。


こんにちは。白ごはん.comの冨田です。

今日は、寒さが増すこれからの時期にこそ作りたい、「白菜」「ぶり」を使った新しいレシピのお知らせです。

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ひとつめは『白菜のミルク煮』。淡泊な味わいでありつつもしっかり甘い冬の白菜と、コクのある牛乳は本当に相性がいいと思います!
sirogohan.com/recipe/hakusaimilk/


白菜の茎の部分にしっかり火が通るよう、フライパンの底に広げてから上に葉っぱをのせ、牛乳で煮込んでいきます。


煮込む時間は【15分】くらい。これで茎の部分までもしっかり柔らかくなってくれます。

白ごはん.comのレシピでは、“鮭フレーク”をオリーブオイル&にんにくではじめにさっと炒め、そこに白菜と牛乳を合わせています。ここは好みでベーコンなど用意できるもの、好みのものに置き換えて作ってみてくださいね!

◇白ごはん.comの『白菜のミルク煮』
sirogohan.com/recipe/hakusaimilk/



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もう一つのレシピは、『ぶりのネギ味噌ホイル焼き』です。
sirogohan.com/recipe/burihoiru/


9月にアップした『ぶりの生姜焼き』に引き続き、(ぶりの照り焼きも美味しいのですが!)レパートリーが少なくなりがちな⁈ぶりの切り身を使った一品を考えました。

こちらは、ご飯にもお酒にも、どちらにも合うなかなか秀逸なレシピかと😊


アルミホイルにはじめに切った玉ねぎを広げ(これは焦げ付き防止のため)、その上にぶりの切り身、さらにシンプルな配合の味噌だれをのせます。


そこに長ねぎの青い部分でよいので、少し太めの斜め切りにしたねぎをのせ、ホイルで包みます。

(白ごはん.comのホイル焼きレシピは、基本的にはフライパンに蓋をして作るやり方なので、比較的作りやすいほうかなと思っています…)


蒸し立てに、好みで一味唐辛子くらいをプラスして、熱々をいただきましょう!

ホイル焼きは事前にセットしておくことが可能だから、一人ずつ出来立て熱々を食べてもらいやすい料理でもあると思います。ぜひこちらもお試しくださいね~👍

◇白ごはん.comの『ぶりのネギ味噌ホイル焼き』
sirogohan.com/recipe/burihoiru/

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ぶりのホイル焼き以外にも、最近はタラのホイル焼きも白ごはん.comにアップしています↓↓↓


12月はどうしても慌ただしくて、料理をじっくり楽しむ余裕がない時も多いかと思います。ぜひおうちごはんでも外食でも、買ってきたものでも、温かいものを食べて、できるだけ睡眠もとって、体調を崩さずお過ごしくださいね🍲

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