学校再開後は◯月だけ頑張ればOK

 

結論、今は提出物と復習をすればよいと思う。

その理由を教員として努めて痛みとして伝えたい。

①提出物と②その他の学習成績 の2つの面から説明する。

 

①提出物

 関心、意欲、態度の割合の大きな部分が今回の提出物で決まってくる。

 

・そもそも、関心・意欲・態度は、もともと本人の内面を評価するもの。だから、目に見えない分、評価しづらい。

・とはいえ、評価はしなきゃいけないから、評価を下している。生徒の内面に関わることだから評価できません、では仕事をしていないことになる。

・そこで、授業中の態度や手を上げて発表する姿勢、そして聞く態度などを総合的に判断して評価する、という表面上の打ち出し方をしている。

・でも、提出物、というのは白黒ついているもの。出された教員も、出した生徒も一瞬で理解できる。そして、評定も基準で区切る性質があり、提出物も出す出さないで区切れる性質がある。だから、成績をつけるには馴染みやすい。

・もちろん、今回の提出物は一方的に郵送されてきたりして、生徒にとっては事前に何の説明もないままだったかもしれない。

・学習の保証もなく、学校や先生に文句をつけたいかもしれない。

・しかし、こうなったのは学校の責任でも先生の責任でもない。

・誰が悪いわけでもない、先生側から見ても苦肉の策だったことを理解した上で、ついでに先生の立場になって考えると…

・この提出物は成績に入れない、とすると学校再開後に一学期の成績をつけなければならない大忙しの毎日となる。そして生徒は提出物のオンパレードになる。

・となると、今回の提出物は成績に入れざるを得ない、しかも、成績になるとすると一学期の大きな部分になることは学校の課業期間から考えてもあきらか。

 

②その他の学習成績について

 学校再開後の最初のテストまで頑張ればなんとかなりそうだと思っている。今は復習メインでよさそう。

・今、学習の成績はつけられないから、先程の提出物を成績に入れられないパターンだと思えば、学校再開してから全力で評価する要素を集める必要がある。

・その最たるものがテスト。

・最初のテストまでどれだけかわからないが、一ヶ月か二ヶ月足らずくらいと思うと、学校再開してから一ヶ月が勝負。

・逆に、この期間頑張れれば、一学期の大きな成績はとれるし、それは一年間の基準となる。

・気分的にも「先生が全力で間に合わせに来たのに、自分はついていけた」と上向きの気分になることもできる。