普段は中学校で数学を教えています。
今回取材したのは
「黒部ミニバス レインボーズ」。
体育館に入るときから、
保護者や児童からの元気な挨拶に迎えられます。
後で知ったことなのですが、
代表者の方は
「挨拶」はものすごい大切にしていることだそうで、
納得です。
練習を通しての印象は
本当にバスケットボールが好きなんだろうなぁ。
と初心者の僕が見てもわかるレベルでバスケに熱中しています。
取材日には、
僕にとっては、これはすごいことで、
勤務校での中学校で顧問している部活動では、
「好きで参加」しているはず、
これも代表者の方に伺ったことなのですが、ほぼ毎回「
意識の高さが目に見えてわかります。
素敵。
発達段階として小学校高学年では、
男子より女子の方が発達は早いので、
この女子のミニバス「レインボーズ」でも例にもれず、
(例にもれずというより、思っていた以上に)
身長は大きく感じました。やっぱり、聞いてみると隣で練習している男子より身長は大きい、との事。
低学年の子との身長差は歴然で、まるで(まさに?)
いろいろな身長の子どもがいることが小さい子からすれば「
身近に憧れがいるって、当たり前のようで幸せなことですね。
ちなみに、僕の小さい頃のあこがれは筋肉番付で活躍する「ケイン・コスギ」
(今の子どもはわからないだろうなぁ)
代表者の方も、コーチの方も、
伝わってきました。
あまり知られないことからもしれませんが、
バスケットボールの指導者は、体力もめちゃくちゃ使うんです。
かくいう僕も2年間だけバスケットボールの顧問をしていたので、
そんな中、「レインボーズ」の指導者は
練習中のゲームでも、本当に「丁寧に」吹いている(
と体感します。
ファールのとり方、アウトオブバウンズ、トラベリング、
簡単そうに難しい判断を(それも瞬間のことを迷いなく)
これは、何より子どもが幸せで、
試合でいきなり想定外のルールに触れる、
「練習のルール(環境)」=「本番のルール(環境)」
をいかに作れるか、
ここからは、本当に僕の主観なのですが、
取材していて一番驚いたところ。
取材をしていて、カメラを回している時間が長いわけですが、
僕が壁際でカメラを回していると、
どうしても子どもがカメラの前を通らなければならない時がありま
そのときに、子どもがカメラの前をかがんで渡るんです。
撮影に支障のないように、まるで大人のような気遣いですよね。
これって、当たり前のようで、
完成された(ましていきなり取材に訪れた見知らぬ大人に対して)
高学年の子どもだけかと思っていたら、
結局、練習が終わるまで意図しない映り込み(横切り)はなく、
外は寒かったにも関わらず、
気持ちはポカポカで帰りましたとさ。