月別アーカイブ / 2021年12月


皆様!!今年も本当にありがとうございました!!

今年は新しい事に挑戦させていただいたり、沢山の刺激を貰い、勉強になった一年になりました!

今年もコロナ禍と言う厳しい状況の中ではありましたが、スタッフの皆様のご尽力と共演者の皆様の熱い魂のお陰で、今年も悩みながらもありましたが、本当に楽しくアフレコをする事が出来ました!!
そして何より、それぞれの作品を生み出せる力の源になっているのが、作品を心から楽しんでくださり、応援してくださる皆様の声です!!
無駄に長いブログにお付き合いくださったり、SNS等に温かいお言葉をくださったりと皆様のお声にどれだけ力をもらったことか分かりません。本当にありがとうございます!!
来年も皆様からもらった力を作品に込めて恩返ししていきたいと思っております!!

来年も何卒宜しくお願いいたします!!



さていよいよ娘の誕生日本番です。
娘が午前中習い事なのでその間に用意しました。
今年もとても家族だけでやるとは思えないこの浮かれたパーティ感。一年のプレッシャーが形となった結果です。

「大五郎(仮)も手伝うぅ〜!!」
と息子大五郎(仮)も一生懸命風船に空気を入れ、窓に飾り付けてくれましたが、

ちょっと息子が何考えてるのか分かりません。
息子の曰く、「ヘビ!」だそうですが、これがヘビだとして、それはそれで、どーゆーこと?
息子の芸術に私の平凡な思考はついていけません。

それはそうと、
さあ、ここからが娘誕生日、メインイベントですよ!
バースデーケーキの登場です。

一年に2回しか作らないので腕が上がるわけもなく、今年も安定の生クリーム混ぜすぎで分離です、と言いたいところですが、今年は何と、ハンドミキサーのミキサー部分が見当たらず…ハンドミキサーだって年に2回程度しか出さないものだから臍を曲げて何処か旅にでも出ちゃったのかな…?借り暮らしの誰かが持っていっちゃったのかな…?ぁあ、もうプチパニック。どこを探しても見つからない…。仕方がないので今年はケーキを諦めようかと思いましたが、何とか踏みとどまり手動で生クリームを泡立てることにしました。
普段生クリームなんて手動で泡立てたことなんかないものだから一向に泡立たない…。パティシエって凄いなぁ…。もう腕が限界突破です。
…いや、待て私。何のために普段筋トレをしているんだ。こんな非常事態のときこそ、その成果を見せる時じゃないか…!!やってやりますよ!!
目覚めろ!!私の上腕二頭筋ーーー!!!うぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁあ!!

…………よし、出来た。もういい。もう無理ンゴ。

という訳で、今年の生クリームは大分ゆるい感じになりました。
とにかくフルーツをこれでもかってくらいにぶち込んで豪華さをアピール。一番重要なネームプレートを乗せて完成です。

「ハッピーバースデートゥーユー!
バースデートゥーユー!
バースデー、ディア、娘〜♪
バースデートゥーユー!!
おめでとうーー!!」
息子大五郎(仮)の視線がネームプレートに釘付け。
ネームチョコプレート、それは誕生日者最大のアイデンティティ。それに誕生日以外の者が手をつけると言うことは、それはもうクリリンを爆破されたも同然の怒りを買うと言うことなのだ。そしてスーパー娘と化した娘に鬼の鉄鎚を受ける羽目になる。それをこれまでの人生4年で身をもって体験してきた大五郎(仮)。それでもケーキに乗ったチョコプレートはチョコ大好きな大五郎(仮)にとって特大のダイヤモンド。
欲望理性の狭間で戦った結果、
「ネームチョコレートはおねーちゃんの。
ネームチョコはおねーちゃんの。」
と呪文のように唱えることで内なる欲望を抑え込んでいました。

更にはネームプレートを見つめながらも鼻をほじれるという境地に達していました。
大五郎(仮)…来年の誕生日を楽しみに待っていてほしい。あとちゃんと手を洗ってね。

という訳で無事ネームプレートゲット。よかったね。
この後娘は
「ネームプレート我慢してくれてありがとう。お陰でいい誕生日だよ。」
と大五郎(仮)を抱きしめていました。
娘よ…あなたちょっと…
ネームプレートに重きを置きすぎじゃありません…?

ところで大五郎(仮)くん、早速お鼻にテンプレ通りにクリームをつけて食べるなんてお手柄ですよ。

じいちゃんにはお目当てのリュックをプレゼントしてもらい
「今から修学旅行が楽しみ♡」
とホクホクの娘。
修学旅行、約一年後ですけどね。フライングが凄いですが、それまで大事に使ってください。

そして今年もデッキー役の佐藤せつじさんから娘にバースデープレゼントが届きました!!
なんと!!トランシーバー!!
ありがとうございます!!しかも大五郎(仮)の分まで!!
この日は姉が主役な日ということで若干大人しかった大五郎(仮)、今日イチのテンションに!!

「ジョーデッキー!!」
デッキー!!ありがとうございました!!

さて、そんなスポットライトを焦げるほど浴びた誕生日だったと思いますが、いかがでしたか?
改めて娘、10歳おめでとう!!大きくなったね。色々お手伝いしてくれてありがとう。弟の面倒を見てくれてありがとう。貴方が色々頑張っていることを分かっていながら色々口うるさく言ってごめんね。でも10年後の貴方のため、これからも口うるさく言い続けると思います。とりま、まずは朝、「脱いだパジャマは畳め。」と言い続けます。
これからもよろしくね、娘。

12月28日、それは娘にとって正月よりも夏休みよりもクリスマスよりも何よりも一年で最も重要な日、そして私にとって一年で最もプレッシャーのかかる日、そう、この日は娘の誕生日
一週間前から
「ママ!12月28日は何の日でしょうか!!」
と言うプレッシャーのカウントダウンが始まる。
「えっと、娘の誕生日だよ!」
「正解!!さらに⤴︎?」
「え?さらに…?」
「もう!!その日は禰󠄀豆子の誕生日でもあるでしょうがっ!!
私は禰󠄀豆子と同じ誕生日でしょうが!!」

………………………。

昨年その事実を知ってから娘に漲る謎の自信…。娘さん、分かるよ、その気持ち。ママだって子供の頃、ポールマッカトニーと誕生日が同じだと分かった時、何故か謎の自信が漲ってきたもの。でも大人になって気付いたことがあるんだ。誕生日が同じってだけではポールさんのような曲は作れないんだって…。

それはそうと当日、緊急事態宣言が外れている今ならと、コロナ禍に入ってから一度も呼べずにいた父幸男を召喚しました。

「おー!!孫ぉ(娘)〜!大五郎(仮)〜!!久しぶりだなぁ!!」
とダンボールいっぱいに入った幸男ファームの収穫物を抱え、民謡で鍛えたご自慢の声量で参上する父。

「じぃちゃん!!久しぶりー!!」
と、実家に行った時も予定が合わずだった娘にとって約2年振りのじいちゃんとの再会を喜ぶ娘。
「おおー!!孫ぉー!!久しぶりだなぁ!!何年振りだ?」
「えっとね、」
「何歳になるんだっけか?」
「え?えっとね、」
「10歳になんだよな!!早ぇなぁ!もう10年経つのかぁー!久しぶりだなぁ!!」
「……うん!!!」
あの娘にすら付け入る隙を与えない相変わらず小林家最強の父、幸男。
ところで最後の方、生まれてからの年数と会ってない年数が若干混在してます。

お土産はまだダンボールもうひとつ分ありました。
実家でやたらと勧められたリステインが4本。
殺菌力の嵐。

そう言えば実家の洗面台の至る所にこの「殺菌力」のシールがアマビエ様的なご利益があるのかなと思うくらいに貼ってあったなぁ…。
参照↓
「由美子!!これ!!これはノンアルコールだからよぉ!孫(娘)に使わせてやってくれ。大丈夫だ!ノンアルコールだから!!あ、でもまだ大五郎(仮)はダメだぞ?孫(娘)なら、大丈夫だ!!ノンアルコールだからな!!ノンアルコール!!」
…ノンアルコールへ信頼がエグい…。
そして圧倒的デジャブ感…。
しつこいようですが、参照↓

更に謎の神訓。
父曰く、
「こないだツーリングで行った先でその神社に寄ったんだよ。バイクの神社なんだと。いい言葉だからもらってきたんだよ。孫(娘)にやろうと思って。」

ほうほう、この神訓、まるでお父さんの人生のようですね。
ところでバイクの神社ってなに?

「わぁ!!じいちゃん、ありがとう!!」
と早速自分の部屋に張り出す娘。
我が娘ながら「いい奴だな。」と思いました。

さて、久しぶりの父の登場に思わず話が逸れてしまいましたが、今日のメインはです。

という訳で娘の誕生日スタートです。

娘に
「誕生日は何でも好きなもの作るから言って。」
とリクエストしたら
「じゃあ、鰤しゃぶが食べたい。
というのでこの日の夕飯は早速幸男ファームで採れた新鮮な白菜とネギを使って鰤しゃぶと刺身(主にマグロとサーモン。あと主に私にご褒美ウニ。)を並べました。
おおよそ10歳の女の子の誕生日パーティとは思えない、映え?何それ美味しいの?な渋さ。

「いただきます!!」

この日、父はひたすら幸男ファームの現状を語り、娘は
「明日は私の誕生日ぃ〜!今日が9歳最後の日ぃ〜!!明日は私の、誕生日っ!!」
と私に底知れぬプレッシャーをかけ続け、
大五郎(仮)は
「おれはぁ〜⤴︎誰だぁ!!誰なんだぁ⤴︎?お前はぁ⤴︎誰だぁ!!
誰なんだぁ!!」
というどこか哀しい謎の歌と謎のダンスで謎のアピールをしていました。

それぞれがそれぞれに楽しむこの光景を見てふと、あの方の名セリフが浮かんできました。
「俺か、俺以外か。」
そう、ここにいるのは
「誕生日の者か、誕生日ではない者か。」
こうして楽しい前夜祭は幕を閉じ、それぞれ眠りにつきました。

明日28日はいよいよ本番です。

続く。

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