月別アーカイブ / 2021年10月

さて、一通り幸男ファームツアーも終え、その帰り際、いつもお世話になっているお隣のお家にご挨拶。いつものように迷いなくインターホンを連打する父にマスク越しでも分かるニコニコ笑顔で出てきてくださるHさん。そして大五郎(仮)にお土産を持たせてくださいました。
その中身を見るなり、
「やったぁ!!くず切り、大五郎(仮)大好き💕」
と飛び跳ねる大五郎(仮)。
何を隠そうくず切りは大五郎(仮)の大好物。
「ありがとぅごじゃます!!」
とお礼をちゃんと言えた息子に感心したのも束の間、
「早く帰って食べよ?じゃあね!!さようなら!!」
とくず切りを抱えてさっさと退散しようとする大五郎(仮)。
うぉい💢
首根っこを捕まえて引き戻し、ゲンキンにも程がある、と改めてお礼を言うとその横で父が
「そうだぞ、大五郎(仮)。そりゃ、冷やして食べた方がうまいんだから、そんなに急いだってしょうがねぇだろう。」
……お父さん……そうじゃない。
そんな失礼にも関わらず、終始ニコニコ笑顔でその様子を見守ってくださったHさんに、これからも何卒何卒父をよろしくお願いします。とほとんど祈願に近い形で頭を下げてその場を後にしました。

さて、ようやく家での一息。

大五郎(仮)は何故かこの父愛用の竹枕がいたく気に入った様でずっと抱きしめていました。
…………かたくない?

更に父が何やら懐かしいおもちゃを持ってきました。
あー、これよくファミレスのレジ前にあるやつだぁ…。

そろそろ帰りの時間。

「じいちゃん!!また来るからね!それまで畑、お願いね!」
と約束の指切りをする父と大五郎(仮)。

大五郎(仮)、いつのまにか幸男ファームの共同経営者になっていました。
別れる寸前まで我慢していた大五郎(仮)でしたが、じいちゃんが見えなくなってからの帰りの車の中、
「じいちゃぁぁぁあんん!!」
と大号泣。そして
「畑ぇ…畑、もっといたかったよぉぉぉお。」
と共同経営者としてはやはり畑も心配だったようです。
 
今度はこの日、別の用事が入ってしまっていたので来れなかった娘も一緒にまだまだコロナ禍で油断は出来ません、しませんが、しっかり感染防止対策をしてまた来ようね!!
終。

お付き合いいただきありがとうございました…!!

「よし、じゃあ、畑行くか!!」

息つく暇もなく父の畑ツアー開始です。

「重くなったなぁー。」
と息子大五郎(仮)をおんぶする父。
「じいちゃん!!あれ何!?」
「あ?ありゃあ…なんだろなぁ…。なんかの虫かなぁ。」
「みかんじゃない?」
「みかんかぁ…?虫じゃねえか?」
「みかんだよぉ。」
「虫だろ。」
あんたら、何見て言ってんの?
結局何を見ていたのか分からずじまいでした…。

幸男ファーム到着。
実家に行く度に拡大の一途を辿る父、幸男ファーム。
↑これはごく一部の大根100本。
……趣味でやってるんですよね…?

大根について熱く語る父をよそに大五郎(仮)は今コスモスが気になって仕方がない。
「じいちゃん!!あれ何!?」
「おぉ、ありゃあコスモスだよ。どっからか種が風に飛ばされて来て、勝手に生えるんだよ。そこら辺に生えてるコスモスは皆勝手に生えてきたやつだよ。」

へぇ…。
どちらかと言うとコスモスに繊細でか弱いイメージを持っていましたが、意外にもど根性の持ち主で驚きました。

「こーゆーのは、かぁちゃんとこに持っていくんだよ。」

そう言えば、お母さん、コスモス好きだったなぁ。
「ママ!!はい、コレ!!」
え?そのコスモスくれるの!?嬉しいっ…💕

「え?違う違う。大五郎(仮)の頭につけて?」
……………あ、はい。
そんなこったろうと思ってましたよ。
よく似合ってますよ。頭にコスモス。

ところで、実家の近所にある原っぱには大きな木があって、その中にはこのような謎の祠?があります。
この岩が何で出来てるのかよく分からないのですが、なにやらここに登ると富士山からのパワーを貰えるとか貰えないとか…。
子供の頃はよくここに登って遊んでいました。

大五郎(仮)も初登頂。
…なんだろう…キジムナー感が凄い…。

近くに落ちてた花を拾って昔よくやってた花パラシュート。下の種をゆっくり切れないように剥がしてくのがコツなんですが、これが中々難しい(^◇^;)


続く…。

久しぶりのお墓参りになってしまったことを詫びながら、今だけ突然霊力に目覚めて、お母さんに会えたりしないかな、と全集中の呼吸で目を凝らしてみましたが、今回も会えずじまいでした。
ところが隣で手を合わせる大五郎(仮)が
「ママ!!ばぁちゃん笑ってるよ!!」
と突然言い出し、びっくり。
もしかしたら会いにきてくれたのかも知れません。
お母さん、孫達も私達も元気にやっとります。

さて、実家に向かうと家の前で父が待っておりました。車から降りるなり始まる父の今期のネギ講習。15分ほどの講習でしたが、とにかく伝わったのは「いやぁ、ここんとこ雨ばっかだったからよぉ、あんまいい苗が売ってなかったんだよなぁ。」という事でした。

そろそろ家に上がってもいいでしょうか?
お墓もそうでしたが、家の中もいつ行っても綺麗に片付いており、感心します。
そして謎も相変わらず多かったです。

謎①
脱衣所に置かれた壊れたラジカセと大型冷凍庫。
父曰く「風呂から上がったらすぐにアイスが食べられるじゃねぇか!!」とのこと。返答に困る私をよそに「じぃちゃん!!あったま天才!!」と父に羨望の眼差しを向ける息子大五郎(仮)。
…………………………。

謎②
洗面台の至る所に貼ってある謎のリステインシール。
父曰く「殺菌力は大事だからな!!特に今の時代は!!」


すみません………
ちょっと何言ってるか分からない…。
いや、言ってることはごもっともなんだけど、
これ貼ってると殺菌力が身につくってこと??アマビエ様シール的な?
でもこれ、シールっていうか、リステインに貼ってあるカバーを剥がしたやつだよね?
????
当惑が止まらない私をよそに「じぃちゃん!!あったま天才!!」と更に父へのリスペクトが止まらない息子大五郎(仮)。
そんな大五郎(仮)に気を良くした父は
「よし!!じゃあ、これやる!!ノンアルコールだから大丈夫だ!!歯は大事だからな!!あー、でも大五郎(仮)まだ使えないな。孫娘は大丈夫だ!」
お父さん、あ、ありが……
「ノンアルコールだから。大五郎(仮)はまだダメだ。孫娘に使ってやってくれ。大丈夫だ。
ノンアルコールだから。
ノンアルコールだから!!」
うん、もうわかりました。

父は更にこの後10回ほどノンアルコールである事を念押し続けました。

謎③
多すぎるブラシ…。
父の髪はいつもキマッています。

謎④
巨大な「新鮮野菜」の旗。 
何故家の中に………。

謎⑤
謎の格言カレンダー。
いや、いい事言ってるんだけど、このカレンダーを選ぶあたり、74歳にして大分ストイック。続く。

↑このページのトップへ