僕と情報リテラシー論
先日、Twitterでこんなツイートを見かけた。
ん?昨日拡散されてたツイートの添付画像がいつのものか分かりませんが、昨日クルーズ船は来てないし、当面は全部キャンセルの見込みです。
— 高島宗一郎 (@so_takashima) January 29, 2020
2月2日と3日に入港しますが、今沖縄にいる船が調整でお客を乗せずに乗務員のみで入港するものです。
災害時同様、必要以上に不安を煽る情報に注意しましょう。 pic.twitter.com/qtkolXNk72
これは、コロナウイルスに関連した福岡市長のツイートだ。
実は、市長が引用しているツイートはタチの悪いフェイクニュースである。
僕はこのフェイクニュースがフェイクだということを知らされるまで、これがフェイクだとは気が付かなかった。
しかも、遠い土地だからとどこか他人事で、僕は簡単にこれをリツイートした。
これでは数年前の ライオンが逃げ出した というフェイクニュースと同じだと思った。
現在、コロナウイルスにより真偽の分からないツイートがいつも以上に溢れかえっている。
僕らはこんなフェイクニュースに踊らされるばかりではいけない。けれど、ニュースの真偽を見極めることはとても難しい。真偽を確かめるのが遅すぎても、真実の情報を手に入れるのに遅れると取り返しのつかないことになるかもしれない。
真偽を見極めることは、本当に難しい。
簡単に情報発信のできるTwitterのようなツールが存在する限り、こんな嘘は絶え間なく生み出されるのだろう。
だから、せめて、僕と僕の周りくらいは嘘から守りたい。
情報リテラシー論を受講して、そんな意識は前より格段に強くなった。
講師、横田秀珠先生のブログ