「月刊田村心」 2019/9/29 21:30 こんばんは!マネージャーです。明日9月30日(月)の21:00~「月刊 田村心」#5の放送となります。明日は1時間半の公式生放送です。また、皆様からの今更メールを引き続き募集しております。募集詳細等、ブロマガをご覧下さい。明日の放送をお楽しみに! #5 今更メールを大募集!:月刊田村心 ブロマガ こんばんは!マネージャーです。 9月30日の第5 回放送にむけて、心くん・ゲストの 有澤樟太郎さんにトークしてほしい”今... ch.nicovideo.jp
高知 2019/9/29 20:00 田村心です!9月は少し落ち着いていたので時間を見つけて高知に行ってきました!!!皆さんの予想結構当たっていましたね。笑陸奥守吉行をやらせていただくことが決まった時から必ず行かなくてはと思っていました。ずっと行きたかった高知。ずっと行けていなかった高知。やっとです。浩基さんと薫が一緒に来てくれました。年下の薫と自分が計画性なさすぎて浩基さんがいなかったらこの旅成り立たなかったです。笑感謝です。まず桂浜行きましたよ。陣くんと同じ場所探したいなぁと思っていたらまず着いた場所が偶然そこでした。自然とこの先に何があるんだろうと思わされる景色で龍馬もここに立ち何を思い何を考えたんだろうと思いを馳せていました。そのあと坂本龍馬記念館に行きました。最後に龍馬の側にあった刀とは違う陸奥守吉行(同じ刀工の作)が所蔵されているとのことで楽しみでしたが自分が行った時は開放していないエリアがあり見ることができませんでした...残念。京都でも見ることができなかったのでいつかどこかで。撮影スポットにあった刀は撮りました。帰り際にシェイクハンドぜよ!!!めっちゃ笑顔。笑念願の坂本龍馬像でも記念撮影。あとははりまや橋行ったりカツオ食べたり龍馬のお部屋お邪魔したり短い時間でしたが楽しくすごせました。なにより人が温かい。みんな笑顔で接してくれて自然と優しい気持ちになれるんです。高知みたいに皆の優しさ、温かさが連鎖するようになればいいのになぁなんて思い龍馬はここで育ったんだなと感じることができる空気感でした。龍馬のように優しく、おおらかな人間になりたいものです。そして歌合に向けて龍馬からしゃんとしい!!!!と言われている気分になる旅でした。しゃんとします。また行きたいです。今度はゆっくりと。よさこい祭もいつか生でみたいなぁ!!!!ブログを書いて写真を見返していて気づいたんですけどシェイクハンド像も坂本龍馬像も近くに「心」という漢字がある...なんだか運命感じちゃいます。この3人で高知以外の場所も行ったのでまたお話しますね。またにゃ!!!!!
Sleep No More 2019/9/28 18:43 田村心です!!今日はついに話します!最近のブログで言っていたNYの話を!!NYで1番衝撃的だった演劇体験の話を!!ただめちゃくちゃ長いです!自分でも驚くくらい長くなってしまった!お時間ある時に読んでください。笑NYに行く前にNYに行くなら絶対に見てきたほうが良い!と数人から言われた作品「Sleep No More」です!ネタバレも含んでしまっているので観劇しに行く予定のある方ネタバレを見たくない方お気をつけください。この作品普通の舞台じゃないんです。まずステージと客席という概念がないんです。イマーシブシアターと呼ばれる手法の観客没入型、体験型の舞台で最近日本でもこの手法の作品が上演されているのでとても気になっていました。舞台となるのは本物の廃ホテル。その中をいろんな部屋でキャストさんが同時進行でお芝居をしています。なので自分の好きなキャストさん、キャラクターを選んで追いかけながらお芝居を見ます。だから「観客没入型」「観客体験型」舞台と呼ばれているんです。どゆこと??って感じですよね。自分も初めて聞いた時にそうなりました。観劇した上で普通の舞台で例えるなら...舞台を見ていて舞台上から袖にはけていくキャラクターがいるじゃないですか。そのキャラクターは舞台上にはいなくても舞台上と同じように時間が流れていてそのキャラクターの物語を生きているわけじゃないですか。そんなはけていくキャラクターのことが気になったり、今なにしているんだろう?と思ったことありません?もしも自分が気になったキャラクターを自分の座席から立ち上がって追いかけて見に行けたらめちゃくちゃ楽しいと思いません?それができちゃうというかそれをしなくてはいけない観劇方法なんです!それを本物の廃ホテルの中でできるんです!なので観劇というかもう冒険です。大冒険!!!そのホテルの中をお客さんは配られる仮面を全員着用して観劇します。これがなかなか不気味。中に入ると仮面をつけているかつけていないかでキャストなのかお客さんなのか見分けがつくんです。そしていくつかルールがあります。仮面を外してはいけない喋ってはいけないなどが主なルールです。お客さんも話せないのですがキャストさんもセリフがありません。ノンバーバルの作品で動きや、ダンスで感情や物語を表現しているので誰でも楽しめる作品です。それを自分の好きなところから好きな距離で見ていいんです。普通だったら人に近づくことや、お芝居を近すぎる距離で見るというのは抵抗が生まれそうですが仮面をつけているお客さんは「アノニマス(見えざる者)」として扱われるんです。分かりやすく言うと透明人間。だから抵抗が生まれそうですがそれができちゃうんです。時にキャストさんの腕や、衣装が当たるくらいスレスレの距離でお芝居やパフォーマンスを見れるんです。汗とか水とか血糊とか平気でかかってくるんです。(自分はこの3種類全部かかった!笑)概要はこんな感じです。(うーん...文章で伝わっているのかな...と心配ですが続けますね。笑)舞台となる廃ホテルに到着した瞬間から知らない地周りが自分とは違う言語廃ホテルという環境でなにが起こるのかわからないドキドキワクワクが止まらなかったです。高揚感と緊張と怖さの入り混ざった感じたことのない感覚でした。中に入ると最初の道はほぼ真っ暗で手探りで進む状態でした。少し進み最初に着いた部屋はバー?でした。そこにお客さんが集まっていて実際に飲み物を頼んで飲んだりできます。しばらくすると番号を呼ばれてバーに来る前に受付で引いたトランプの番号順に次の部屋に入っていきます。そこで例の仮面を渡されて注意事項を受けてエレベーターに乗せられて「スリープノーモア」の世界が始まります。そこからは本当にすごかった!!!!!どんな言葉にしてもあの興奮は伝えられないけど、誰かに伝えたいという気持ちがすごい。まず感じたのが仮面の力。だんだん自分が空気になるような透明人間になるような、なっていく感覚。それが経験したことのない心地よさ。仮面の力もあって映画の世界に飛び込んだような、そんな気持ちになります。そしてその世界を自分の自由に、行きたいところにいき、見たい人を、物を見れる。それが「スリープノーモア」のすごいところ。数分で「あ、この世界にずっといたい...」と思っていました。しばらくたって自分の存在についてなんて考える事もなくなり目の前の世界に完全に入り込んだ頃に急にキャストさんと目があったり手を握られて話しかけられたりなにかを要求されたり物を渡されたり手を取られて部屋に連れていかれて2人きりになったりするのでドキドキが止まらない。映画を見ていたら映画の中の人が急に自分の前に飛び出してきたみたいな感覚。その感覚になれるのは世界観の作り込みもすごいから。1つ1つの部屋や小道具が映画のセット並みにとても細かく作り込まれているんです。照明や温度、匂いまでも行く場所によって違うんです。引き出しは全部開けられるし開けても中まで細かく作り込まれていて小道具でびっしり。置いてある飲み物も飲んでいいらしいです。自分はキャンディもらって帰ってきました。笑本当にその世界の中で生きることができるんです。そしてそんな世界で気になるキャストさんを追いかけているといろんな選択を瞬間瞬間で強いられるんです。その選択によってやっと見えてきた世界観が全く分からなくなったり、追っていたキャストさんを見失ったりするから三時間ずっと緊張の糸が切れない...数時間経ってこの作品の仕組みに気づいた時に鳥肌が立ちました。いろんな考察が頭を駆け巡りこの場所にいない方がいい逆にいた方がいいあのキャストさんを追いかけた方がいい逆に追いかけない方がいいと自分の中でも色んな選択肢が生まれてきます。 壮大なエンディングを見てその場を離れていくキャストさんをまた追いかけているつもりがまだその世界にいるつもりがいつのまにか現実に戻っている演出もすごかった。追いかけているはずだったキャストさんはいつのまにか消えて気づいたら1番最初のバーに辿り着き仮面を外したお客さんが周りにたくさんいる。自分も仮面を外した瞬間にふっと我に返る感覚もたまらなかった...仮面を外した時に汗がたくさん流れてきて汗をかいていることに気づかなかったことに気づきました。気づいたら夢から覚めているそんな演出なんです。一体どんなお稽古をしているんだろうどれだけの小道具を始まる前にセットしているんだろう自分が宿泊しているホテルに戻ってからもずっと「スリープノーモア」のことを考えてしまい頭から離れなかったです。一回じゃ謎が多すぎるしわからないこともありすぎてなんならストーリーも正直全く理解できていないし自分が追いかけたキャラクターも誰なのか分からない。ただ単に「すごい演劇体験をした」という感覚だけが残っていてホテルで調べれば調べるほど「もう一度見たい...」という気持ちになりました。なので違う日にもう一度行ってしまいました。笑2回目でも全てが新しい発見でこれは中毒性が高い...と思いました。何度行っても全てを見尽くすことはできないと思います。そのくらい見ることが多い作品です。2回目でパンフレットも買ってしまった。どハマり。笑2回目で点と点が線になっていくことがありすぎてそれが楽しすぎて観劇しながらニヤニヤしていました。1回目で張り巡らされた伏線がどんどん回収されていくような感覚。2回目で色んなことが見えました。ストーリーも関係性も世界観も。そして!まさかの!!もう一度行ってしまいました!!!笑「虜になる」ってこういう感覚なんだろうなと思っています。3回目は21時〜00時という時間帯で参加したんですけどまずそこが新鮮でした。日本じゃこんな時間ないですもんね。21時なんて舞台見終わって帰る時間ですよ。笑その時間に始まる舞台...廃ホテルの不気味さが増す時間帯でした。そして3回目が1番満足できる体験をできました!前述したキャストさんから話しかけられたり、物をもらったり、部屋に連れて行かれたりする体験。これは1on1と呼ばれる体験らしくキャストさんに選ばれないと体験できないレアな体験なんです。その1on1が3時間中5回ありました!!幸運すぎる!!3回話しかけられて1回部屋に連れて行かれて物をもらい最後にキャストさんに手を握られて出口までエスコートされるという体験をできました。部屋に連れて行かれた時はキャストさんが部屋に鍵をかけるんです!!!なので他のお客さんは部屋の外に取り残されます。窓もないので外から中を見ることもできません。 本当に密室で自分とキャストさん2人だけの世界ですごいことが起こって一生忘れられない思い出になりました。感動した...忘れられなくて未だに毎日思い出しちゃいます。これは話したいけど選ばれた特別感あるし自分だけの秘密にしておきたい感があります。笑この1on1。キャストによって違う体験ができるらしくそりゃリピーターも増えるわけですよ。自分も他の1on1も体験してみたい...ってなってますもん。3回目はさらに色んなことが見えてきてより深くこの作品を理解し楽しめた感覚があります。追いかけるキャストさんそして少しの運次第で見えるもの、感じること、楽しさそして作品の印象が人それぞれ全く違うものになる作品だと思います。普通の舞台とは違って全てのお客さんに平等な作品ではないけどほかでは経験できない自由さがある作品でした。一緒に行った人とは高確率で別行動になるんですけど終わった後にそれぞれが見たキャスト、見た部屋、考察などを話す時間も楽しかった...3回行っても人から話を聞いているとそんな人いるの?!!!そんな部屋あるの!!???ってなるのでまた行きたくなっちゃいます。だってホテルの中なのに普通の部屋だけじゃなくて森とかお墓とか病棟とかあるらしいですよ?!どうなってんだ...三回行ってもあの時自分が何階にいたのかあれが地上なのか地下だったのか何人のキャストがいたのか何部屋あったのかとか全く理解できていなんですよ?すごくないですか?新しい演劇をつきつけられ演劇の可能性を感じました。圧倒的な表現力複雑かつ緻密な構成衝撃的な体験演劇って人をこんなにもワクワクどきどきさせられる物なんだと改めて感じました。貴重な経験です。言葉がない分目線、まばたき、指先の動き全てに意味があってどんな些細なお芝居も見逃したくなかったです。そんな細かいお芝居をどんな至近距離で見ていても隙が全くなかったのが本当にすごかったです。ニューヨークでとてつもないエンターテインメントに触れることができました。未だにふと時間ができた時や寝る前に色々思い出してしまいます。まさに「sleep no more」気になった方調べてみてください。眠れないぜ!!!!!#sleepnomore