東京NSCの一期生として卒業した僕らが、
最初に舞台に立ったのは
今は閉館してしまってもう無い銀座7丁目劇場。

僕らが東京NSCを卒業した当初は、
すぐにデビューが出来るわけではなく、
まずは黒の上下のジャージを着て、
お客さんの前に立ち
1分ネタ1回
2分ネタ1回
3分ネタで8回
連続で1位にならないとデビュー出来ませんでした。

NSCを卒業したての
素人に毛の生えたような生まれたて芸人の品川庄司は、毎日ネタを作って毎日稽古をして、ストレートで勝ち上がり晴れてデビュー。
好調なスタートをきりました。

一方、1年先輩のダイノジは、
勝ち負けを繰り返して1年かけてデビューを果たした苦労人。

バリバリにいきがっていた品川庄司と言うより、
品川祐を見てダイノジは面白くなかったのだと思う。

僕らが意気揚揚と劇場の廊下を歩いていると、
先輩に『ストレートで勝ち上がったらしいね。凄いね』
と声をかけていただいた。

ストレートに嬉しかった。

しかし、

その先輩の横に居たダイノジの大谷さんが、

『東京NSC一期生ですから、出番多いんですよ。優遇されてんですよね〜』

と言いやがった。

はい。嫌い‼️

大嫌い‼️

決定いたしました。

いつかぶっ飛ばす。

当時の僕はまだこんな感じ。

めちゃくちゃイタイ

それ以来、銀座7丁目劇場で、

品川庄司とダイノジはライバルとして何度も何度もネタで戦わされました。

当時の僕と大谷さんは何度も喧嘩をして、
本当に仲が悪かった。
本当に嫌いだった。
(ごめん🙏大谷さん今はそんなことないです。ちょっと悪役として書かせてね💚)

でも、
大地さんはその頃から
いじられ愛されキャラ
僕も大好きでいじっていた。

2年後、銀座7丁目劇場は閉館。

最後の日、大谷さん大地さんそして僕の3人で
劇場の客席で、酒を呑みました。

ベロベロに酔いました。

僕はいつものように大地さんをいじっていました。

すると大谷さんが

『おい。大地。品川は後輩だぞ。後輩にいじられてヘラヘラしてんじゃねえよ』

と言いやがった。

はい。キレた‼️

めちゃくちゃにキレた‼️

僕は

『てめえ。人が楽しく呑んでんのに水さしてんじゃねえよ。てめえはチェイサーか』

と叫び。酒瓶を逆手に持って殴りかかる勢いで立ち上がった。

すると大地さん。

すかさず、僕の両肩をつかみ

必死に『やめろ。品川』

と言って止めに入る。

しかし僕はその勢いのまま

大地さんの鼻めがけて頭突きを喰らわせる。

大地さんは鼻血を噴き出す。

ヤンキー漫画ではありません。

芸人の喧嘩で頭突きです。

異常です。

大地さんは僕の肩に置いた手に力を込めて
鼻血を流しながら

『ヒロシ‼️クールになれよ』

と叫びました。

えっヒロシ?

呼ばれたことないんだけど、

僕は笑ってしまった。

キレていたのに笑った。

ヒロシって‼️
クールになれよって‼️

ふっと舞台を見ると

大谷さんは『俺が悪かったよ〜』

と言いながら全裸になってしょんべんをしている。

カオス‼️

それから24年が経ちました。

今でも大好きな大地さん。
なんとか好きになれた大谷さんw

ダイノジさんとは仲良くさせてもらっています。

そんな大地さん。

同じ歳49歳の先輩。

僕が演出をする池袋ウエストゲートパークのキャストとして参加している。

若いキャストたちが、
池袋のカラーギャングになりきるために
毎日毎日稽古をする中、
おじさん刑事役として、
べっとりした汗を流している。

僕は初めての舞台演出。
なんとしても成功させたい。
若い子たちに
『もっと気持ちで演じて、自分の中にある怒りとか願望とか台詞に乗せて、気持ちを表面に出して』
と必死に訴えかける。

大地さんも若い子に交ざってうなづいている。

その直後

大地さんが

『出世してえ〜』

と叫ぶシーンで事件は起こった。

僕の言葉が刺さったのか?

緊迫したムードの中

『出世してえ』

と叫ばないといけないところで

『売れてぇ〜』

と叫んだんだのだ。

噛んだとか間違えたとか、

そういうレベルではなく、

しっかりはっきりと『売れてえ〜』と叫んだのだ。

いや

気持ち込めろと言ったけど、
込めすぎだからっ‼️

49歳の『売れてえ〜』

は面白すぎる。

稽古場は大爆笑。

一気に和やかなムードになりました。

僕も初めての舞台演出で気負っていたと思う。

少し殺気のようなものをまとっていたと思う。

そんな僕を見て大地さんは

『ヒロシ、クールになれよ』

と言ってる気がして

銀座7丁目劇場時代の埃をかぶった昔話を思い出しました。

そんな大地さんもおじさん刑事役として登場する舞台
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稽古をしつつも夜中にゲームしてるよ💚
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そしてプロモーションも頑張るぜ✌️
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映画リスタート

はもともとクラウドファンディングで予算を集めて、
みなさんの支援によって撮った映画です。

僕にとっては人生初のクラウドファンディング

集まるか不安だった。

そんな中、

ブラックマヨネーズの小杉さん
シャンプーハットのてつじさん
キングコングの西野
東京ダイナマイトの松田
そして庄司

次々に芸人の先輩後輩が
お願いしたわけでもないのに、
クラウドファンディングに参加してくれた。

僕はその度に、

本当にありがたかった。

本人たちにはもちろん『ありがとう』と感謝の言葉を送り。

SNSでも、

言わせてもらった。

ところが・・・

1人すっかり忘れてたよ。

それは、

もちろんこの男


ダイノジ大地

すっかり忘れてた。

SNSで触れることもなく、

ありがとうの連絡も忘れていた。

全てが終わった時に気が付いて、

『ごめん🙏忘れてた』

と送ったら

『おかしいと思ったんだよ。Twitterでも全然触れないしさ。西野とか小杉さんは、それきっかけで映画出てるのに俺には声がかからないしさ〜』

とご立腹。

だからじゃないよ。

だから池袋ウエストゲートパークに呼んだわけじゃないよ。


だけど

『ありがとう‼️しなっち』

と、ご機嫌

そんな大池さんが


チケットを2枚買ってくれました。

優しいおじさん💚

しかも老眼鏡を首から下げるストラップまでプレゼントしてくれました。

ありがとうね。大地さん💚

スニーカー売ったのかしら?

スニーカーブルースね。


池袋ウエストゲートパーク
映画リスタート
品川家ゲーム実況

舞台池袋ウエストゲートパークの演出をすることになって、

#リスタート
#品川ヒロシ演出

最近は毎日昼から夜までは稽古。稽古。稽古。

2.5次元の舞台だけあって出演者は若いイケメンばかり

そんなピチピチの若者たち。

そんな中、ぶっちぎりでおじさんの49歳の品川ヒロシ

一緒にアクション練習で動いたけど、

石清水のように汗がツゥーっと流れる若者たちに対して、

俺の汗は、なんだかヌルっと流れるローションのようなジジイ汗。

それなのに、髪の毛の色はぶっちぎりで派手。

なんだか恥ずいよ。

休憩中に『なんで緑にしてんですか?』と聞かれて

『ゲーム実況でクロマキーの時に頭が消えたら面白いと思ってさ』

と答えると

『マジっすかぎゃっはっはっは』

と笑われて、頬を赤らめたよ。

ヤバいよ。

おじさん1人はやばいぜ。

仲間が必要だ。

大丈夫です。

もう1人、

とびきりのおじさんがいます。

ダイノジ大地


俺と同い年の49歳位。太っちょおじさん。

助かった~

脚本を離さないと読めない、おじさんっぷり。
(老眼)

しかも、セリフ量はぶっちぎりで少ないのに、ぶっちぎりで憶えられない、おじさんっぷり。

しかし、立ち稽古でしっかりと爆笑を取るあたりはナイスおじさん。

そんな僕の心の支えおおちさんが休憩中に

『ゲーム実況をやりたいんだよね』

と言ってきた。

『やればいいじゃないですか』
『もう、プレステ4は買ったんだよね』
『マジっすか?じゃあ、カメラは買いましたか?』
『カメラが必要なの?』
『顔出すなら必要ですね』
『マジか。買わないといけないの?』
『そりゃそうでしょ。顔を出したいならカメラ買わないと』
『また、スニーカー売らないとダメじゃん』
『えっ?』
『スニーカー売らないとカメラ買えないよ』
『いや、そんなお金に困ってないでしょ』
『俺、小遣いせいだからさ。スニーカー売らないと何も出来ないよ~』

哀愁・・・

趣味で集めているスニーカーを売らないと、
カメラが買えなくて、ゲーム配信が出来ないなんて

めちゃくちゃ哀愁漂ってんなっ。

スニーカーぶる~すだ。

そんな大地さんがTwitterで僕が手売りしていることを知って、

『チケット2枚売ってよ』

と言ってくれた。

優しいおじさんじゃねえかっ。

大好きおおちさん💚

スニーカーを売ったお金でチケット買ってくれたんじゃねえのか?と思うと泣けてくる。

ありがとう、大地さん💚

品川ヒロシ演出
舞台池袋ウエストゲートパーク💚
品川ヒロシ脚本監督
映画リスタート💚
品川家ゲーム実況💚

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