本日2月26日は桑田佳祐氏の誕生日との事♫
サザンオールスターズのデビューは今でも鮮明に覚えている。ザ・ベストテンの「今週のスポットライト」コーナーだ。
メッチャ早いメロディ、何を言ってるか分からない歌詞、ジョギングスタイルの衣装、どれを取っても嫌でも印象に残ったw
その後、日本で知らない人はいない程のミュージシャンになるとはそのとき誰も想像できなかったと思う。
実は僕も「また一発屋が出てきたなw」と子供ながらに当時思っていた。自分の見る目の無さに我ながら情けない思いでイッパイですw
桑田佳祐と並んで日本の音楽シーンを変革したのが佐野元春だと僕は思っている(敬称略します😅)
桑田に負けない程の早口な歌詞とメロディなど当時の音楽シーンや世間に与えたインパクトは絶大だったと思う。
ただ、桑田は知らない人がいない程のミュージシャンになった一方で、元春については「名前は聞いた事あるけど詳しくは知らない」みたいな反応が多い気がする😅
いわゆる「メジャー感」に差異があるのだ。これは何故か?
佐野元春というミュージシャンがメジャーになり過ぎないように元春自身がコントロールしていた気がする。サブカルチャーぐらいのほうが格好いいと元春が思っていたかどうかは分からないけど🤔
元春が日本の音楽シーンに与えた影響として「知的さ」も挙げられると思う。
それまでの日本の音楽シーンでは「ロックは不良の音楽」「革ジャンで荒々しく歌う」みたいなイメージが強かったんだよね。
元春はそういったイメージを一新した。ネクタイにスーツでステージに立ち、インタビューでも「ちょっと何言ってるか分かんないw」ような難しい事を話していた(当時の子供にとってねw
そういった点が当時少年だった僕を含む若者の心を捉えたのだ。桑田佳祐とは違った視点や角度で。
こうした事は元春が意図したものかは分からないが、結果的に桑田とは違った方向性で元春をメジャーに押し上げる。
ただ、桑田はテレビにバンバン出て「誰でも知ってる存在」になった一方で、元春は「一部の洋楽ファンを含む音楽通なら知ってる存在」になったのだ。
この「戦略」が奏功し、元春は「音楽に敏感なティーンエイジャー」の支持を得る。桑田が「日本の多くの層」から支持を得たのとは対象的に。
どちらがイイとかではないけど結果的に2人とも「売れた」のだ。
それから時は経ち2022年、この両者は「時代遅れのロックンロールバンド」で共演を果たす。当時を知る者にとってはまさに奇跡である。
この奇跡のバンドについては、また日を改めて♫お腹空いた😅
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