寒暖差の激しいこの季節、

見えない疲労が蓄積しやすい時期でもあります。

くれぐれも体調にはお気をつけてお越しください。


今回も引き続き、

『「運力」も、知力や体力と同じように鍛えられる』

のお話をしていきます。




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『経営の神様が面接で必ずしていた質問「あなたは、運がいいと思いますか?」』



某電器会社の創業者で、

昭和の大実業家M氏の「運」に関する逸話を聞きました。


その実業家M氏は、採用面接で必ず聞く質問があったそうです。

その質問とは「あなたは、運がいいと思いますか?」

というもの。


なぜ、そんなことを聞いていたのかというと、

それが、とても深い話だったのです。


自分は運がいいと思うか?

これに、どう答えた人が採用になったでしょうか。

「はい」と答えた人でした。


その理由は、

運のいい人を採用すると、社運も引き上げられるから?

いいえ、そんな底の浅い話ではないのです。

それとも、ポジティブマインドの人を採用したいから?

そうとも言えますが、本当の理由はもっと深い話です。


『運がいい』と思っている人は、

『自分の努力だけでやってきた』というおごりがなく、

『人や時の運に恵まれてきた』という感謝の念があるから。

言い換えれば『おかげさま』をわかっているという点で、

M氏は高く評価していたのだそう。


「自分は運がいい」と思っている時点で、

その人は人に感謝をしつつ、

謙虚に一生懸命、仕事に取り組むであろう。

そして、自分の成果もまた「恵まれていた」「運がよかった」と、

とらえるから、会社や社会に恩返しをしようとするだろう。


M氏は、「自分が運がいいとおもうか?」という質問によって、

相手の価値観を見抜いていたというわけです。


謙虚に一生懸命取り組んでいるか。

どこかで自分の能力を過信して、おごってはいないか。


運力に欠かせない『前向きさ』『謙虚さ』の有無が、

この質問で一目瞭然になります。


たとえば、長く一緒にやっていく人が、

はたして『人への感謝』を忘れずに、

謙虚に一生懸命がんばるタイプか、

それとも『すべて自分の努力のおかげ』と考えていて、

あなたが失敗したら「お前の努力が足りない」と責めるタイプか。


ともに運力を鍛え、ともに幸せな人生を歩んでいくために、

ぜひとも見極めておきたいところです。

折に触れ自問自答するのはもちろん、

仕事や人生のパートナーになりそうな人に、

聞いてみるのもいいかもしれません。


逆に大成功している人に、

「じぶんは本当に運がなくて、ここまで来ました」

なんて言われたら、嫌味に感じてしまいますね。(笑)



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ついつい自分の能力を過信してしまいがちですが、

人への感謝の念と、

謙虚に一生懸命努力をするということを忘れずに。



次回は、

『神様に「お礼」はしていますか?』

をご紹介します。