7月も終わってしまいますね。

今週はようやく天気もよくなり、

とても暑くなってきました。


怪談が似合う季節でも

ありますし、怖い話で

ぜひ涼んでいってください。





今回も引き続き、

『ボロ旅館でおこなわれた肝試し~その2~』

の話をしていきます。





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『ボロ旅館でおこなわれた肝試し~その2~』





もう20年くらい前、

ロケで泊まったボロ旅館で

芸人Aさんが体験したお話。



一緒に泊まっていた

若手芸人たちと盛り上がり、

肝試しをすることになりました。



その場で決めたルールは、

まず、ひとりが一階の保健室に紙を置き、

そして、ひとりずつ保健室に行って、

自分の名前を紙に書いていき、

最後のひとりが紙を持ち帰るというもの。



そのルールで肝試しをしたところ、

みんなギャーギャー怖がりつつも、

そこは芸人なので、名前の書き方で

笑いを取りにいく流れになりました。


なんだかんだで最後のひとりが

無事に持ち帰った紙を見返すと、

紙の隅にちいさーく書かれた名前に

「読めねぇよ!」、

震える字で書かれた名前には

「どんだけ怖いんだよ!」

などとツッコミをいれて、

ある種の大喜利のように

盛り上がったそうです。



その中で一番ウケたのが、

紙の裏に書いてあった普通の名前です。


誰も知らない、そこにいる人たちには

まったく関係のない名前が書いてあって

みんなで「だれだよこれ!」なんて

大爆笑しつつ、眠りについたそうです。




翌朝になって、旅館の女将さんに

「ありがとうございました。

昨晩はお騒がせしました。」

と例の紙を見せたところ、

そこに書かれた名前を見て、

女将さんの顔が瞬時に変わりました。



「裏の名前は、どなたが書いたの?」



そう聞かれて考えてみると、

実はだれも書いていない名前です。


みんな、他の芸人が書いたと

思い込んでいました。


すると女将がこう言ったそうです。






「これ、殺されたうちの主人の名前です」






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有名なスポットでなくとも、

心霊現象は起きてしまうもの。


みなさんも、夏の肝試しの際は

肝を冷やしすぎないように

気を付けてくださいね。



次回は、

『死者からの恩返し』