今月も早いもので

もう半分が過ぎました。


暑かったり、

じめじめした日が続きますが

明るく過ごして、

鬱屈した空気を吹き払いましょう。



今回は前回に引き続き、

『人形からの抗議!?~その2~』

のお話をしていきます。





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『人形からの抗議!?~その2~』






術式のしめくくりとして

人形を燃やして供養しているとき。


火をつけたら、不意に人形が

破裂してしまいました。


そして、中に詰めてあったお米が

バチバチバチッと飛び跳ねて、

僕の顔面に直撃したんです。



あげく、その夜から、

その部屋では奇妙な物音が

聞こえるようになりました。


後輩はすぐに引っ越したのですが、

人形にも後輩にも悪いことを

してしまいましたね…。



しばらくは懲りていたんですが、

数年前にまた番組の収録で

「ひとりかくれんぼ」を

やることになったんです。


しかも、心霊スポットでやろう

という企画でした。


こういう職業の人間として、

断るわけにはいかないでしょう。


術式をしっかり確認して、

間違いがないように臨んだのです。



やはり、そこでも奇妙なことが起きました。


術式自体は、順調に進んでいたんでしょう。

意外にも機材の故障は起きなかったし、

霊みたいなものが写りこむことも

ありませんでした。


でも、最後に僕が人形を見つけて、

固定カメラの前に持ってこようとしたときです。


「捕まえた人形はこちらです!」


と人形を掲げた瞬間、カメラの首が

カクン! …と落ちてしまったんです。


カメラさん曰く、


「しっかり固定したカメラが

勝手に下を向くなんてことはあり得ない。

もしもネジが緩んでしまったのであれば、

徐々に下を向くはずだ」


とのことなんですが……。



もしやこれは


「見つかった(負けた)瞬間なんて

見られたくないから、そこを映すな!」


という、人形の抗議だったのかもしれません。




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怖い目にもあいますが、

「ひとりかくれんぼ」はそれだけ、

効果がある降霊術なんですね。




次回は

『人形はセルフ厄除け!?』