動力無しで 何故落ちてこない?不思議に思ったことありませんか?
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・鷹 サシバ!
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 この鷹は渡り鳥です 羽ばたくことなく サーマル(熱気泡)を利用して輪を描きながら高高度まで上昇し 滑空して目的の方向へ長距離を飛行します!この繰り返しをして遙か彼方まで渡って行きます
 群をなしてサーマルをとらえるので鷹の柱(鷹柱)のように見えます 何とも効率的な飛び方です !!
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            鷹 柱
      小さい点がタカです!
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 サーマルだけでなく 季節風や斜面上昇風なども利用しています!
 サーマルとは 太陽光により地上で局所的に暖められた空気が気泡のようになって上空へ上ってゆくもので この中で環をかいて滑空していれば サーマルと共に高高度まで到達出来ます!!
 グライダーをやる方は よくご存知ですよね!? 
 蜂を主食としている あのハチクマ(鷹)も日本から東南アジア方面へ渡りをしているそうです
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    蜂の巣を襲うハチクマ
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 羽ばたかず 大気のエネルギーを利用して長距離を飛行するこの技は 効率よく低燃費で素晴らしいですね!!
 人もこれを真似て飛んでいるのです!!猿真似かもしれませんが 翼を持たない人が空を飛行してしまうことも素晴らしいことですね!鳥のように自由には飛べませんが… 
 滑空とは 動力を使わず位置エネルギーを揚力に変換して飛行することです!!
 簡単に言うと 動力が無いので飛びながら落ちてゆくこと だから上昇すること(機首上げ)は出来ません!したがって 自分だけで離陸は出来ないので ウインチや他の動力付の飛行機に引いて(曳航)もらいます!
 滑空機は熱気泡 斜面上昇風などのエネルギーを使って上昇するので これらを上手く捕らえていれば 動力無しでも落ちてこないのです! つまり 落ちてゆく速さよりも速く 周りの空気が上昇していれば 落ちながら高く登って行けるのです!
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 熱気泡や斜面上昇風などは 風ですから見ることが出来ません!どこに有るのかわからないですね?
 そこで 地形や上空の雲 地上の状況を観てそれらを推測し 最終的には体感で探し出します! 経験がものを言う難しい飛行です!! 
 風を体感するとは言っても グライダーの場合はコックピットに乗っているので難しいですね 機体(特に主翼先端)の動きで感じとるだけです!
 ハンググライダーやパラグライダーは直接体で風を直感できますから グライダーよりはまだ風を感じられます でも これらは 体重移動や主翼の傾きだけで動きを制御するだけですから 機敏な動きは出来ません!!
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      ハンググライダー
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 鳥は翼や尾羽でも微妙に風を読めますし
翼や尾羽の形を思うがままに変形でき 微妙な制御が出来ますから最高の飛翔が出来る訳ですね!
 人が空を飛べても 飛ぶ為に進化した動物にはかないません!!  人が生きてゆく為に飛ぶことが必須であったなら とうの昔に両腕が翼になっていたことでしょう!! 
 人間は 異常に発達した素晴らしい脳と優れた言葉によって考え 他の動物にない器用な手先で物を作ることによって 飛んでいるのです!!
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      着陸時の減速
  スポイラー(ブレーキ)が主翼上に…
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     オオミズナギドリ
     小笠原諸島 御蔵島
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 着陸時のブレーキといえば オオミズナギドリは 減速が不十分なため着陸は何かにぶつかって着地するようです!離陸時もカギズメを使って木によじ登り 高い位置から滑空しないと離陸出来ないようです 
 コンドルも地上で獲物や水を飲んで 体重が増すと 飛び立てなくなってしまうそうです!これらは 翼が長すぎて地上からでは羽ばたきずらいからです!!グライダーの曳航と同じですね!?
 コンドルは渡り鳥ではないですが オオミズナギドリは渡りをするようです!サシバなどの渡りをする猛禽とは違って 細く長い翼は 上昇風よりも通常の風のエネルギーを使って飛ぶためでしょう 速さを得て 滑空比を上げるために細く長く薄い翼となっているようです そのためスピードが速すぎて 着陸が上手くない(?)のですね!(地形の影響あり)
 グライダーの翼は このミズナギドリの形に似ています ですからなんと速いときで 時速500[km/h]程の速さで滑空できるのです 最新のリニアモーターカーと同じ速さです!!



   Akira Washew! 19111642-05