月別アーカイブ / 2017年07月

ある意味見習いたい 宮本 武蔵・・・

出会い
 吉川英治 原作の小説 宮本武蔵 との初めて出会いは冊子ではなく テレビの映像でした 確か 小学校中学年の頃だと記憶しています 父がテレビで見ていたのを 横で一緒になって何となく見ていたのですが 子ども心に この人 凄い! と思ったのです
 宮本武蔵は 映画やテレビドラマで いろんな制作者 俳優 によって放映されていましたので それ以来題名に 宮本武蔵 とあれば大体のものは 見てきました
 私は 活字を読むのはあまり好まなかったので どちらかといえば テレビっ子 したがって 冊子の宮本武蔵を読んだのは 中学生の頃でした
Screenshot_2017-06-30-14-25-47-01.jpeg       宮本 武蔵
   中村 錦之助(萬屋 錦之介)
         (ろず んのすけ)
概  要
 宮本武蔵は あまりにも有名な人物なので 皆さんもご存じですよね ですから 詳細はさておき あらすじをお話します
 若い頃の武蔵は 気性が荒く野性的 教養も知識も無く 外観はずば抜けて背が高く がっしりとした まるで野生動物のような人でした
 このような人が 初恋をし 恋は剣の修行の妨げ と自己に言い聞かせながら 剣をとおして 野獣から人間に成長し 同時に剣豪となってゆく そんな過程を 実在した人物を基に 吉川英治が描いた作品です!
Screenshot_2017-06-30-14-33-40-01.jpeg       武蔵 と お通
      中村 錦之助  入江 若菜
 映画やテレビドラマで 数多くの作品がありますが それぞれ視点とするところが異なり 各々興味深く描かれています
 その中でも 私が一番心に残っているのは 東映製作 内田 吐夢 監督 主演 萬屋 錦之介(当時 中村 錦之助)さんの宮本武蔵です
 この中で 武蔵が一人で多勢と闘った 一乗寺下がり松の決闘 シーンは 実際の決闘に酷似していて その残酷さに震え上がる思いがしました
 また そこから武蔵が悟ったことが とても自分にとって勉強になりました
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       一乗寺下がり松の決闘

学ぶところ
 ★人生の目標を持ち
      それに向かって突き進む
 武蔵は 白鷺城天守閣で学問を学んだ後 剣によって自己の向上と名声を高めることを人生の目標と決め 名だたる剣豪と次々と試合をし これに勝利して名声を高めていった
 この過程の中で 武蔵は その目的の為に試合に於いて 相手を傷つけ 或いは その命を奪っても良いものなのか? とひどく悩むのである
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 ★どんな理由があれ 人の命は大切!
というこを教えてくれる

 ★試合をする前には 
        相手を良く研究すること
 ★明らかに勝ち目のない試合はしない
 
 武蔵は 試合相手について その人の試合や稽古を見たり その人物についての話を聞いたりして 相手をよく研究していました 相手の弱点を探して勝利を得るためです
 また その結果 今の自分の技量では勝てないと思えば 決して試合を申し込まなかったのです
 これら二点のことは 武士として卑怯ではないか と言う人もいるでしょうが よく考えてみて下さい!剣の試合は命がけ 命は一つしかないのです 試合で負けたら目的は達成されないのです 自分の剣が上達し せめて相手と互角に闘えるようになってからでも 遅くはないのですよ!
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       中村 錦之助
 ★野獣が学問によって人間に
 若い頃は野獣のように 山野を駆け回り山野のものを食べて 暴れ回っていた武蔵(たけぞう)が 白鷺城天守閣に 閉じ込められ 書物から知識を得ることによって 人として向上し 人間になって城から出てきたという話から 人は勉強をする事によって向上できることを 再確認しました

 ★我以外 皆 我が師なり
 これは 小説の中で 武蔵が言っている名言で 剣は全てのものに通じ 全てのものは剣に通じることを見い出し 僧侶 絵師 おいらん(花魁) に至るまであらゆる人を師と思い 己の向上の為に その人達からいろいろなことを学んだのです
 花魁から教えられたこの事が 心に残っています
 ★いつも 張り詰めていてはいけない
          時には 緩めること
 武蔵が 郭(くるわ)へ行ったとき 花魁に言われたのです
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 「あなたを観ていると いつも張り詰めていて 隙がない そんなことでは いつかキレてしまいますよ この琵琶(楽器)だって 弦を張りっぱなしにしておけば きれてしまう 使わない時は 緩めておくものなのですよ」
と・・・
 例えば あまり仕事にばかり熱中しすぎると 自分がダメになってしまう 適度に息抜きをしなさい と云うことです!
 自分がダメになってしまうということは 雇い主側も損失が大なのです 社員教育に お金と時間をかけているし 代わりの者を探して 再教育をしなければならないからです!

 ★神仏は 敬いて頼らず
 これも 宮本武蔵の名言ですが れから 決闘に行く際 武蔵は神頼みをしようとしますが そこで思い留まります
 神様に頼んでみても 結局は自分の実力と どう真剣に闘うか が勝敗を分けることになるのだから 
 神頼みはよそう そのことによって安心し 心に隙ができてはいけない 己のみが頼りである
ということに気づいたのです!
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       巌流島の決闘

 ★空いている手を有効に 両手を使う
 宮本武蔵と言えば 二刀流が有名ですね!これは 考えて編み出したものではなく 大勢を相手に決闘をした時 気が付いたら自然に 二刀を同時に使っていたのです 彼は大柄で 腕の力もありましたからそれが出来たのでしょう!重い真剣を 片腕で扱うことは 一般には難しいですよね
 多人数で 同時に襲ってくるわけですから また 日本刀とはいえ 使っていれば切れなくなってくるでしょうから 自然に小刀も使ったのでしょう!
 また 二刀を使えば 手の注意を一刀に引きつけ もう一刀を視界から外しておいて その刀で不意打ちが出来るわけす なんと 多勢と闘うには良くできた剣術ではないですか!
 確かに 普段 道具を使うとき 利き手だけを使うことが多いと思いますが 私は 時間短縮 効率アップのため 出来るだけ両手を使うようにしています
 例えば ドライバーでネジを回す時 
     鎌で草を刈る時
     ハサミで 植木を剪定する時 
               などなど
 普段使わない側の手を使うことは そこを制御する脳の部位を 発達させ 活性化することができて とても良いと思います
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 ★細い道へ誘い込む
 兵法(ひょうほう)としてですが 多勢と闘う場合 自分の周りを取り囲まれると 多人数で同時に また 後ろから攻められたりしますので どんなに剣が達つ人でも 勝ち目は無いでしょう!
 宮本武蔵は 多勢と相対した一乗寺の決闘で 決して一カ所に留まらず 常に動いて相手をあぜ道に誘い込み 縦列の形にして 自分を追ってくる先頭の者と 常に 1対1で闘ったのです
 このような 兵法が役に立っては困りますが 現代でも1対多勢で闘うことが無いとは言えませんね!
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 ★恋までも捨てる意志の強さ
 初恋の人 お通さんとは互いに好きあっていましたが 人生の目標を定めた後 武蔵は己の真の思いとはうらはらに お通さんから逃げて行きます
 それは これから剣の修行をする身である自分にとって恋は最大の敵 また 厳しい修行にお通さんを連れ回すわけにはいかないと思ったからです
 人生の目標の為には 恋までも捨てる この意志の強さを学びました

 ★相反する間違った人生の歩み
 幼なじみの又八は 武蔵とは真逆な人生を歩んで行きます 人生の目的を持たず 女におぼれた生を歩んでゆく様が描かれています そんな間違いだらけの どうしようもない人生を私に教えてくれました!
 他にも まだまだ さん学んだことは有りました!
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まとめ
 私が 宮本武蔵を我が師とした訳は 剣豪であるからではなく 剣を学び その剣を通じて 自身の向上 を目指した尊敬に値する人物であるからです!
 宮本武蔵から学んだこれらのことは 現代社会にも これから未来に向かっても 十分通じるところがあり 役立つと思います!
 戦国の世の武将の野望を学ぶことも良いことですが その前に まず 己を人間として 社会人として高めてゆくことを学んでは 如何でしょうか!?
 私の場合は この宮本武蔵に出会ったことによって 人生に大きな影響を受けました やはり 人は出来るだけ早い時期に 我が師と仰ぐ人に巡り逢えると 自分の納得のいった人生を歩めるような気がします!
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 ところで 180度視点を変えて考えてみると武蔵よりも 又八の人生の方が良かったのかもしれません?
 武蔵は 恋も捨て 人を殺め 辛い思いをして己の名声 栄達は得たものの 仕官の誘いも自ら断り 人生の殆どが自己との闘いであり 何も楽しむことが出来なかったではないか!?
 その点 又八の人生は 出世はしなかったものの いい思いをし 結婚をして子にも恵まれ 家族の幸せを感じることも出来たはずです!
 こちらの方が いい人生なのかも!
 あなたなら どちらの人生を
           とりますか?
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原作 のすすめ
 吉川英治さんの宮本武蔵は長編小説であるため これを映像化すると長時間になってしまいます この為 部分的に抜き出して制作されていますから 話の流れが繋がらない また 場面の描写も 原作とは違ったイメージになっています
 原作を読むことは 場面の繊細な描写をしている活字を読むことによって その場面を頭の中で イメージして映像に変換してゆきますから 読者なりの真の宮本武蔵がみえてきます
 編小説を破するのは大変ですが 是非 原作を読むことをお勧めします!

追00)ここでは ほぼ架空の人物を 我が師としていることを 書きましたが 身近な実在人物の我が師は 私の今は無き父です
    父の背中を観て育ち いつの間にか 理想の父親 人間像 はその人になっていました!

追01)
 この宮本武蔵は 吉川英治さんの小説ですから 実在の人物そのものではないと想います!つくられた部分もあると思われますが きっと吉川さんの中の理想の人物を描いたものでしょう!? 小説の中の人物であるからこそ 理想に近い人なのでしょうね!

追)02
 宮本武蔵は 晩年 己の死を悟り 自ら洞窟にこもり エンディングノートともいえる 「五輪の書」を書き記し 享年64歳で亡くなったそうです!
 この輪の」の署名には 「宮本」の姓を名のらず 父 無二斎の姓「新免」を名のり 「新免 武蔵」と署したそうです!
 その訳は 武蔵は子供の頃 武士である父から 人間として 武士として非常に厳しく教育され 育てられ それ以後ずっと父を憎んでいたとのこと しかし 自分も晩年を迎え その父の本当の思いがようやく解り 尊敬に至ったからだそうです!
親の恩ですね!!




               17072314-6 Akira Washew




Le Tour de Franceいよいよ始まりました!
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期     間 ;7月 1日~23日
コース国 ;ドイツ フランス 
      ベルギー 
全走行距離;約3,500km
最高標高 ;約2,600m Stage17
ステージ数;21
放  送 ;NHK BS1 深夜 00:50
        Daily ツールドフランス
      スポーツ専門チャンネル 
                など

 今回は フランスの五つの山脈をコースに組み込んでいるようです 山岳コースは 見物ですよ!
 マイヨジョーヌは 誰の手に!
 宜しければ ご覧ください!

日本に於いて
 サイクルロードレースが Majorなポーツになり このような壮大なレースが開催されることを期待します!

マイヨジョーヌ;maillot jaune 個人総合
       優勝者が着る黄色ジャージ


    170702GG-08   Akira Washew 号外

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