眠気はないのだという
意識が遠のくだけ
闇さえも気付かないという
夢など見るはずもない
長い間そのままだ
気付いた時は目覚の時
見たことのない風景
短い一生
一日か、一ヶ月か…一年かもしれない
そしてまた眠る
闇を知ることのない眠り
何百年、何千年、何万年…
孤独との戦い
それだけだと語る人もいる
幾つもの景色を見る度に
アーリア層だけが活動する
それが輪廻と転生の物語
断片的な記憶さえ
この物語には必要がない
あるのは
アーリア層に記憶された
宇宙の記憶と記録だけ…
あぁ、眠れません。
寝たいのに…
おやすみなさい、と嘘ついちゃいました。
でと今度こそ
オヤスミナサーイ✯*・☪:.。
∥ ∧∞∧∥
∥ (๑・ ・๑)つ
 ̄ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄ 世恩