そろそろこの議題について取り上げておいた方がいいのかもしれない。そう、LINEスタンプについてである。思い返せばこれまで、Eメール、Cメール、ショートメール、他にも数えきれないほどのメールたちを我々は使ってきたわけだが、プライベートでの交流にメールを使う機会というのは、いつの間にかほとんどなくなってしまった。スマホが主流になり、どんな流れだったかもはや覚えてもいないが、気づけばみんなLINEを使うようになっていた。
 


そこで出てきたのが、LINEスタンプという文化である。ちょっとした感情を伝える時とか、言葉にならない何かを伝えたい時とか、使いどころは人それぞれだと思うが、とにかくLINEを使っている人は、何かしらのスタンプを使ったことがあると思う。
 


初めこそ初期設定で入っていたLINE公式キャラクターのやつを使っていればよかったものの、慣れてくるにつれみんなそれぞれの使いたいスタンプをダウンロードして使うようになった。親しい友人とやりとりする際のそれは気楽なものでとても楽しいのだが、少し距離のある相手だと、私みたいな人間はなんのスタンプを使っていいのやら途端にわからなくなってしまう。良くも悪くも、「なるほどそういう感じのが好きなのね」と、送ったスタンプのイメージがそのままついてしまうような気がして、ちょっと悩んでしまうのだ。



そういう時こそLINE公式キャラクターのやつを使えばいいのかもしれないが、ちょっとそれは安パイに行きすぎている気もする。となると、どうしたものか。何も気にしなくていいのなら、でん六豆公式キャラクターのでんちゃんか、オランダせんべい公式キャラクターのオランダちゃんを使いたい。だって好きだから。おいしいし。

でもそういう企業キャラクターというのは、みんながみんな知っているとは限らない。ともすれば、「これってなんですか?」というツッコミを待っていると思われてしまう可能性だってある。それは非常に不本意なので、パッと見てなんとなくわかる、だけどほどよく自分の趣味も伝わる、ちょうどいいスタンプはないだろうかと常々考えていた。

そして私が長年の研究を経て辿り着いた答えが、「世界名作劇場」のLINEスタンプである。「世界名作劇場とはなんぞや」という人は、とりあえず今すぐにググってください。あなたの人生はその瞬間から間違いなく豊かになります。いやほんとこれ、マジだから。

というくらいに、大前提として私は「世界名作劇場」がとても好きだ。小さい頃は兄と二人で夢中になって見たものである。まあでもその話をすると長くなるので置いておくとして、「世界名作劇場」のスタンプの何がいいって、まず、見たらその絵面ですぐに「世界名作劇場シリーズのなにかだ」、とわかるところである。これは強い。

ちなみに私が使っているのは「アルプスの少女ハイジ」と「赤毛のアン」のスタンプなのだが、それに関しては使い勝手もかなりいい。というのも、主人公がさまざまな経験をしながら成長していくというのが話の主軸にあるため、表情やシーンのバリエーションが多く、どんな状況にもちょうどよくハマる喜怒哀楽のスタンプが揃っているのである。
 


その他にも「フランダースの犬」のパトラッシュや「あらいぐまラスカル」のラスカルなどがLINEスタンプになっているのだが、あれはまだ心の何かが邪魔をしてダウンロードできずにきる。なんというか完全にスタンプ仕様のポップな仕上がりになっていて、作品中にはないキャラクター要素が上乗せされてしまっているのが、ちょっと私には違和感なのだ。アニメver.が好きすぎるっていうだけの話なんですけどね。ハイジとか赤毛のアンみたいなもうちょぴっと大人向けのスタンプがあったら、私間違いなく鬼課金しますので、関係者の方何卒よろしくお願いいたします。


と、なんか無駄に長くなってしまったが、要するに何が言いたいかって、LINEスタンプって意外とむずかしいよねって話。あと「世界名作劇場」はとにかく最高ってこと。(急に雑でごめん、トイレ行きたくなってきた)
 


で、なんでそもそもこんな話をしたかというと、もはや今の10代、あるいは20代前半くらいの子たちなんかは、LINEの交換もあまりしないらしいのだ。少なくとも私はそう聞いた。なんでもS N Sのダイレクトメッセージで基本的にやりとりするらしく、連絡先を交換する=「メルアド教えて」でも「LINE教えて」でもなく、「アカウント教えて」になるらしい。ひょえ〜〜。