コーラが好きだ。本当だったらレコーディングもライブのステージドリンクもコーラにしたいくらいだ。でも悲しきかな、炭酸を飲むと人というのはおゲップちゃんが出る生き物である。せっかくものすごくいい歌を歌えていても、途中でおゲップちゃんが出てきてしまったら元も子もない。マイクを通したら奇跡的にボイスパーカッションとベースを同時に出したような音になるかもしれないとか時々思うが、その発見よりもP Aさんやお客さんに嫌な顔をされるリスクの方がはるかに大きいので、多分一生やらない。
 
まあおゲップちゃん問題のことは置いといて、炭酸を飲むと喉が開く気がする。シュワシュワで刺激されてガッと喉が起きるような、そんな感覚になる。糖分を摂取することで頭も覚醒しそうだし、一時コーラにハマり過ぎていた時は、寝起き一発目でコーラを飲んで目を覚ましたりしていた。あとはとにかくもう、あのジャンクさと身体にあんまりよくなさそう感がいい。幾つになってもちょっといけないことをしている気分になれて、なんだか楽しい。とにかく私はコーラが大好きなのだ。そんなわけで今日もペプシ・コーラを飲んでいたのだが、ふと思い出したことがある。
 

みなさん、ペプシマンを覚えているだろうか。というかご存知だろうか。

 
マッチョで、目鼻口のないのっぺらぼうで(口だけたまに出てくる)、顔も身体も基本的には銀色で、身体は半分だけ青だったり真ん中だけ赤だったり、ペプシマン・レモンの時はレモン色のニット帽を首元までかぶっていたりするアイツ。ほぼ裸にニット帽、普通にヤベエヤツなアイツ。「ペプシマーーーーーーン♪」というテーマソングに合わせて、手を縦にしながら全速力で走ってくるアイツ。これだけ聞くと、知らない人からしたら何それ怖いって感じだろう。でもググってみてほしい、ペプシマンで。なんだか不思議な魅力があるのだ。
 
一時はペプシコーラがこのキャラクターを結構推していて、C Mなんかにも登場していた。そしてなぜか私はこのキャラが大好きで、フィギュア付きボトルキャップをせっせと集めていた時期もあった。なんであんなに好きだったんだろう。自分でも今更気になったので、ペプシマンについて少し調べてみることにした。すると、どうやらこんな設定があったらしい。(以下、あくまでもウィキペディアからの引用です)
 
 
弱者を助ける正義のヒーローとして登場し、困った人を助ける為に主にペプシコーラを届けるなどの活躍を見せるが、弱点は「かっこよさが15秒以上続かないこと」で、それにちなむドジでマヌケな面があり、親しみやすいキャラクターとしてCMで表現された。このCMが人気を集め、シリーズ化された。
 
 
なるほど。あれだ、これは私が一番好きなタイプのキャラクターそのものだ。完全無欠のヒーローよりも、ちょっと抜けている人間味のある感じ。「かっこよさが15秒以上続かないこと」ということは、15秒尺のC Mだと最後に必ずマヌケなオチがあったんだろう。たしかになんかそんな感じだった気もする。いやあ、めちゃめちゃ愛らしいじゃないか。やっぱり好きだ、ペプシマン。

ちなみに「ペプシマン」で検索すると、関連検索ワードに「ペプシマン 消えた」「ペプシマン 現在」などが出てきた。完全に「あの人は今」状態。あたしゃ悲しいよ。いいヤツほど淘汰される世の中の傾向、よくない本当に。(何があった)
 
そういえば私が中学生くらいの頃って、ペプシマン以外にも飲み物に関するキャラクターが結構いて、生茶パンダ、Qoo、なっちゃん……(言ってもそんなもんか?)どれも好きだった。肝心の飲み物も好んで飲んでいた記憶がある。何ぶんキャラクターものにめっぽう弱いタイプなので、今思い返せば完全にそれに引っ張られていたのだろう。
 
でも、最近はあまりそういうキャラクターものって見ない気がする。流行りじゃないのだろうか。キャラクターなんか作らなくても、今はより効率の良いウェブプロモーションとかでなんとかなるから、作る必要もないのだろうか。うーん、夢と親しみやすさがあって好きなんだけどなあ。もし何か新しい飲料系キャラが登場したら、私は全力で応援するぞ!
 
あとペプシマンにはぜひ表舞台に戻ってきてほしい。なんとなく、ああいう肩の力の抜けたヒーローが必要だと思うんだ、今の時代には。

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ペプシマン・ゼロがいたらどんな感じになるのかも気になる。