昨晩遅く、ふと思い立ったので、冷蔵庫の中身を整理してみた。賞味期限の切れた缶ビールが二本出てきた。

ああそうか、ビールにも賞味期限があるのか、と思った。 

わたしはいつも大体、6缶セットを買って、1日1本、毎晩のご褒美に飲んでいた。だから、賞味期限を過ぎるなんてことは今までなかったのだ。

しかし、最近はめっきりお酒の量が減った。というか、一人ではほとんど飲まなくなった。

理由は単純である。気の合う友達ができたのだ。

一人でお酒なんか飲まなくたって、どうでもいいことを話せる友達ができたのだ。誰かに話したいことが、実は山ほどあったのだ。

今思えば、これまでは空白から逃げるために毎晩ビールを飲んでいたのだと思う。怖かったのだ。自分のところだけ時間が止まっているような感覚がして、怖かったのだ。

一日一日が地続きではなくて、その日に何もなければ、もう一生何もないんじゃないかと、一人、勝手にぼんやりとした不安みたいなのに苛まれていた。

でも、今は大丈夫だ。一人で思い出し笑いをしたり、友達と次に遊ぶ時に何を食べに行くか調べたり、そういうなんてことないことで時間は幸せに過ぎていくものだと知った。
今日がだめでも、次にその子に笑って会えるように、よっしゃやってやろうではないかと思えたりするのだ。

そして、なかなか普段会えないほかの友達への感謝の気持ちや愛しさみたいなのも、あらためて思い出させてくれた。ありがとう。

もちろん、酒好きで集まって飲むのも最高だ。音楽で知り合って仲良くなった人たちは、みんな楽しい時間を共に過ごしてくれる。

いずれにしても、誰かと過ごす時間の有り難みみたいなものを、最近はよく感じ取れるようになった。そうなると、お酒もほど良いペースで、美味しくいただけるようになった。


しかし、事気になる人相手だと、ちょっとお酒を飲む意味が変わってくる。
赤面してたらどうしようと思うから、お酒で隠さねばと思うし、何を話していいかわからないから、とりあえず饒舌になるように、ついつい頼ってしまう。結果、ボロが出るか取り繕いすぎるかで、大失敗である。そうなってくると一人ヤケ酒である。人生、そうすべてが上手くはいかないものである。



今日は以上である。オチはない。
そもそも昼間に話すような内容ではない。
急に恥ずかしくなってきた。


いやはや、やはりブログを書くにはビール1本くらい必要なのかもしれない。