月別アーカイブ / 2017年01月

ゲームを全クリ(全部クリア、完全制覇)したことがないのである。

いわゆるRPGと言われる類のものは、決まって途中で飽きてしまう。

はじめてやったゲームはポケモン(ゲームボーイ版)だった。
たしかに楽しかったのだが、いわゆる形式上のゲームクリアで満足してしまった。裏技でミュウをゲットするとか、ポケモン図鑑をコンプリートするとか、そういうのは友達に見せてもらえればそれで良かった。

次にやったのは、シルバニアファミリーのゲーム(ゲームボーイカラー版)だった。
ただのゲームボーイは白黒画面だったが、その次に発売されたゲームボーイカラーは、その名の通りゲーム画面がカラーに進化したものだった。カラーならば白黒よりも鮮やかで飽きにくいだろうし、何しろ大好きなシルバニアファミリーのゲームである。私は胸を躍らせた。

しかしこのゲームの内容というのが、「シルバニア村がある日突然色を失って、白黒の世界になってしまった」ところからはじまるのである。


いや、


…カラーの意味。


村中のお花に色をつけて行くことで少しずつ画面にも色がついて行くのだが、じれったくて途中でやめてしまった。そんな私が花と言う名前なのだから皮肉なものである。

次にやったのは中学生くらいの頃、テイルズシリーズの何かだった。これは結構夢中になってやった。
しかし、何しろラスボスが強かった。本来であれば、どこかでレベル上げをしてから臨まなければならないのだが、そこに楽しさを見出せなかった私は、実力的には到底かなわないラスボスを相手に、

「とにかく逃げながら一本ずつ弓矢を打ち込んで少しずつ攻撃を与える」

「あり金全部でポーションを爆買い」

というスポーツマンシップとは真逆の方法をとった。ちなみにこの弓矢が当たったところで、相手のHPはマジで2ミリくらいずつしか減らなかった。それでも、約3時間もの時間をかけて、一応倒すことには成功した。まさに逃げるは恥だが役に立つ、である。 

しかしラスボスを倒したとは言っても、未開拓のはたくさんあったし、キャラクターも全然出せていなかった。数種類あるエンディングも、一つだけしか出さずに終わった。他のはネットで適当に見れば良い…と思いながら、結局それさえもせぬまま、そのソフトはブックオフ行きとなった。

そもそも私はRPG向きの性格ではない。全クリしたいという思いよりも、めんどくさい」という思いの方が、どこかで上回ってしまうのである。そしてそいつが現れたらもう、最後なのである。

人生がゲームなのだとしたら、間違いなく私にとってのラスボスは、この「めんどくさい」なのだと思う。しかもこいつは厄介なことに、小まめにコツコツ戦っていないと、どんどんデカく強くなって行く性質がある。まずは今やれることからやって行かないと、あとあと大変なことになる。

そんなわけで、今日はこれからとりあえず、3駅ぶん歩いてみようと思う。途中で「これが私のポーション」などと言い訳して、ファミチキを買わないように気をつけよう。

頑張れ私、負けるな私。敵は強いぞ。









 




















 聞かれると困る質問がいくつかある。

厳密に言うとたくさんあるのだが、聞かれる頻度と、きちんと答えを持っていなければならないであろう度合いで言うと、

「あなたにとって音楽とは何ですか」

これになる。

都度都度それっぽいことを答えてきたのかもしれないが、納得して答えられた試しがない。最近ではあまりにもわからなすぎて、参考にと、テレビチャンピオンで優勝者が最後に何と言っていたかを検索したりする始末である。  


「人生です」
「自分そのものです」
「ずっとそばにあるものです」


美しい答えはたくさんある。そしてその全てに、なんとなく頷ける部分もある。しかし、なんかこう、なんかもっとこう、あるんじゃないかとずっと思ってきた。

そんな中、ようやく「おっ、これは」と思える答えを見つけた。



「うんこ」である。



食事中の方がいたら申し訳ない。こんなこと言う女嫌だなと思う方には合わせる顔もない。親も泣いているかもしれない。でも、割と本気で、大真面目にそう思ったのだ。

たくさん食べたらたくさん出るように、たくさんの経験や吸収をしたら、良い曲がたくさんできる。かと思えば、急にまったく出てこなくなる時もある。それでもなんとか出すために、あれこれ試して必死であがいたりする。そして良いものを出せた時には、自分に後光が差しているかのような晴れやかな気持ちになったりもする。その瞬間を知っているから、なんとか頑張れる。それは日常の中に当然にあって、毎日繰り返して行く。そういうものなのだ。うん、これは我ながら良い答えだと思う。

しかし、割とかっこよく答えなければならないであろうこの質問に、キリリとした顔で「うんこです」と答える勇気があるのか、それが問題である。


シーンで言うと、「プロフェッショナル」のラストで、スガシカオさんの曲が流れるところである。想像してみて欲しい。


テロップ:「関取花にとって音楽とは?」



関取:「…うんこです」 


(♪ ジャラララ〜ン…ぼくらは位置について〜…♪)



逆にありか、いや、なしなのか。正直自分でもよくわからない。


しかし、いつか堂々と胸を張ってそう答えられる日が来たなら、それは素晴らしいことだと思う。正確に言うと、大真面目に「うんこです」と答えても、「何こいつ…」とならないような人になれたのならば。


寒い日が続きますね。
みなさんもお腹、冷やさないようにね。








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