ポケモンは進化するんだけど
映画もどんどん進化しとります。
当初、夏公開だった
『劇場版ポケットモンスター ココ』
ジャングルの中でポケモンに育てられた
人間の男の子ココのルーツ探しと
世界を知る物語であります。
もっちろん、子供たちがターゲットになる映画作りなんだけど
まぁ、脚本がよく練られておりまして、親も泣くわ、大人も学ぶ
「規律とは」「差別とは」を織り込んで
見事なエンターテイメントにしておりました。
最近のディズニー映画では当たり前になってきた作り方で
善悪を学ぶお話じゃなく、多様性を受け入れることを
小さいうちから楽しみながらアニメーションで学ぶという感じ。
今回のポケモン ココ映画は、子育ての時に、何度も自分に言い聞かせた
頭ごなしに話さず、子供の話に耳を傾ける、というメッセージも
言葉が通じない人間とポケモンの交流の中で、あるエピソードとして
さりげなく盛り込まれておりました。
スゴイよ、ポケモン映画。
血の繋がりやら、種族の違いも関係ないぞ
ついでに、子供に考え、決めさせる環境を大人が作り出すんだ
ってことまで描いております。
うちは、夫くんと娘ちゃんの血が繋がってないから
なんだか他人事に思えず、更にボロ泣き。
親子で観る映画だからこそ
こうゆう脚本力があれば、大人から子供まで心に響く
忘れられない映画になっていく予感がします。
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